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(回答先: 膨大な「戦費負担」を正当化するため − 利益の追求ではなく負担の正当化 − 投稿者 あっしら 日時 2003 年 4 月 19 日 21:01:20)
ベトナム「戦争」は実質的には侵略戦争ですが、形式的には「内戦」ともいえないサイゴン政府による治安維持を口実としていました(臨時革命政府を承認していない)。ここでは、捕獲した者は俘虜でもなく、サイゴン政府が定める国内法に違反する犯罪者です。別の場所でも申し上げましたが、アメリカ側から「ゲリラ戦がジュネーブ条約違反」などという主張さえありません。そもそも戦争ではなく、国内法上の犯罪をタテマエとしたので、精査する必要はありますが、おそらく比喩的意味を除いて、アメリカ当局者は「war(戦争)」という言葉を避けていたと思います。
今回は、このようなタテマエを崩し、カイライ政権を作る手間も惜しんで参戦し、「war」という言葉を公然と使い、駐日米国大使館の翻訳でも「戦争」と翻訳して同HPに掲載する政治的意図(無神経?)に注目しております。