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私は今の賃金制度に不満があります。
それはまず、貧しき家に生を受けた者は、そのほとんどの者が多少の貯金が可能であっても、富める家に生を受けた者の富にはまず、追いつくことが不可能だと思えるからです。
私自身は中流家庭で育ち、食うのに困った事はありませんが、それさえ日本の現在に生を受けれた偶然であり、偶然に同じ時代に同時に人生のスタート地点に立っても、その時に持つ親によって、まったくスタート地点が違うのであり、お金が人生のすべてではありませんが、そこには本人の意思や責任は存在しない。
こういった問題は歴史的にも数々の議論等があったとは思いますが、この問題で人類はどのくらい進歩したのでしょうか?
競争が必要なのかどうかも私には答えが見つけられませんが、少なくとも競争するためのスタート地点が違いすぎるのです。
例えば、相続税の税率が大幅に引き上げられ、そのための脱税行為が厳しく罰せられれば少しは平等に近づけるのでしょうか?
それを妨げる力は大きすぎて跳ね除けることが出来ないのが現実なのでしょうか?
皆さんの考えはどういったものでしょうか?
現状でしょうがない、といった意見が多いいのでしょうか?
現実は、能力の無い者が莫大な賃金や退職金を手にしていたり、逆に若くて体力があるものほど、家賃を払ったらほとんど贅沢の出来ない賃金しか与えられていない!
今の仕組みでは長時間働き、つらい肉体労働者ほど職場が減りつつあり、賃金が少なく、言い換えれば、一番働いている人たちほど貧しく、デスクで電話相手に喋ったり、国会で居眠りしている人ほど、その労働に見合わない収入を得ているのです。
皆さんの意見をお待ちしています。