(回答先: レバノン国境での交戦拡大〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 08 日 11:31:04)
【エルサレム8日共同】
イスラエル放送によると、米国のジニ中東特使は7日、イスラエルのペレス外相と会談し、イスラエル軍がヨルダン川西岸のパレスチナ自治区で侵攻作戦を継続していることに不満を表明した。
パウエル米国務長官のイスラエル訪問を前にブッシュ米大統領はイスラエルに「遅滞なき撤退」を求めているが、作戦の即時終了の兆しはなく、イスラエル軍は逆に武装パレスチナ人との戦闘を激化させている。
ロイター通信によると、激戦が続く西岸ナブルスでは7日だけでパレスチナ人12人が死亡、ヘリコプターによる攻撃が行われたジェニンでも多数の死傷者が発生しているもようだ。軍報道官は7日、共同通信に「パレスチナ人の抵抗は徐々に弱まっているが、テロ基盤破壊まではしばらく時間が必要」と語った。
一方、アラファト自治政府議長が監禁状態となっているラマラの議長府や武装パレスチナ人約200人が立てこもっているベツレヘムの聖誕教会周辺でも終日散発的な戦闘が続いた。いずれも死傷者が出ているかどうかは不明。