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(回答先: 国際法に照らして参戦国以外のなにものでありません − 頭ではなく心が腐っています − 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 19 日 18:25:53)
奇妙な問題ですので更に追求させて頂きます
あっしらさん。 詳細なレスありがとうございます。
今回の経過について、直感的に嫌な印象を持っています。
うなじの毛が逆立つ感覚がありますので、しつこく追求させて頂きます。
(交戦国の定義について)
(中立というのもなかなか厳しいもので、部隊を派遣するしないというレベルではなく、非中立国の部隊や軍事物資の通過を武力を持ってでも拒否しなければならないというものです。一方にそのようなことを認めた国家は、中立ではなくなり、戦争当事国の反対側から敵国としての扱いを受けることになります。)
今回、ベルギーがそういう対応をとったと記憶しています。
トルコが米国に抵抗したのも、あからさまに「交戦国」となることを恐れたために違いありません。
ここで思い出すのはベトナム戦争です。
国際法上、日本は交戦国だったと理解しています。
沖縄基地が米軍の戦略拠点でしたから、交戦国であることは明らかですね。
あまり憲法論議はしたくないんですが(話が広がりすぎるので)、9条に言う「国際紛争解決の手段としての軍事力」を放棄しながら、国内に米軍基地があるために、何か紛争があると必ず交戦国となる(しかも重要前線基地となる)。 これは奇怪な話だと思っています。
国民はベトナム戦争に参戦していたという認識はないんですよね。
(被占領国の政府が受け入れた占領支配であっても、それが戦争行為の継続であることは変わりません。)
やはりそれで良いですね。 当たり前だなあ。
(「イラク侵略戦争」のように、・・・・戦闘行為さえ継続している状況で相手国が占領支配を受け入れていない状況の戦争当事国の一方に民生だけを担当するとはいえ人員を派遣することは、戦争への参加(参戦)以外のなにものでもありません。)
法的には「降伏」していないのは明らかですね。
そもそも降伏の法的主体を「爆殺」しようとしていたんですから。
(デタラメ・嘘・姑息な説明を駆使して、国際法違反の愚劣な虐殺戦争を行なっている米英を支援し、さらには占領支配を通じて参戦までしようとしながら、国民には日本はイラク戦争とは無関係だと言い張っている日本政府は、最低の連中に支配されていると断言します。)
相変わらずキツイですねえ。
内閣法制局の議論ですと、「日本は交戦国ではない」という言い方で、「実際の戦闘行為に従事しなかった」と言いたいようです。
そして、今回の民生行政が軍事力行使からの一体性がないので、参戦行為とはいえないという議論です。
どう考えても奇怪な議論です。 私が一番危険を感じたのは、詭弁を堂々と主張するその姿です。
忙しい方がちょっと目を通したぐらいですと、「確かに軍事力行使してないんだし、民生だから良いか。 それに内閣法制局ってエライ人達が考えているだからなあ」と流すかもしれません。
思考を誘導しようと言う意思。
自国民を騙そうというこの詐騙の意思!
それが感じられたのです。
最低というのともちょっと違う何か?
どうしても派遣したいという意思ですね。
派遣による利益は何なんでしょうか?
商売ぐらいの話なら良いんですが(まあしょうがないか)、そう考えるのにも違和感があります。
日本商社、プラント業者は、今回は基本的に自分で乗り込む予定はないと思います。 せいぜい米国企業の下請けを狙っているというところでしょう(米国政府から発注を受けるのは無理と見ているはずです)。
石油販売はどうせ遠からず始まりますし、日本に売らない理由などありません。
ですから国内業者からせっつかされたとは思えません。
ご存じでしたらご教示下さい。