(回答先: パウエル国務長官、停戦仲介へ中東に出発〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 08 日 11:32:56)
【カイロ=石川陽平】
イスラエル軍は7日、ヨルダン川西岸最大の都市ナブルスの旧市街でパレスチナ側と激しい戦闘を続ける一方、ナブルス近郊の村テルに新たに侵攻した。パレスチナ治安当局によると、イスラエル軍は約10台の戦車をテルに投入、過激派メンバーの捜索を開始した。
一方、過激派に対する掃討作戦は西岸北部のジェニンの難民キャンプでも激しさを増し、パレスチナ自治政府のアベドラボ文化情報相によると、7日までに少なくともパレスチナ人35人が死亡。イスラエル軍にも7人の死者が出た。
イスラエルのベンエリエザー国防相は7日、「できるだけ早く」撤退するよう求めたパウエル米国務長官の発言について、米テレビに「即時撤退を意味しているとは考えていない」と主張。イスラエルの安全が保証されるまで侵攻作戦を継続する考えを強調した。