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回答先: 和歌山事件:「謎の実況見分」 投稿者 郵政王子 日時 1998 年 11 月 08 日 23:33:07:
この件について私がコメントすることは今さらなんなんですが...。
> 最近になって「男子高校生は見ていた」などの見出しで各週刊誌等を賑わ
> せている「新たな目撃情報」とそれに基づく「実況見分」なんですが・・・
初期の頃からそのことについてマスコミ等に口外しないよう口止めされていた
可能性もありますね。ただ、その場合、「証言していることが31日わかった」
ではなく、「31日までに証言していたことがわかった」とか「証言していた
ことが31日にわかった」とかの表現になるようですが。
> ”7月25日昼ごろ””紙コップを手に””なべのそばに立っていた”
> というのがこの「新証言」の骨子であるのですが以前にこんな記事が
> ありました。
> > 試食者の尿 ヒ素は出ず
> > 和歌山市の毒物混入事件で、和歌山県警捜査本部は13日、祭りが始ま
> > る前に少量のカレーを口にしたが症状が出ていなかった数人の尿を検査し
> > た結果、ヒ素が検出されなかったことを明らかにした。これら数人は事件
この時期には同じお玉でサンプルを採ってしまったことが明らかになっていなかった
と思います。その後、砒素が混入されていた鍋は一つであった疑いが強い、との
報道もありました。すると、試食した鍋には砒素が混入していなかった可能性が
あります。
> 通常紙コップというのは容量が200ccくらいです
> > この結果からヒ素の混入量を推定すると、ルーの比重を水程度(比重一)
> > と最も少なく見積もった場合でも、第一の大なべには約二百四十グラム、
> > 第二の大なべには約五十グラムが含まれていたことになるという。亜ヒ酸
> > で計算すると、合わせて一千人以上の致死量に当たるとみられる。
> > (9月13日付朝日新聞朝刊)
> http://asahi.cab.infoweb.or.jp/paper/special/seisan/seisan980913.html
> 亜砒酸の比重を考えてももこれだけの量が入りきるものなのだろうか?
亜砒酸の分子量は125.93で、水の分子量は18.02です。密度の問題が
ありますから単純には比較できないですが、少なくとも砒素は鉄に対して、
74.92/55.85≒1.34 の比重があります。
http://www.geocities.com/ResearchTriangle/6943/references/chemical-dictionary/arsenious-acid.html
http://www.hk.airnet.ne.jp/shung/periodic_table_s.htm
> > 厳戒態勢で夏祭り再現
> > 1998年11月7日 13時20分
> > 一体だれがカレーにヒ素を入れたのか−。毒物カレー事件で初めての現
> > 場検証が7日午前10時すぎから始まった。
> > 夏祭り会場に隣接する民家住民には和歌山県警から『隠しカメラを置かな
> > いように。友達も呼ばないで』との要望も出されるほどの厳戒ぶり。どん
赤外線カメラがあれほどよく見えるものだとは予想外でした。(笑)