6. 中川隆[-14875] koaQ7Jey 2020年1月05日 12:09:02 : b5JdkWvGxs : dGhQLjRSQk5RSlE=[-1871]
525投稿者:オンネトー温泉_景福 投稿日:2006年08月18日(金) 13時40分08秒
北海道 足寄郡 足寄町 茂足寄162-1
足寄町の外れにある雌阿寒岳の麓にある温泉。今回 の北海道旅行の初日宿泊場所としてこの旅館を利用した。ここのお湯のすばらしいところは何と言っても足下自噴の浴槽である。
旅館自体はそんなに大きくなく,部屋数も10程度と中規模の旅館で浴室が男女別の内湯と離れた場所にある露天風呂が1つある。内湯は男女の浴槽が底でつながっており,天然岩の間から源泉が湧出しているものの上に湯小屋を建てたもので,男湯の底から自噴している。岩の間に砂利を敷き詰めており,じんわり熱めの源泉が次から次へと沸いてくる。この砂利の上にお尻を乗せると徐々に体に熱さが伝わってくるのがよくわかります。これは心地よいです。後の岩に寄っかかりながら砂利の上に足を乗せると足の裏に熱いお湯がじんわり効いてきます。このお湯だけで足りないのかそれとも熱すぎるからなのか知らないが,上からもう一本別源泉をパイプからどばどば継ぎ足している。この源泉パイプを外へ向けてもすぐに溢れてくる様子を見ると,底から湧出している量はかなりの多さだと推測される。
526投稿者:オンネトー温泉_景福 投稿日:2006年08月18日(金) 13時40分31秒
お湯は透明で浴槽の底までしっかり見えるくらい透き通っていて青緑色っぽい色を呈し,ほんのり硫化水素臭を発している。極上のお湯にゆっくり浸かっていると本当に時間が経つのを忘れてしまいそうになります。残念なことに女湯の浴槽は足下自噴ではなく,男湯からのお湯の流入に頼らざるを得ない状況です。これを女湯で味わえないかと思うと・・・うーん残念です。ぜひ宿泊して夜にでもこっそり貸切利用してみましょう。
露天風呂は女湯からの廃湯と別源泉を足して全く違う場所にある。こちらは岩組みの風呂でかなり広い。空気に触れて白濁しているのが特徴なので内湯とはまたひと味違ったお湯の味わいを見せている。女湯からの仕切りが無くなるところから先が混浴になるので,女性にとっては広々と味わうことはできない。今回は素泊まりで利用したため料理についてはわからないが,この旅館はぜひともまた再訪したいと思った。
http://todik.goemonburo.com/ho-meakan-keihuku.htm
527投稿者:オンネトー温泉_景福 投稿日:2006年08月18日(金) 13時42分40秒
宿の外観は、こう、○△市立青年の家風味というの?温泉宿の風情がないというか素っ気ないなぁと思うけれど、車から降りるといきなり硫黄の匂いがして「温泉に来たぞ〜」と嗅覚で強烈にアピールしてくるから、宿の前に立っているだけでワクワクしてくる。
建物の中に入るといきなり調理場まで丸見えでちょっと雑多だけれど、掃除がキチンとされているのが分かるし、そこはかとなく漂ってくる硫黄の匂いで、これも山の温泉宿の味わい♪と思えてくるのだ。受付脇の階段を下りて部屋までの間は入り口付近とは逆に殆ど飾り気がなく、床と壁が白色系の色遣いで寒々しい雰囲気を漂わせているのはちと寂しいなぁ、野の花でも飾るとこれが全部解消できるような気がするけれど、どうだろう?
部屋はカーペット敷きの6畳間。床が暖かく感じられるのは地熱のせいかな。だとしたら素敵すぎるぜ!お湯に対する期待がさらに高まってしまう。窓の外の眺めは、いきなり目前に露天風呂の柵で頗る悪い。備えてある案内図を見ると階段を挟んで反対側に位置する部屋はもう少し良いみたい。布団を自分で敷くシステムは好きなときに横になれるので歓迎。アメニティは浴衣のみでタオル・歯ブラシが無いのも持参すればいいだけだし、その分が料金に反映されずにすむのだろうからいい事だよな。忘れたら売店で買えるしね。
部屋の中は掃除が行き届いて良い印象が強いけれど、お茶セットが置いていないから水分補給は共用洗面台の水道でというのは悲しいなぁ。洗面台のコップ二つを宿泊者全員で使い回すのかもしれないと思うと切ないし、あと手洗い用の石鹸の類が全くないのも何とかならんかなぁと思う。料金が安いからアメニティとか無いのやセルフで布団を敷くのは納得だけれどね・・。
528投稿者:オンネトー温泉_景福 投稿日:2006年08月18日(金) 13時44分49秒
風呂は男女別内湯と混浴露天風呂。男女の入れ替えはない。露天風呂、脱衣所は男女別で女性用脱衣所から湯船を横断するように板塀の目隠しがしっかりとあるから湯船に身を沈めてから混浴エリアに移動出来るから割と入りやすいと思う。この露天風呂が広い!白骨の泡の湯を二回りくらい小さくしたくらいの大きさで30人くらいだったら余裕で同時に浸かれそう。屋根がないから開放感もバッチリで、露天風呂はこうでなくっちゃネというかんじ。
この露天風呂は素晴らしいけれど、内湯がもっともっと素敵なのだ。湯船の底の一部が岩盤になっていて、石が敷いてある裂け目から、普段ジワジワ時々ボワッというかんじで湯が自然湧出している。湧きたての湯は無垢な瞳のように澄んでいて浸かっていると愛おしく思ってしまうほど。床も壁も天井も板張りというのが東北の湯治場のようで雰囲気を盛り上げているね。
カランは水のみでシャワーは無く、体を洗うのは湯船の底からパイプで引いてきたお湯しかないのは、正直、困るのだけれど、ここの内湯にはシャワーがあったら目障りだろうなぁ。ただ、石鹸の類が一切無いのは、ちと困るので置いて欲しいね。出来ればボディソープじゃなくてレモン石鹸か牛乳石鹸だと完璧☆宿のオバチャンの話だと内湯の足下湧出は男湯のみで女湯は足下湧出じゃないそう。浴室を男女交代制にすればいいのかもしれないけれど、洗面所から男湯の浴室が丸見えだから、男湯女湯が固定なのは仕方ないのかも。
つまり女性は足下湧出を体験するためには宿に泊まって深夜に男湯に入るしかないのだ(それ用に女湯側で鍵が掛けられるようになっている扉が浴室にある)。自分は、この男湯に入るためだけに女性がわざわざ泊まる価値は十分にあると思う。つうか、温泉好きなら泊まってでも足下湧出の湯を体験してほしいのだ、透明・白濁のお湯の色の変化も楽しめるし。
http://onsen.bufsiz.jp/meakan1.htm
http://onsen.bufsiz.jp/meakan2.htm
529投稿者:オンネトー温泉_景福 投稿日:2006年08月18日(金) 13時47分33秒
景福の男内風呂が魅力。温泉仲間にも評判で、是非泊まってみたいと思っていた。 玄関を入ると薪ストーブが目に付く。 東北のずんぐりムックリしたものと違い、北海道は洋風でお洒落なのが多いようだ。そしてクレソン田。宿脇にある。ある程度大きくなったら、宿裏の山肌に植えるそうだ。
部屋は風呂場のある階に通された。扉がもう一枚あるのは、硫化水素臭を防ぐためだろうか。強力な臭いなのだ。部屋は質素。昔の学生一人暮らしの部屋のようだ。
食事は玄関横にある食堂で。 GWのピークが過ぎ、泊まりは私だけ。
ポツンとして少し寂しい。6500円でここまで出してくれれば充分の内容だ。
自家製クレソン料理が景福の目玉だろう。今日は白和えだ。刺身・野菜の天ぷら・肉じゃが・魚の煮付け・筍水煮・稚貝の味噌汁。お持て成しの家庭料理が並ぶ。味は普通に美味しい。
まずは露天風呂。綺麗な青白い色をしている。湧出時は無色澄明。硫化水素泉が空気に触れての変色だ。そのまま澄明なこともあるそうだ。一晩明けたら真っ白になっていた。夜は電気を点けずに入ると、格別の味わいがある。
そして内風呂が素晴らしい。女湯はセメントだが、男湯がこれ。砂利や岩の底から源泉が湧出している。美しい。パイプからもジャブジャブ出ている。パイプは向きを変えられる。床に横になり、体に掛けていると眠くなる。
ゴロゴロ床を転がり、湯船にドボンと落ちる。これが温泉好きの『トドる』状態。そして湯の中ではワニやカバのように動き回る。他の入浴者がいる時はしていない。誤解のないように。
何度入っても飽きない湯は素敵だ。強硫化水素臭だから、残り香もしっかりある。布団の中が苦しいくらい臭っている
http://chokocat.blog.ocn.ne.jp/thisweekawork/
530投稿者:オンネトー温泉_景福 投稿日:2006年08月18日(金) 13時49分33秒
広大な足寄町のはずれ、というよりも阿寒湖温泉のお隣さんと言った方がいいような位置にある、雌阿寒温泉。
付近には有名な「ラワン蕗」が大きな葉っぱを広げ、今にもアイヌ神話コロポックルが小さな姿を見せそうな雰囲気。というのはあまりにも美化しすぎ?
道道664号沿い。「景福」「YH野中温泉」「野中温泉別館」と3軒の旅館で雌阿寒温泉郷を形成しています。その全てが別源泉であるところがこれまた嬉しい。
・施設
木造2階建て。白壁大きくオンネトー温泉景福とかかれたの木造建築。赤い三角屋根。山小屋のイメージ。
日帰り入浴10:00〜22:00。大人300円。P広い。ちなみに今回は素泊まりで4000円でした。冬季間は休業です。
・お部屋
質素ながら、清潔なお部屋。布団はセルフサービス。アメニティグッズはなし。
・お湯など
なにせ内湯が素晴らしい(但し男性用のみ。女性用湯船の底で男性用浴槽とつながっているだけです。自噴してません)
素晴らしい風情の木造の湯小屋には、大人4人がゆったり入られる程度の湯船がありまして、そこが足元自噴なんです。
湯船の底に大岩が露出していまして、岩と岩の間に玉石が敷き詰められています。玉石の隙間からコンコンと熱めのお湯が湧き出してきます。
浴槽には、ぬるい別源泉も注がれており、足元湧出泉だけでは熱くなりすぎるのでしょう。いずれにしても、かなりの湧出量です。
露天風呂は、内湯のかけ流し湯を再利用しているので、お湯が劣化して白濁していますし、ぬるいですが、開放感はなかなかよいです。
無色透明。硫化水素+硫黄臭。非常に柔らかい浴感。さすが足元自噴。鮮度は抜群です。つるつる感なし。あわつき無し。
いやはや、文句のない素晴らしいおゆです。(H18.7.15宿泊)
http://homepage2.nifty.com/gonzoh/
531投稿者:オンネトー温泉_景福 投稿日:2006年08月18日(金) 13時51分20秒
雌阿寒温泉に15年前くらいにできた新しめの民宿です。古い写真ではお寺みたいのが建っているので、むかしは寺湯だったのかもしれません。到着したときは登山帰りらしい浴客で混雑していましたが、夕暮れには皆帰ってしまいひっそりと寂しくも静かです。どこか森の奥でフクロウが鳴いているのが聞こえるばかり。部屋と食事は料金相応の簡素さで、名産のフキ料理と裏庭で採ったクレソンが美味でした。
山際に自然湧出する源泉の直上に内湯がつくられ、木造の小さい浴舎になっています。石組み2x2.5mの浴槽底には岩盤が露出し、39℃ほどのぬる湯が満ちています。おそらく斜めに走る断層に沿って湧出しているのでしょう。玉砂利が敷かれているので湧出口は判然としませんが、汲み湯パイプを射してある付近でお尻が暖かくなるので湧出の中心らしいです。男女は仕切の下でつながっていますが、女湯側は底がほとんどコンクリで固められているので、足下湧出の実感がなくてやや寂しいです。
足下湧出の新鮮湯はあくまでも澄みきって美しいながめです。朝日のなかでは全体に青く蛍光しているようにも見え、湯中のわが足があまりに青白いので不気味な感じさえします。見た目の淡白さとは裏腹に、ほろ苦い薬味に微炭酸を含んだハイボールふうの個性的なお味、焦げイオウ風味もたっぷりついて珍品。浴感は濡れたゴムをなでるようなキシキシした弾力感で、浴後はサラサラと爽やかです。ただし石けんは全然効かないので、登山後の汗流しには不向きかもしれません。
内湯と分かれて設けられた半混浴の露天風呂は、民宿の露天としては不釣り合いに広大。岩組コンクリ床の浴槽は20x8mの長円形で、女湯側のメイン湯口に42℃の源泉が50 L/minの投入。仕切のところからも木樋で少量投入。浴槽がでかすぎるので周縁部では36℃くらいのぬるま湯ですが、魅力的な青白い濁り湯になっています。源泉は内湯に接近した湧出口から引き入れているのでほぼ同じですが、対極的な湯使いの違いでかくも様相が変わるかと比較できて面白いでしょう。(2004.06.12宿泊)
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/special/yamasemi_toka_kusi/yamasemi_toka_kusi_5.htm#kefuku
532投稿者:オンネトー温泉_景福 投稿日:2006年08月18日(金) 13時55分18秒
道内最高の効能と言っても過言ではない? (オンネトー温泉 景福)
ぱーぷる 評価:★★★★★ 2006年 7月 8日
今まで年に一回程度の利用だったが、今回は満身創痍の傷だらけで行ったため、ここの湯の凄まじい効能がよくわかった。
化膿してぐちゃっとなった傷口や瘡蓋が湯につけて10分もたたないうちにどんどん小さくなって普通の肌にもどっていくではないか!
こんなに即効性がある湯もあるんだねえ。しかもほとんど沁みないのね。成分分析表だけじゃわからないこともたくさんあるんだ。だれか科学的に説明してくれないかな。学者サンがわざわざ出かける価値がありますぜ、ここの湯には。
露天もいいが内湯も最高! (オンネトー温泉 景福)
湯めぐり人 評価:★★★★★ 2004年 10月 4日
皆さんのクチコミの評価を見て期待して行きましたが、期待を裏切らないすばらしい温泉で、メンバー皆感動していました。
時間は9:30。ちょっと早いかなと思いつつ玄関を入ると、ちょうど今掃除が終わったところだから入れるよと、おじさんが快く迎え入れてくれました。
一面乳白色の広々とした露天風呂はぬるめでとっても気持ち良く時間も忘れて長湯をしてしまいました。
少し離れたところにある内湯もまたすばらしく、むき出しの岩からとうとうと流れ出る透明なお湯の湯ざわりをしばし堪能しました。300円は安い!
(H16.9.23入浴)
http://kuchikomi.nifty.com/onsen/kk/ElementKuchikomiList.do?Theme_ID=255&Element_ID=0402180342&order_by=1
533投稿者:幌加温泉_鹿の谷 投稿日:2006年08月18日(金) 15時13分52秒
北海道 河東郡 上士幌町 幌加 番外地
道東一のマニアックな秘湯!
有名な菅野温泉がなぜか低迷している今、ここは道東随一の秘湯と言えよう。もう何十回来たことだろう。
経営者のおかみさんも、すっかり年を取ってしまった。(自分も) ここは、山のシーズン以外は外来入浴が主で、宿泊客は少ない。素泊まりだけで、食事はない。 素泊まり、布団なしで2500円、布団がつくと4000円になります。自炊もできますよ。以前は、朝にデッカイおにぎりが出てきたが最近はお目にかかってない。(気が向いたとき限定らしい)
ハンターは嫌いらしい。後ろに映っているのは心霊写真ではない。ここの経営者のおかみさん。いい旅8では読者がおほめする宿7位でした。北海道では評判の湯です。
http://www.geocities.jp/mouchan452000/horoka.html
534投稿者:幌加温泉_鹿の谷 投稿日:2006年08月18日(金) 15時14分54秒
幌加温泉のどん詰まりにある温泉旅館。です。
・施設
木造二階建て。まぁ普通の民宿のようなつくり。休憩室もあります。入浴料大人500円。
・湯船など
ほとんど全混浴なので、女性客はつらいかも。
しかし、その湯船の風情と、お湯の質のよさは、頑張って女性が入るだけの価値があると思います。
まず、内湯。
戸を開けて、目に入るのは3連の大きな浴槽。そこに3種類の泉質のお湯がかけ流し。この風情は圧巻です。大きな窓から緑が目に入り、すこぶる気持ちのいい湯浴みができます。しかも微妙に違う泉質のお湯があるので、これもまた愉しい。
基本的には、全ての湯船がやや濁りのある、透明なお湯ですが、肌触りに少しだけ違いがあるようです。いずれも新鮮なお湯がもつ「体が軽くなる感」をたたえています。
ここの源泉は地表自然湧出の井戸が湯船のすぐ裏手にあり、ほんとに贅沢な土地柄ですねぇ。
その上、圧巻なのが露天風呂。硫黄泉がかけ流しの湯船は、なんにも囲いのない谷あいの大地にあるだけの開放感。周りは森林。谷あいなので水音も聞こえる。鳥のさえずりも聞こえる。湯船に入って森林浴。こりゃすごい。癒し効果抜群。いやはや参りました。
・感想 驚きました。(H18.6.24)
535投稿者:幌加温泉_鹿の谷 投稿日:2006年08月18日(金) 15時18分05秒
http://homepage2.nifty.com/gonzoh/
幌加温泉にある鄙びた自炊宿。ただし一軒宿ではなく、すぐ隣にはもう一軒の宿「ホロカ温泉旅館」がある。周りは山、山、山.. 今どき珍しく、携帯も全く使えない。
電話で宿泊予約した際、「布団は要りますか?」と聞かれた。布団..? なんでも山登りの客が多いらしく、彼らはシェラフ持参で来るそうだ。何とも凄そうな宿だ..
この電話のこともあったので、どんなところかと恐る恐る訪ねてみると、意外や意外、むちゃくちゃ愛想の良い主人が優しく迎えてくれた。山小屋のような雰囲気を想像していたのだが、部屋は小ぎれいな8畳間で、なんと床の間まである.. 心配していたテレビもちゃんとあった。ただし、まともに映るのは一局のみ.. 他のチャンネルはボヤボヤで、見ていると目がチカチカする。
ここは素泊まりのみしか対応しておらず、食事は一切出ない。その代わり小さな共同台所や電子レンジ、冷蔵庫が用意されているので、自炊は可能。ただし幌加温泉の周辺にコンビニや商店は皆無なので、注意が必要だ。ちなみに私は、層雲峡温泉で買っておいたカップヌードルや缶詰、おにぎりなどを食した..
宿泊すると24時間いつでも入浴可能なので、私は夕方、深夜、朝と3回も入ってしまった。
ここの浴場は混浴である。脱衣所は別々だが、中に入ると一緒。一応、浴槽の1つが半分ほど板で囲われていて、どうやらここが女性専用ということのようだが、あまり意味がないように思われる.. まあ、若い女性はそんなに来ないとは思うが、もし来たらちょっときついかもしれない。
536投稿者:幌加温泉_鹿の谷 投稿日:2006年08月18日(金) 15時19分03秒
その浴室だが、驚くほど広い。そして更に驚いたことには、ここでは何と4種類の泉質を楽しむことができるのだ。入口に近いほうから順にナトリウム泉、鉄鉱泉、カルシウム泉..と、3つの浴槽が並ぶ。全てコンクリ造りの素朴な湯船で、サラサラとした感触が心地良い。しかもよく見ると、温泉の成分が何層にも堆積しており、鍾乳石のようになっている。
露天風呂には硫黄泉が使われている。20mほど下に渓流が流れていて、川音を聞きながらの入浴は最高だ。周りは全て山.. 昼間は見事に緑が美しいが、夜は漆黒の闇に包まれる。この日、他に宿泊客は誰もおらず。真っ暗な中で露天風呂に浸かっていると、川の音だけが異様に大きく感じられ怖いほどであった..
いずれの湯も無色透明。ナトリウム泉とカルシウム泉は微かに塩味が感じられ、また硫黄泉は当然ながら硫黄臭が仄かに香り、白い湯の花も見られる。4つの泉質の中では、鉄鉱泉が最もクセのない湯と言えるだろう。
泉温は判らないが、手で触れないほどの高温である。そして、もちろん自然湧出の掛け流し!
これぞ北海道の秘湯の宿。まさに最高レベルの温泉だ。このような素晴らしい温泉がいつまでも残ってくれることを願う..
http://www21.ocn.ne.jp/~spa-mich/todofuken/hokkaido/057_horoka_kanoya.htm
537投稿者:幌加温泉_鹿の谷 投稿日:2006年08月18日(金) 15時21分37秒
最初の温泉地は、然別峡のユーヤンベツ川にある野天風呂めぐり。ユーヤンベツ川は、野湯の宝庫として知られていて、中でも一番有名なのが「鹿の湯」です。北海道へ行くと、必ず立ち寄る湯で、今度も行ってみたんです。
すると、駐車場で「山崎さんでしょ」と声をかけて下さったのは、以前、一緒に混浴した仲の帯広在住の温泉通のMさんでした。「鹿の湯より、もっといい温泉へ連れてってあげるよ!」と言って下さるので、急きょ行き先を変更。ユーヤンベツ川にある私は初めて知る野湯を巡り、私としては大満足だったんです。
満足気な私の顔をのぞいたMさんが「もっと、北海道らしい温泉があるから、行こうよ!」と連れて行ってくれたのが、幌加温泉の「鹿の谷」(かのや)でした。
幌加温泉のある上士幌町は、十勝の北の端に位置し、帯広から車で40分くらいの所にあります。上士幌町と言えば、牧歌的な風景が続く日本一巨大なナイタイ高原牧場があり、夏は日本一のバルーンフェスティバルで賑(にぎ)わいます。冬は氷の張る糠平湖でワカサギ釣りで遊ぶことができ、さらに旧国鉄士幌線アーチ橋りょう群の1つのめがね橋などもあり、四季を通じて遊びに事欠かない町。そんな上士幌町で一番栄えている温泉は、糠平温泉です。
幌加温泉は、糠平温泉から北海道の屋根とも言われる大雪山を分け入るように山の奥へと入ってゆきます。実は、私、糠平温泉へは何度か行っていたのですが、その奥の幌加温泉は初めてです。温泉通のMさんと一緒に行った幌加温泉の2軒宿のうちの1軒の「鹿の谷」。鹿の谷は、素泊まり専用で、食事は自分で持ち込みか自炊。一声をかければお鍋も貸してくれます。部屋には、TVもなく、6畳ほどの畳の間に布団が敷いてあるだけの簡素なもの。
538投稿者:幌加温泉_鹿の谷 投稿日:2006年08月18日(金) 15時23分11秒
夜、酒盛りをしている所に女将さんが顔を出し、「私は寝ますが、適当に休んでね〜」と、挨拶(あいさつ)。この“適当”にほっておいてくれ感が心地よく感じます。女将さんが肩肘張っていないと、お客もマイペースに温泉だけを楽しめます。これも、旅人を受け入れ上手の北海道らしい宿。Mさんは、これを私に言いたかったのです。
鹿の谷の露天風呂。原生林に囲まれ、周囲は緑一色 そして、この少々愛想の無い女将さんもここの魅力のひとつ。ブラックユーモアを交えた会話は、この宿の素晴らしさを語るわけでもなく、セールスポイントを隠すかのような話題ばかりでしたが、「お湯だけは自信を持っています」と言う頑な女将の志が見え隠れして、信頼をおける温泉です。
鹿の谷は、混浴の内風呂と混浴の露天風呂があります。この他、女性専用の内風呂もあります。晩と早朝にMさんと混浴しました。周りは、原生林に囲まれ緑一色。幌加温泉には2軒の宿しかないため、夜はほとんど明かりがなく、星空がよく見えます。
早朝、カーテンの間から入る朝日の光りで目覚めました。霧が晴れ上がり澄み渡る青空を眺めながら伸び上がり、目が覚めました。少しヒンヤリとした空気が気持ちよかった早朝に、もう一風呂。幌加温泉、私が今一番気に入っている北海道の温泉です。
鹿の谷の内風呂 実は、私、北海道だけでなく、どこへ行っても地元の人によい温泉場を教えてもらい、その地を訪ねてみます。地元の方々の言葉は、ほぼ間違えはなく、心に刻まれる風景や出会いがあります。これこそ素敵なプチ秘湯の見つけ方だと思いませんか。
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/travel/hitou/archive/news/20040908org00m100047000c.html
539投稿者:幌加温泉_鹿の谷 投稿日:2006年08月18日(金) 15時24分32秒
東大雪山中の秘湯
■概要
大雪山系の山奥に秘湯らしい秘湯があると聞いて、行ってみることにした。帯広から旭川に向かう糠平国道(273号線)はたいへん立派だが交通量は少ない。目的の幌加(ほろか)温泉は最も山奥にある。
この地域は茫漠とした原生林が続いている。近くには人家がないので、かなり離れているニペソツ山、石狩岳などへの登山客が幌加温泉を利用する。
国道から沢伝いにりっぱな舗装道路が続いている。温泉旅館は2軒ある。奥にあるのが鹿の谷(かのや)旅館だ。こじんまりと家族経営の温泉旅館だ。
幌加温泉の歴史はそう古くない。1928年に高谷さんが開発許可を取って1933年に高谷温泉を開業した。その後1954年に東清一氏がホロカ温泉として独立した。
540投稿者:幌加温泉_鹿の谷 投稿日:2006年08月18日(金) 15時25分55秒
■印象
さっそく浴室へ。脱衣所は男女別だが浴室は混浴だ。女性用の小浴室もある。浴室は飾り気のないコンクリートの3つの浴槽がある。どれも泉質が異なる。手前からナトリウム泉、鉄泉、カルシューム泉だ。
ナトリウム泉は透明だが、浴槽は青灰色に染まっている。温度は温めで長湯ができる。浴槽中央に男性用?の目隠しがある。
鉄泉は浴槽が赤褐色で熱め、カルシューム泉は浴槽が青緑色で適温。どれもお湯自体はかけ流しで、湯色は透明だ。湯が流れるところに析出で色がついている。
ざぶりざぶりと浴槽を行き来すると体がほぐれてくる。窓からの緑いっぱいの景色もなかなかすばらしい。
露天風呂ももちろん混浴、硫黄の香りがする硫黄泉だ。かなり熱め、浴槽は黄色く染まっている。ほてった体に谷風が気持ちよい。
さすがに北海道でも秘湯といわれるだけはある。4種類の源泉をそのままをかけ流ししてにしていて、贅沢な気分を満喫できる。
■交通
道東自動車道の音更帯広ICを降りて、国道241号線を北へ向かう。上士幌町から国道273号線で糠平へ。糠平温泉、糠平湖を過ぎ、幌加温泉入り口の表示を見つけて左折、2kmほど。駐車場は広い。
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/horoka_kanoya/horoka_kanoya.htm
541投稿者:月岡温泉_熊堂屋 投稿日:2006年08月18日(金) 17時02分22秒
新潟県 新発田市 月岡609-8
月岡温泉は大正4年に石油のボーリング中に偶然湧出した温泉。そんな温泉街の中でひときわ異彩を放つ鄙びた建物がある。大正時代の建物がそのまま
残る湯治自炊専門の木造宿「熊堂屋(くまどや)」。
ここが今夜の宿である。玄関を入るとロビーも帳場もない。普通の民家の玄関やんか!すいませーん、と呼びかけると中から赤いドテラを着込んだおばちゃんが開口一番、「あら〜、思ってたより若い人なのねえ〜」と言いながら登場。これがここの名物女将のおばちゃんだ。
この宿の憩いの場・囲炉裏部屋を通り越して建物の奥へすすみ、2階にあがって今日の部屋に案内された。どんなぼろい部屋に通されるんだろうとドキドキしてたのに、案内されたのは最近増築された感じのピカピカの部屋でちょっと拍子抜け。しかも一人泊だというのに8畳間が2間続きになった広い部屋。
「だってえ〜、一番最初に予約してくれたから一番いい部屋にしてあげたの〜」とおばちゃん。
その場に座り込み、まったく立ち去る気配なし。僕の宿帳を見て愛知県から来たことを知ると、「私ねえ〜、高校生のとき知多半島行ったことあるんだよ〜」と、知多半田に5泊して潮干狩りして波にさらわれてひっくり返り、新潟に帰る途中で伊豆の修善寺に寄ったらバスがなくなって帰れなくなり、一泊5万円の超高級旅館に3万円まで値切って泊まり、次の日新潟に帰り着いたときは所持金20円で新潟駅長にタクシー代2000円借りて月岡まで帰ってきたという話を延々と語りだした。ホント話好きなおばちゃんだ。でもおもしろくて憎めない人なんだよなあ。
542投稿者:月岡温泉_熊堂屋 投稿日:2006年08月18日(金) 17時03分09秒
この熊堂屋には大浴場がなく、小さな2つの貸切風呂がある。なんでも月岡の源泉に一番近いところにある宿らしく、おばちゃんも湯の良さを自慢していた。おばちゃんいわく、
「硫黄の温泉だからねえ〜、タイルがぼろぼろになっちゃうんだよ〜。壁のタイルとか私が貼ったの〜」。
浴室には直径1.5mくらいのかわいらしい円形湯船。そこにエメラルドグリーンの含硫黄-ナトリウム-塩化物温泉が掛け流し。正統派の硫黄臭に苦くてまずい硫黄味。けっこう深めの湯にあごまでつかると気持ちいい。まわりを見渡すと、たしかに天井や壁はいまにも落っこちてきそうに痛んでいる。僕はやさしいので痛んでいるなんて言ってるけど、普通の人なら汚いの一言で片付けてしまうところだろう。
硫黄香る新鮮な源泉に恍惚状態になりながら湯面を良く見ると、明らかに油の膜が浮いとる!これはすごい!
源泉直近でこの小さな湯船、ここなら月岡で最もフレッシュでピュアなお湯を楽しめるにちがいない。
http://www.gld.mmtr.or.jp/~okuch/kum/onsen/tabi/echigo02.html
http://www.gld.mmtr.or.jp/~okuch/kum/onsen/niigata/kumadoya.html
543投稿者:月岡温泉_熊堂屋 投稿日:2006年08月18日(金) 17時06分05秒
次の日は朝一番に月岡温泉から始まった。熊堂屋に行くと客とおかみは酒盛りの最中で驚く。さっそく湯を請い入浴する。小さな浴槽で弱いが掛け流しになっているとかなりの熱さである。まあ源泉が50度で夜からずっと掛け流しであるので44度ほどになっているのであろう。
分析表はS32とH1のものがあり昭和32年のものは総計4293 HSが28.4でH2Sが125.8という硫化水素型になっているが、平成元年のものはHS82.1 S2O3 5.7という硫黄型になっている。しかし感触では硫黄型の典型であろう。小さな円形のタイル浴槽で薄緑色透明、たまご味+少塩味、硫黄臭の月岡本来の良い湯である。
http://allabout.co.jp/travel/hotspring/closeup/CU20020311A/index.htm?FM=cukj&GS=hotspring
ついに、あの熊堂屋の源泉掛け流し風呂に入ってきました。
というのも、いつか郡司さんの紹介記事で、「朝から女将が客と酒盛りしている」なんてことが書かれていたものだから、つい腰がひけて、それでも何回かは玄関を開けてちいさな声をかけるのですが、いつも応答がないため、内心ホッとしながらお隣の浪花屋のお風呂をいただくのが常でした。
本日ジャスト正午に恐る恐る玄関をくぐったところ、かわいい?女将さんがとても優しく応対してくれました。ドキドキと安堵と期待でわくわく気分です。
素朴な建物の突き当たりに素朴な浴室が2つ。一方は直径1.2メートル、深さも1.2メートルくらいかな、もう一方はさらに小さく1/4円(半円のさらに半分)の浴槽にあぶらが浮いたみごとなグリーンの源泉がザーザー掛け流されておりました。おいとまするまでの1時間、ひとりで2つの浴室を独占、至福の時をすごさせていただきました。あとはあの深い浴槽にパスカルの罠?穴?をしかけでもすれば完璧!
月岡温泉は源泉を10何等分して各旅館に配湯しているのだそうですが、熊堂屋や浪花屋のお風呂は、他の大旅館がけっしてまねのできない贅沢なお湯だと実感しました。
帰り道、月岡温泉共同浴場(ここもけっして悪くはないのですが)の満員の駐車場をみて2倍得した気分でした。
http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/bbs/bbs05/bbs050211_0220.htm
544投稿者:月岡温泉_熊堂屋 投稿日:2006年08月18日(金) 17時09分04秒
月岡温泉と言えば、巨大温泉ホテル(例えば泉慶みたいな)の林立する、高級奥座敷系温泉地ですけど、そんな中に純湯治系の鄙び宿も頑張って残っているんですね。くまどやさんは、まさにそんな宿でして、私が訪れたときには、お客は0のようでした。まぁ冬ともなれば常連さんで賑わうことでしょう←推測ですけど。
・施設
もんのすごい鄙びの入った木造建築です。現代の感覚ではすっかり廃れてしまった意匠が建物のあちこちにちりばめられてます。しかも傷んでるし。まぁ、普通の人は、日帰り入浴に訪れることは考えづらい。
ここって施設がどうあろうとも、お湯が本物であることは、マニアの間ではつとに有名なんですよ。Pなし。大人600円。
私「ごめんくださーい」・・・返事なし。
私「ごめんくだすぅあ〜〜〜い」・・・やはり返事なし。
玄関を入ると、帳場兼居間のような部屋があり、すぐそこに宿の人が昼寝をしているのが見えるのですが、全然目覚めてくれない。
私「ごえんくっさ〜〜〜い」と声を張り上げるとやっと宿の人が動き出してくれました。
女将「ふあ〜あん?(多分なんの用かと言ったのだと思う)」喉の辺りをぽりぽりしながら、女将さんと思われる人が対応してくれました。起こしてしまって誠に申し訳なかった。
私「すいません、お風呂入れてもらえませんか?」
女将「ふぁあ?」
私「こちらのお湯が素晴らしいと聞いて北海道から入りに来ました。是非入浴させて下さい。おいくらでしょうか?」
女将「600円だけど・・・んぁぁ・・・今一人入ってるからぬるいかも知れないけど・・・」
私「いいんです。かまいません」
600円を無理矢理手渡し、ワレずんずん侵入セリ。
というような、のどかなやりとりをしつつ無事入浴を果たしました。
545投稿者:月岡温泉_熊堂屋 投稿日:2006年08月18日(金) 17時09分41秒
・お湯など
湯船は二つ。いずれも一人入ったらいっぱいになっちゃう、ちっちゃな湯船がある貸切式。浴室の壁には温泉成分がビッシリ結晶して、いたるところ変色劣化あり。
まぁ正直言いましてボロです。タイルハゲちょろけ。壁も歪んでるし、窓枠は平行四辺形。そんなこと気にしちゃいかん。お湯を味わうのだよ。
なんたって、お湯が素晴らしい。
源泉名 月岡5号井(新発田市月岡291−1) 50.7℃
月岡6号井(新発田市月岡字小島271−1) 49.0℃
の二つの源泉から引っ張ってきているらしいけど、どう利用しているのかはよくわかんない。泉質は 含硫黄ーナトリウムー塩化物泉(弱アルカリ低張性高温泉)
エメラルドグリーンの透明湯は、まるで宝石のような美しさ。うっとり。
湯の華ちらほら。つるつる感すこし。強い硫黄臭、わずかにアブラ臭。味は表現できない系。とろみを感じるほどのねっとりした肌触り。ピリッと熱い。
・感想
いやぁいいお湯です。最高級です。マニアには絶対のお勧め度。
http://homepage2.nifty.com/gonzoh/
546投稿者:月岡温泉_熊堂屋 投稿日:2006年08月18日(金) 17時16分25秒
温泉好きの間では超有名、月岡温泉の熊堂屋に行って参りました。
温泉街のメインストリート沿いにあるかなり鄙びた旅館で、一見するとただの民家と間違えてしまいそうな造りをしています。「本当にここで良いのか?」と言う不安を感じながら中に入りました。玄関もとっても民家チックです。
とりあえず「ごめんくださーい!」と言うと、中から女将さん登場。
名物女将と聞いていたので、一体どんな方かと想像していましたが、何だかとても可愛らしく、気さくな方でホッとしました。日帰り入浴をお願いすると、
「今、他の人が入っているのよねー・・・」と仰る。
「月岡でもここが一番と聞き、東京から来ました。」
「待たせて頂けるのでしたら幾らでも待ちます。」と、熱意をぶつけてみると、
「じゃ、小さな方でちぢこまって入りながら待っていると良いわよ。」と、OKして貰えました。ありがたや〜・・・
浴室は旅館の奥にあります。廊下を歩いていると、何だか誰かのお宅に
お邪魔しているような気分になってきます。「あ、ココだココだ。」なんて言いながら小さいほうに入ろうとすると、大きい浴室の方から先客が出てきました。
「丁度良い湯加減だったよ」「どうぞどうぞ」なんて言葉を交わしながら、
待たずに大きい浴室を使わせて頂ける事に。ラッキー!
ちなみに、大きい浴室とはいえ、家庭用風呂の延長みたいなもんです。
小さな方に至っては、家庭用の風呂より狭いのでは無いかと思われる広さで、
ピザを四つ切りにしたような形をした小さな湯船が一つあるだけでした。
さて、大きい浴室ですが、噂には聞いていましたがかなり使い込まれた
感じで、遠慮の無い表現をさせてもらうとボロっちいです。
浴室内には円形の湯船が一つあるだけ。この浴槽、写真なんかで散々見たことがあり、実際に目の当たりのすると感無量です。湯口脇にいるペンギンが妙に可愛らしい。緑色をした透明のお湯が張られており、結構深い浴槽なので中腰になりながら入りました。
547投稿者:月岡温泉_熊堂屋 投稿日:2006年08月18日(金) 17時19分18秒
うーん。実に気持ちが良いお湯です。月岡特有の濃い硫黄臭と、アブラ臭がミックスされており、お湯の中で体が溶けてしまうのでは無いかと言う程の心地よさがあります。 肌触りは適度なぬめり感があり、温めなのですがしっかりと体が温まります。
僅かに白湯花と黒湯花が舞っており、湯面には微量ながら油膜が浮いていて、虹色にキラキラ輝いていました。ぼーっと眺めながら入浴していると飽きません。
湯口のお湯を口に含んでみたところ、強烈に苦い味です。
岩手にある国見温泉のお湯を思い起こさせるような味で、ここまで濃いと健康に良いんだか悪いんだか分かりません。ハッキリ言ってしまうとマズイのですが、レベルの高いお湯に嬉しくなってしまった私は、思わず結構沢山飲んでしまいました。^^;
(飲泉許可が下りていませんので、自己責任でどうぞ。)
帰り際、女将さんと少しだけ話をしました。
噂ではお酒好きと聞いていたのですが、最近は禁酒しているのだそうな。
勿論良い事なのですが・・・ 名物ぶりを見てみたかった私にはちょっと残念な気が。^^;
今度は是非とも泊まりで利用したいと言うと、「覚えておくから名前は?
と聞かれました。今年中に泊まりに行こうっと。って、覚えて貰えているかなぁ?
お湯最高。鄙びっぷり最高。女将さんも最高。
ここは一発で気に入りました。激しくオススメです。
http://jake.cc/onsen/niigata/tsukioka-kumadoya/tsukioka-kumadoya.html
548投稿者:月岡温泉_熊堂屋 投稿日:2006年08月18日(金) 17時21分58秒
初めてこの湯治宿に来たのが4年前。以来、ほんものの温泉や女将さんのホスピタリティが懐かしくなる度に訪れ、もう7回目になっていた。
著名温泉マニアがそろって月岡一と太鼓判を押す湯は絶好調!
源泉至近で100%掛け流し!ピュアな温泉を堪能してしまった。
湯の新鮮さ、色、匂いなどなど浴感十分のお湯と言うのは、こういう湯のことなのだ。
温泉に拘りのある人は、ぜひ大規模な温泉旅館やホテルの湯と入り比べて欲しい。循環・消毒・加水・半掛け流し・加熱などのごまかし、湯華は舞わず飲泉もできない。 そんなものは、ほんものの温泉じゃないと思う。
とにかく熊堂屋では、生のままの温泉が味わえるのが嬉しいのだ。
湯船で48℃の熱い湯をじっと我慢していると血行がよくなるのが体感できる。親指と人差し指のつけ根がピリピリしたと思ったら、肩こりがすっと抜けていた。 男なのに肌がきめ細やかにすべすべ!
なぜか新潟の月岡温泉の一角にある湯治宿の女将に可愛がられている。
最近では、電話番や雑用、運転手までやらされるけど・・・(笑)
アルビレックスの試合観戦後にふらり寄るのもいいかも。
#お世話になったので、少しだけ宣伝を(笑)
近所がどんどん建てかえる中、大正時代に建てられた「熊堂屋」だけが当時の姿のまま月岡の歴史を伝えています。この宿の名物は、きさくで話し好きな女将さん、鄙びた浴室、そしてとびっきり上質のお湯です。
湯治宿は素泊まり宿みたいなもので、自炊するもよし、外に食べに出るもよし、コンビニで弁当買ってもいいし、その気になれば滅茶苦茶に安上がり。
熊堂屋さんはチェックアウトの時間も気にしません。
お湯の質を重視している自分はとっても重宝してるのです。
http://blog.livedoor.jp/heppoko_zephyr/archives/27733747.html
549投稿者:月岡温泉_熊堂屋 投稿日:2006年08月18日(金) 17時23分39秒
月岡温泉のメイン通りに面した風情ある湯治宿。ここは大変人気がある上に、二ケ所ある浴室はいずれも貸し切り利用、時間制限もなく電話予約等も受付していないので「行って空いていたら入られる」という感じになります。電話で空きを確認した後訪問しても行くまでに別の人が入ってしまえば、またしばらく待つという事になります。また、長い人は2時間3時間も長湯するそう。そういう場合は囲炉裏端にて女将さんと楽しく雑談しながら待つといいかも。ここの女将さん、とても明るく気さくなのです。
さて、訪問時は二ケ所ある浴室のうち「丸浴槽」の方へ入る事ができました。少し深めのまん丸浴槽に、やや熱めの綺麗な緑色の湯が掛け流しになっています。スベスベとした浴感で、湯面に油膜が漂い、湯の中には油湯花。体には黒い油粒が付着します。飲むと苦タマゴ味甘塩味。同じ月岡温泉のさかえ屋よりもマイルドな湯。ここで出たり入ったりを繰り返し、たっぷりと月岡の湯を満喫する事ができました。もう一方の湯は三角浴槽。私が丸浴槽に入浴中に三角浴槽の方から男性の「メガネがっっ!メガネがーーーッッ!!」という絶叫が。なんでも掛け流しの湯と共に、浴槽縁に置いておいたメガネが排水されちゃったそうな、、。
帰り際小さいペットボトルにお湯を汲んで行きました。家に帰ってから蓋を開けるとプーンと硫黄臭がたまりません。さらに1週間後再び蓋を開けてみると、質の悪い屁のような臭いが漂い、これまたクセになりそう。それから一ヵ月後、今現在もそのペットボトルは部屋のすみにあります。かなり熟成されてきた頃でしょう。
http://www.geocities.jp/oyu_web/t507.html
550投稿者:月岡温泉_熊堂屋 投稿日:2006年08月18日(金) 17時29分02秒
月岡温泉は石油開発とともに開湯、発展した温泉で、いわうる歓楽的温泉としては新潟県を代表する温泉であり、芸妓の数は新潟県最多と聞きます。団体客中心の大型旅館も数多くあります。「もっときれいになる温泉」として宣伝し、美人の湯として新潟では広く親しまれている温泉です。硫化水素臭漂うこの温泉は、私が最も好きな温泉のひとつです。
夕方になり、夕食まで若干の時間ができましたので、冠月の風呂に入る前に、温泉街を散歩に出ました。まずは、前から気になっていた熊堂屋。古ぼけた民家そのもので、旅館の雰囲気はありません。ちょうど法事をやっていたようですが、快く入浴を受け入れてくれました。料金は600円。
奥に家族風呂が2つあり、好きな方に入っていいというので、お言葉に甘えて、両方入りました。ともに1人用の浴槽で、右側の浴室は扇形、左側の浴室には丸い浴槽がありました。ともに掛け流しです。エメラルドグリーンのお湯がたたえられ、表面をよく見ると油膜が浮いているのがわかります。源泉は、温泉組合から配湯されたもののようで、各旅館と同様の成分表がありますが、浴槽が小さい分、源泉そのものの味わいは格別です。温泉好きにはたまらないでしょう。
帰り際、温泉を味わうなら浴槽は小さい方がいい、その点ここはすばらしかったと感想を述べると、女将は感激してくれました。この時代の中ではありますが、いつまでもこの素朴な味わいは残して欲しいなあと感じました。
次は隣の浪花屋。玄関先に、ここは源泉掛け流ししている旨の掲示があり、胸躍ります。入浴は500円。浴室は男女で2つあり、交代で使用しています。右側の浴室が広いのですが、このとき左の狭い方が男湯でした。しかし、女湯に誰もいないようなので、ちょっと入らせていただきました。浴槽には淡緑色のお湯がたたえられ、掛け流しされていました。泉質は、ここも共同配湯で、同じはずですが、浴槽が大きい分、気持ちのせいか、熊堂屋よりは薄めに感じました。
http://www2b.biglobe.ne.jp/~kondo/onsen/nikki/020907.htm
551投稿者:月岡温泉_熊堂屋 投稿日:2006年08月18日(金) 17時42分36秒
何はともあれ此処のお風呂に浸からねば、月岡に来た意味が無い!ってほど気合を入れてきた『熊堂屋』さん。月岡温泉街のメイン通りで目の前にはバス停があった。新津から羽越本線にて月岡に到着した時にはまだ青空もチラッと覗いていたけど、熊堂屋さんの前に来た時にはかなり本格的な雪になっていた。
玄関で呼びかけると、左の部屋の中から女将さんらしき方がご登場。
気さくさで親しみやすい雰囲気。それに何だか頼りたいような甘えてみたいような懐のでかさも感じてしまった。
湯を請うと、今は誰も入っていないのでどちらでも好きな方に浸かって構わないとの事。なんなら両方でも良いよ・・・なんてかなり嬉しいお言葉をいただき、心ん中では正に狂喜乱舞。
このお宿には2つのお風呂があるけど、両方とも1人浸かるのがちょうど良いサイズなのもあってか、貸切スタイルでの使用となるらしいため、他のお客さんが入浴中となるとその間待つことになる。
・・・って事は訪れる前に温泉先輩方のレポを拝見して知っていたので『もし両方入浴中だったらどうしよう・・・その後待ってるお客さんもいたりしたら、もしかして今日中に浸かれないなんて事もあったりして・・・』なんて暗な想像を玄関入るまで思う存分膨らましていた。
だもんで、この幸運な状況に、あ〜良かったぁぁ〜!と思わず女将さんの前で脱力しまくった。
552投稿者:月岡温泉_熊堂屋 投稿日:2006年08月18日(金) 17時43分46秒
玄関から続く廊下の奥にお風呂があって、真正面が扇形の浴槽で、左にあるのが丸浴槽。この機会を逃してなるかと最初に浸かったのはもちのロンロン丸浴槽♪
此処に来たのはこのお風呂に会うためだもん、もし最初にもう一つの方に浸かってる間に誰かがこっちに浸かっちゃったら、泣くに泣けない。
脱衣所には手書きの入浴に際しての注意や、マナーの呼びかけが貼られている。分析表も最近の新しいものと、アニオンカチオンの響きが懐かしいものまであった。
ガラス戸を開けると、目の前に可愛い丸い湯船が出現。
来る前に色んな方の画像やレポを見て憧れ続けてきたお風呂がようやくの事で眼前に現れたこの瞬間って感動〜ですよね。
湯口の上には何故か鏡を背にしたペンギンさんが佇んでいて、その下の湯口から源泉井から1番近くて新鮮だという熱い湯がチョロチョロと出ている。
浴室内は気持ち良い硫黄臭&アブラ臭が充満してる。
十分にかけ湯をしてから湯船に身を沈めると、結構深い・・・。
顎まで浸かって見ると、綺麗なエメラルドグリーンの湯面にはアブラが浮いてるのがはっきり分かる。
湯が揺れるたびにキラキラユラユラして綺麗かも・・・。
このアブラな感じも美人の湯のもとなんだろうか?
浸かっては、湯船の縁で休むを繰り返し・・・この独占貸切なのが最高〜だなぁ此処。
湯船に沈むたんびに1人分の湯がザ〜ッと溢れてくのが何とも気持ち良い♪
ペンギンさんの横のコップで飲泉してみると苦タマゴで、不味い!良薬口に苦しなのかな〜ぁ?
とにかく二日酔いで飲むのは自殺行為かもと思われる気合の入った味でした。
上右画像にビビットなオレンジ色のドアらしきものがあるんだけど、もしかしてこのドアで両方の浴室つながってる?
何となく遠慮してしまって確かめずじまいなので、真相は闇ん中でありますが・・・。もしそうなら、2つの浴槽をなんなく裸移動可能で楽かもしんない。
553投稿者:月岡温泉_熊堂屋 投稿日:2006年08月18日(金) 17時44分39秒
もう一つの扇形の浴槽。どう見たって1人がいっぱいいっぱいの広さ。
タイルのはがれ具合が丸浴槽同様良い味出してます。というよりこっちのが渋さは上かも・・・。
狭い分こっちのが熱いかなと思ったら、同じくらいの湯温だった。
丸い方で長居した分、こっちに浸かったのはちょこっとだけ。
それに、やっぱもう1度丸い方に浸かってから〆たくなったんですぐにあっちに戻ったのでした(^^ゞ。
湯から上がって女将さんに最高だったと伝えると、丸い方に隠し文字のあるのに気づいたか?とのご質問。
そう言われると来る前に見た画像ではそれらしきものを確認してた記憶があるけど、浸かってる時は興奮状態で全然分からなかったので、再度お風呂に戻って宿名の可愛く入ってるのをしっかと目に焼き付けてきた。
それから玄関先でまた女将さんと話し込み(以前泊まったという温泉チャンプの思い出話とか)、次回は是非泊まりでと宣言。(完全自炊宿にお泊りした経験が無く、多少びびったのもありで、今回は違う宿にお泊りする事に決めたのであります(^_^;))
帰り際初めての人にはあげてるとの事で、宿のタオルをいただき、ホクホク♪
翌日、やはり熊堂屋さんで月岡を〆たいと訪れたものの、玄関には鍵がかかっており断念したのが心残り。
どことなく岩手の国見を思い出させるエメラルドの湯にまた逢いに行く口実をもらえたと思えば、まぁ良いかぁ〜・・・。
(2005年2月)
http://www41.tok2.com/home/iyasiyu/tukioka.kumadou.html