(回答先: Re: 真実はゴミのなかに隠せ 投稿者 切り裂きジャック 日時 2002 年 2 月 14 日 14:09:48)
それでは、彼らを詮索する行為そのものが大衆に「オドロオドロしい行為」だと摺込む事が目的でしょう、
と言い換えてみます。思想的自由石工の通過儀礼は失われたエジプト王位継承の伝承儀式を無理やり補完
した各種宗教儀式の寄せ集めパッチワークのヒョウタンツギであるとの説が有力ですから、不気味である
事には違いありません。その無節操ないかがわしきを、近代オカルチストがパクッたと云うのが真相でしょう。
また、メーソンリーに物足りない過激思想の一部が離反し、カルトを結成した例も枚挙に厭わないですね。
しかしながら本体であるスコティッシュライトやヨークライト・グラントリアンは表面上「自由・博愛・平等」
を謳う腹黒い実力者集団ですから、表立って悪魔儀式を執り行っていたとはあまり考えられません。
ただし、組織の秩序維持の為の自殺指示や暗殺指令は時折歴史に浮上しますので当然あったものと思います。
まあ世紀が改まったところで記念碑的に大衆のイメージする秘密結社=オゾマシイ悪魔組織像を描くことで
大衆に対して秘密結社の支配をイルミネーションする目的があったのかも知れませんねぇ。
何れにせよ、この時期にハリウッドが斯様な陰謀啓発映画を公開するに到った経緯に某委員会の石決定は
不可欠でしょうから、何が始まるのか括目して損はありません。
史実を陰謀を絡めて類推する、これはアマチュア開明家の最高の愉しみでありますから。