(回答先: Re: 暗黒のヨーロッパ史と言えば。 投稿者 Silent Tears 日時 2002 年 2 月 14 日 01:11:09)
ホルスはイシスの子ですが、その夫であるオリシスはすでに他界した後で、言うならば「処女懐胎」です。
イシスが幼子ホルスを抱いた像もあり、それは、聖母マリアがイエスを抱いている姿ととても似たものです。
イエスは、聖徳太子と同じように、歴史的に実在した人ではない(仮託された人はいたかも知れませんが)と考えています。イエスとヨハネは、AD100年前後に活躍したローマ帝国の歴史家ヨセフスが創作したものだと思っています。ヨセフスは、自分自身をヨハネに見立て、洗礼を通じてイエスという人物を作り上げたと見ています。そして、彼自身はパウロだったとも思っています。
※ 聖徳太子は、藤原不比等が自分の宗教性・有徳性を示すために、蘇我入鹿など蘇我一族(ある時期の天皇家)の誰かに仮託したのではと推測しています。
「古事記」の推古紀には、あれだけ有名な聖徳太子の“し”の字もありません。
ローマカトリックは、エジプトの宗教が持っていた“豊かさ”・“強さ”・“多様性”を封印したと考えています。それは、被支配者たちが、そのような力に目覚めないための方策でしょう。エジプトの宗教は、日本の神道に近いものだと見ています。