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(回答先: Re: 民営化しても労働強化以外に効率を上げることはできません 投稿者 あっしら 日時 2002 年 3 月 11 日 21:07:48)
あっしらさん、こんにちわ。
＞化学肥料や農薬の使用削減などで生産性が落ちている部分は好ましいことだと思っています。それで少々生産性が落ちても、未耕作農地が厖大にあるので、そこを利用すれば不足分は補えます。
稲作に市場原理を導入しましょう。政府の介入を少なくし、多く作りすぎれば値段が安くなり他作物への転換をします。
不作の場合は値段が高くなり稲作が多くなる。ただ米は基幹作物ですから安定して作付けするよう政府が考える。
＞農家の労働力が不足しているようなので、失業者対策として、農業従事者の拡大をはかるべきだと考えています。
これ以上、農業する人が多くなると作物の値段が安くなり見切りをつける人が多くなる。市場原理に任せましょう。
＞http://www.asyura.com/sora/dispute1/msg/119.html
ネットにつないだときに行くことにします。
＞ある割合の農家が「農業商人」になっていることは大問題だと考えています。
そのような意識が、自家用農産物は無農薬で栽培し、商品出荷分は農薬散布という歪んだ状況を生みだしています。
無農薬栽培は手間がかかります。ほとんど無害な農薬もあるから、それを広めるようにすれば良い。
＞日本は、食糧自給率を７０％までは高めるべきです。
稲作は１００％を超えています。市場原理に任せ、自給率上昇はほかの方法でやりましょう。
＞ですから、安全規制を強化すべきだと書いてきました。
農薬散布は、大半が、詐欺や不正ではなく「法的許容」に基づくもので、食品会社の詐欺や不正とは質的に異なるものです。
個人農家への規制は効果がすくないと思う。大会社への規制は効果あります。社会的制裁受けますから。
大会社に作ってもらったほうが規格にあったものを作ってもらえます。
＞いわゆるブランド米の価格がそれなりに抑えられているのは、基準（標準米）米価があるからです。
市場原理に任せればうまければ値段が高くなり、まずければ安くなる。
米価が政治介入で高くしてあるため米離れが進むのではないでしょうか。
＞もちろん、日本の米作農家を壊滅させても構わないという考え方に立って、輸入自由化を遂行すれば、安価なジャポニカ米が入ってきて、日本国内の米価が下がることは間違いありません。
米は外国の数倍の価格ですから、なるべく米を作らせないようにする必要があります。
米を安めにして有利な作物を作るようにもっていかなければなりません。
＞現在の各家庭の消費金額に占める米の購入金額はたかがしれています。そのような金額が１／３になるとしても、基礎的生存条件である食糧の供給が将来的に脅かされる愚策と引き替える価値はないと考えます。
米はもう少し安くしても自給率１００パーセントです。ほか作物をもっと奨励しましょう。
＞所得補償が行われるのは、想定されている所得が日本の勤労者の平均的所得＋再投資分に満たないときです。妥当な農法・設備投資・労働力で得られるであろう所得が、日本の勤労者の平均的所得＋再投資分に満たないときは、それを税金で補填するというものです。
政府が農家を温室のように育てれば育てるほど弱い農家が残り全体として弱くなります。
経営能力のない農家は農業会社のサラリーマンとなればよいのです。
優れた能力の農業会社が外国へも輸出できるようになります。世界へ進出できます。農業が有望産業になります。
＞日本全体の利益というのはどういうものなのかわかりません。
どういうものが日本全体の利益なのか具体的に示してもらえれば幸いです。
１人当たりの実質国民所得は購買力平価からすると世界の低い地位にある。
政府のやり方がまずくて無駄なところにばかり投資資金が行っているからです。
新潟県や島根県にばかり投資してもいけません。
日本全体にとって最も効果的なものに投資しなければなりません。
＞議会制民主制と議院内閣制である限り、国会議員及びそこから選出された内閣総理大臣が日本全体の利益を考える人とみなすしかありませんが．．．
総理は良い総理もありますが、省益、族益をそのまま通して日本全体の利益とする人があります。
派閥の順送りで大臣をころころ変えたり、金集めの上手なごろつき議員の言いなりになる総理もあります。
＞＞１府１２省庁に分かれている省庁を総理府だけにすればよいと思います。そうなれば
＞＞族議員は日本全体の利益を考えるようになる。
＞現在の「省庁別族議員」が、「総理府の担当部局別族議員」になるだけだと思います。
省庁別の委員会に分かれているのを分かれないようにすれば良いでしょう。日本全体のことを議員が考える。
＞独禁法を運用するのも政府です。マイクロソフトやデビアスのシェアの高さと、それを曖昧なかたちでしか規制しようとしない米国政権や各国政府の動きを見れば、独禁法のご都合主義がわかると思います。
世界を独占するくらいの有力な企業が育ったということで、その国にとっては喜ばしいことでしょう。
国連で独占の弊害をどうしたらよいか協議すればよい。
＞現在の国内航空運賃は、米国よりも日本のほうが安いのです。
それは知りませんでした。飛行距離が長いからではありませんか。競争すれば無駄は一切取り除かれることは事実です。
＞米国では、同じ飛行キロ数を飛ぶ航空運賃が、競争下にある主要幹線と一社独占のローカル的路線では４倍も５倍も違っています。そして、低収益路線は、便数削減や運行停止を行っています。
仕方ありません。４倍も５倍も高ければ他の航空会社が入りやすくすれば良いでしょう。
＞同じ勤務条件を適用するのであれば、“利益”が必要でない分、公でやったほうが“絶対に”安くなります。（公運営の場合は、組合との関係で同じ勤務条件が適用できないだけです）
公共事業は採算を考えないので採算が取れないこともやってしまう。その結果、最後に赤字になって税金の厄介になり国民が困るようになる。公務員たちは自分の懐が寂しくなるのではないので採算の取れないことも平気でやってしまう。
＞一定条件で民間に委託したからといっても、英国を見てもわかるように、サービスは悪化した上に採算が合わないといって泣きを入れるのです。
英国病から立ち直ったのは事実です。今、日本はイギリス以上に重態になっています。一番安くサービスの良い民間に委託しましょう。
＞その事業が公共的に必要なものであれば、受益者負担を増やすか、税金をさらに投入するかして、事業を続けてもらわなければなりません。
これ以上、負担を増やされては困ります。重態の日本を救うには多少サービスが悪くなっても構いません。
＞話は少しずれますが、米国では、刑務所の収容能力が不足気味ということで、刑期を満たさない受刑者（重犯罪者を除く）を大量に釈放し始めています。
軽犯罪には刑を重く科し、２０年ぐらいの長期の猶予刑にする。
＞無駄が多いのであれば、公営のままそれを是正すればいいだけです。
国はもうすでに破産状態。
破産状態であるのに民間のように倒産もできない。
国にそのまま任せておけば破産状態は究極の破産状態になる。
そうならないためにはこのままではいけない。
＞ソ連は、公営企業形態だからこそ、日本以上に経済発展し、国民も潤ったと考えています。
ソ連は政府の計画経済で何もかも政府が決めていた。作らなくても良いものを多く作りそれをだぶつかせ、製品は粗悪でサービスが悪かった。
社会主義の成功例、失敗例
社会主義の成功例は無い。社会主義で成功例があったら教えて欲しい。
社会主義の失敗例は数多くある。
ソ連。
民主化効率化しようとしたが失敗、多くの国に分裂した。
中国。
大躍進、文革でより共産化しようとしたが失敗。数千万人の死者。
資本主義市場経済政策を取り入れ経済成長しだした。
東欧。
社会主義国となっていたが、いずれもうまくいかず資本主義の仲間入りした。
ベトナム。
ドイモイという資本主義の経済政策でいくらか潤ってきた。
北朝鮮。
餓死者が多数。金正日独裁政権の下、麻薬と偽札を作る。反対者は抹殺。
キューバ。
命の危険を冒してもアメリカへ亡命しようとする者多数。
西欧。
ミッテランが自由化の波とは逆行することばかりやったので経済悪化。
サッチャーが国営企業を民営化したとたん、経済が非常に良くなった。
国有企業を民営化、従業員を株主にしたので、真剣に努力するようになった
ヨーロッパの多くの国は国営化されることが多かったので努力をしなくなった
山岸会（日本）。
入会する者は財産を没収。働き者も怠け者も同じ報酬。子供は親と分離。
＞＞公営を重視する国でよくなった例はありません。
＞現実や経済論理に合った公営を行った国はないのですから、よくなった例がないのは当然です。
ですから日本では無理です。公営の場合は国会議員、ことに族議員が口出しをし現実や経済論理に合わないようにしてしまいますから。
利権をえさに政治献金を集め子分を多く作って、それの一番偉いのが総理の座に就くようなところですから。
＞これまで書いてきたように、民営化には反対ですし、官庁の利益を維持するためだけの規制を除き、規制撤廃は慎重に行うべきだと考えています。
いつまでも大きな政府のままであると借金も増えていく、増税をしなきゃならない。国債の価値が暴落する。大変です。
＞６７０兆円もの政府債務を抱えているのですから、減税は慎重に行わなければ、否応なく増税を招きます。また、資産価値を重視した政策は、「ミニバブルの形成と崩壊」を誘発することになります。
国と地方公共団体の借金と隠れ借金が７００兆円ほど。財投の赤字が３００兆円以上。ではありませんか。
＞自由主義経済や国際貢献を掲げる政党は危険だと思っています。
日本は経済が社会主義的だったから駄目になった。
湾岸戦争のとき、日本は莫大に出費をしたにもかかわらず血を流さなかったので軽めに見られた。
某国が日本にテロを仕掛けた場合、憲法９条で報復できないのでテロをされやすい。
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。