(回答先: 米特使、イスラエル侵攻作戦継続に不満表明〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 08 日 11:32:01)
【ワシントン=秋田浩之】
パウエル米国務長官は7日夜、中東諸国などへの歴訪に出発、激しい紛争が続くイスラエルとパレスチナの停戦仲介をめざす。アラブ主要国の首脳と会談するほか、欧州連合(EU)議長国のスペインやロシアとも会談、和平実現の地ならしに当たるが、見通しはなお不透明だ。
11日にもイスラエル入りする方向でシャロン首相と会談するほか、アラファト・パレスチナ自治政府議長と会うことにも含みを残している。
パウエル長官は出発に先立ち、米NBCテレビの番組で「停戦を達成できるかどうかは確かではない」と、情勢は依然として厳しいとの見解を示した。同日朝のシャロン・イスラエル首相との電話では、イスラエル軍の即時撤退を改めて求めたが、首相から具体的な撤退時期の提示はなかったとも明らかにした。