(回答先: 江沢民国家主席:イランなど5カ国歴訪へ 米国けん制の狙いも[毎日新聞4月8日] ( 2002-04-08-11:06 ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 08 日 11:29:30)
【カイロ=加藤秀央】
イスラエル軍は7日、北部のレバノンとの国境地帯への部隊増派を開始した。国境付近では同日、イスラエル軍とイスラム教シーア派民兵組織ヒズボラの交戦が拡大。軍事的な緊張が高まってきた。
今後さらに事態が悪化すると、パレスチナ自治区での衝突に続く「第二戦線」に発展して中東情勢が一層流動化する懸念が強まっている。
国境付近に展開するイスラエル軍の拠点に対し、ヒズボラはレバノン領内から迫撃砲などを撃ち込んだ。これに応戦したイスラエル軍機に地対空ミサイルを発射したとの情報もある。イスラエルのシャロン首相は7日夜、「ヒズボラに武器を提供しているのはイランで、シリアの協力がなければ攻撃はできない」と名指しで非難した。
ヒズボラの攻撃はイスラエル軍がパレスチナ自治区への侵攻を始めた3月末から規模を拡大している。レバノンを実効支配するシリアはイスラエルからの攻撃に備え、すでにレバノン領内で部隊の再配置を始めた。