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Re: こう妄想しています 投稿者 あっしら 日時 2002 年 2 月 15 日 17:34:15:

(回答先: Re: 割り込み失礼します 投稿者 切り裂きジャック 日時 2002 年 2 月 15 日 09:41:31)

“悪魔崇拝”は、別にどろどろした“中世”的な恐ろしいものではなく、「騙す人より騙される人のほうが悪い」、「自分が気持ちよくなるためであれば、ひとを犠牲にしてもいい」、「力こそ正義であり弱いものは隷属して当然」、「お金や知性で人を支配できる」など人が陥りやすい“罠”を、信仰とも言えるレベルまで高めたものだと思っています。

列挙したような“悪魔崇拝者”の価値観は、現在の日本を考えると、それほど違和感のないものではないでしょうか。
ただ、日本は、それが信仰のレベルまでは高まっていないこと、その価値観を現実のなかで実現していく力がないなどのために、現在のような経済的苦境に陥っていると思っています(笑)

日本の“悪魔崇拝者”は、より上位の“悪魔崇拝者”に負けたわけですから、まさに“教義”通り、犠牲になったり、隷属するようになって当然なわけです。(“教義”を信じていない人たちの多くが巻き添えを喰らうことにはなりますが、当座はやむを得ないでしょう)

「最終決戦」も、そんなに怯えることではないと思っています。
これまで奥に隠れていた“密教”が人々の目に触れる“顕教”となり、これまで権力に庇護されていたとはいえ一応は秘密裏に行われていた悪魔崇拝言動が、公然と行われるようになったわけですから、よく見えてかえって対処しやすくなったとも言えます。

歴史の変動を顧みてもわかるように、人は、決定的には愚かではありません。

さらに言えば、“悪魔崇拝者”は、“悪魔崇拝者”の経済理論である「自由主義」や「資本制論理の世界化=グローバリズム」そのものの罠にはまって間違いなく破綻します。
ここに至ったとき、多くの人が、“悪魔崇拝”の間違いと怖さに気づくのではと思っています。

「フリーメイソン」とユダヤ系諸団体の関係ですが、幸か不幸か(笑)インサイダーではないのでそれほど詳しくわかりませんが、ユダヤ教とキリスト教、資本主義と共産主義、保守党と労働党などといった対立関係で類推していくと少し見えるのかなと思っています。

(「切り裂きジャック」さんが混同されているというより、「陰謀論」がわざと混同させてきた効果が現れていると見ています)

宗教は、共同体や国家を統治するための精神的基礎です。啓示宗教の預言者は、大統領であり、国王です。自分こそ預言者(統治責任者)であると名乗る人は後を絶たず、それを、選挙ではなく、自分が神から受けたとする啓示がどれだけ多くの人々に受け入れられるかを競ったわけです。

ユダヤ人という人種は存在していません。ユダヤ人とは、宗教的な意味でのみ有効な概念で、ユダヤ教徒のことです。人種は、セム系であれ、アーリア人であれ、日本人であれ関係ないことです。
ユダヤ教はセム系の宗教として発祥しましたが、決して民族宗教ではなく、“世界宗教”だと考えています。
(ユダヤ教徒であったイスラエルの民のある部分が、ユダヤ教を拠り所に最後までローマ帝国に対抗したことから、あたかもイスラエルの宗教であり、イスラエルの民=ユダヤ人という誤った見方がされているのでしょう)

ユダヤ教徒をユダヤ人と言うのであれば、キリスト教徒は、キリスト人だと言うべきということになります。(ユダヤ人を人種的なものと決めつけている人も、ある意図を持った人だと言えるでしょう)

「フリーメイソン」は、ユダヤ教(それ自体がシュメール・エジプト・バビロニアなどの宗教の影響を強く受けている)そのものより、それを出自とするカソリックの影響が強い組織だと思っています。
「イルミナティ」は、ユダヤ教的影響が強い組織だと思っています。

ユダヤ教とキリスト教の根本的な違いは、支配者がその教義を使って、どのように被支配者を取り組むか、どのようにして経済的利益を拡大するかという手法にあると思っています。
端的には、ユダヤ教はその内に多くを取り込もうとし、キリスト教は多くを求めるために外へ広がろうとしたものだと思っています。
ローマ帝国領域内でも、ユダヤ教とキリスト教は、そのような手法の違いで布教を競っていました。そして、勝利したのはキリスト教です。
キリスト教が勝利したのは、手法が勝っていたこととウソ(宣伝)が巧かったからだと考えています。

キリスト教は、外に広げるという考えから、ユダヤ教のように割礼を求めませんでした。ユダヤ教は、奴隷に強制的な割礼を施し禁止令が出たように、内に取り込むために身体を傷つけることを求めました。(割礼は性的能力のアップを目的にしたものだと思っています(笑))
さらに、ユダヤ教は、教義的にセム系の宗教という制約性を持っていましたが、キリスト教は、律法も持たず(様々な国家に入り込める)、“平等”と“博愛”を掲げ世界性を示しました。
違った表現をすれば、ユダヤ教は“密教”をそのままさらし、キリスト教は“密教”と“顕教”を使い分けていると言えるでしょう。(「旧約聖書」は“密教”と“顕教”の境目にあるもので、創設者の意図としては当然だとしても、非セム系のキリスト教徒がよくぞあれを聖書として尊重しているものだと感心しています)

キリスト教が“顕教”として「神・主人・夫への隷属」や「貪欲の罪」を教えているのは、“密教”としての“人々の支配”や“自分たちの貪欲を実現”をやりやすくするためのものです。

女性のキリスト教信仰者は、キリスト教の教えのいいと考える部分だけを認め、女性をとことん霊性のない男の従属物であるべきだとした部分を無視するか間違いだと思っているのではないかと推察しています。(カソリックが女性にも霊性があると認めたのは11世紀になってからです)

(ちなみに、イスラムは、ユダヤ教をベースにしながらも、キリスト教のようなウソと詐欺がない世界性に転換したものだと考えてます。だから、顕教と密教の使い分けもせず、ローマカソリックのような聖職者もいないわけです。現代となっては、女性に関する教義に問題が多いと思いますが)

少し話がずれてしまいましたが、「フリーメイソン」はキリスト教の密教的部分を基礎にし、「イルミナティ」はユダヤ教の顕教化を基礎にしたものかなと考えています。
ただ、フランスの「フリーメイソン」には「イルミナティ」の影響を強く受けたものがありますので、すべてを同じものとして見ることはできないのですが。
「フリーメイソン」は、強欲残虐で名を馳せた聖堂騎士団やマルタ騎士団などが組織的な源流のようです。

「イルミナティ」は、ローマ帝国の広がりのなかで閉塞させられたセム系の人たち(ギリシャ語を話すヘレニズム的ユダヤ教徒が主でユダヤ教国際派とも言えるのかな)がキリスト教を利用した(生み出した)ように、閉塞させられたユダヤ教徒が外に拡大するための手段として(意識的無意識的は別にして)生み出したものではないかと見ています。
別の言い方をすると、主体はユダヤ教左派で、外に広げられる“顕教”を通じて国家や世界を支配しようと考えたものではないでしょうか。

(いわゆる無神論は、決して無神論ではなく、超越神をより洗練したものだと考えています。ユダヤ教やキリスト教そしてイスラムも、超越神信仰というより、様々の神々のなかで最高の神を崇拝するという考え方が色濃く残っています。ローマカソリックは、よりひどく、超越神信仰というよりイエス拝みや聖母マリア拝みとも言えるものでしょう。英国国教会を別として、プロテスタント諸派は、そのようなローマカソリックに反旗を翻し、先祖(ユダヤ教)返りしたとも言えるもので、超越神信仰に近づいたわけです。同時に、カソリック聖職者が強奪していた経済利益を自分たちが獲得する権利を主張しました。無神論は、理性や自然科学や社会科学という“普遍的法則”体系を“神”としたものであり、超越神信仰としては最高度のものだと考えています)

「フリーメイソン」と「イルミナティ」の関係は、英国・米国・フランスなどが、最後の共通利益という問題では手を結ぶが、普段は武力衝突も伴いながら経済権益を競い合ってきたというのと同じではないでしょうか。(ロスチャイルド家とロックフェラー家も、共通利害を意識していながらも、激しく利益の争奪戦を行っています)

「フリーメイソン」と「イルミナティ」は、それ自体が国家ではありませんから、迂回的な手法で国家権力を握らなければなりません。そのため、革命・合法的な政党活動・学者・メディアなどあらゆる手段を駆使して、自らの主張を国家権力の意志として実現させるための熾烈な争いを行ってきました。
英国系「フリーメイソン」はアメリカ合衆国を自分たちの国家にしたとも言えますが、政体から言って保証されたものではありません。

このような“悪魔崇拝者”同士の争いは、今なお続いていますし、今後も続きます。
現在の米国ブッシュ政権の妄動と、それに対する英国やフランスなどの動きを見れば、少しは理解できると考えています。

(第二世界大戦の敗北で骨抜きにされた日本とドイツは“特殊な”先進国家です。日本は米国に隷属した国家ですし、ドイツは米国(英国)・フランス・東欧諸国・ロシアなど様々な勢力の多重のくびきに置かれています。日本とドイツは、“悪魔崇拝”的なものに対抗できる資質を持っているとは思っているのですが、どうやってそのような桎梏を外すかが問題です。中国やロシアも、悪魔崇拝的なものに対抗できる資質を持っていると思っていますが、現状は自国経済の発展に目がいっているようです)

現状の対立は米国+英国VSイスラム世界ですが、そう簡単に決着が付くものではなく、否応なく非イスラム世界内部の対立を呼び起こします。
この意味で、心苦しいのですが、アフガニスタンでのムスリムの反米闘争は重要だと考えています。

取り上げない国には失礼ですが、米国・英国を除くEU・英国・ロシア・中国・日本が、どのような対立構図を生み出すか、とりわけ、ロシアと中国がどの位置を占めるかが問題です。

英国は、“地の利”を活かして最後まで曖昧な態度を続け、勝つと見極めた方につくという姑息な対応をすると見ています。
現在、ロシアはEUに近づこうとし、中国は必死の全方位外交です。

日本+中国+ロシア+ドイツの“反悪魔崇拝”連合ができたとき、米国・英国・フランス・イタリア・スペイン・ベルギー・オランダなどがどういう動きをするのだろうかと考えています。

イスラム世界は“反悪魔崇拝”連合につくでしょうし、アジア諸国も連合につくでしょう。(シンガポールは戸惑いつつも最終的にはつくのでは)東欧諸国は、ドイツ及びロシアとの関係で連合につくか中立を保つでしょう。
これは、武力行使を伴う戦争を意味するものではなく、あくまで宗教(価値観)の争いです。

ずっと勝手な妄想を書いてきましたが、さらに勝手な妄想をすると、米国ブッシュ政権だけが、“反悪魔崇拝”連合に対抗することになるのではと思っています。
そして、結局は、ブッシュ政権が崩壊し、クリントン(ビルなのかヒラリーなのかは別として、副大統領はパウエルだったりして)政権が生まれるという筋書きはどうでしょう。
これは穏やかなシナリオで、“悪魔崇拝者”は生き残り、再び隠れた策動が始まるでしょう。


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