(回答先: イスラエル軍が戦線拡大、国防相も侵攻継続強調〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 4 月 08 日 11:34:08)
米第5艦隊司令部があるバーレーンでパレスチナ情勢を背景に反米デモが拡大している。参加者は米国のイスラエル寄りの政策に反発している。
デモ隊参加者の一部が5日、米大使館に投石し敷地内の車に放火したほか、7日も米軍の退去や米大使館閉鎖を求める数千人規模のデモが発生した。7日までにデモに参加した男性が死亡、家族は大使館の敷地内から発射されたゴム弾が頭に命中したと主張している。
米国のニューマン大使が3日、ロータリー・クラブ式典で、衝突で犠牲となったイスラエル人のために1分間の黙とうを求めたことが怒りを拡大したようだ。式典では参加したバーレーンの学生が死亡したパレスチナ人への黙とうを呼びかけたところ、ゲストとして招かれていた米大使がイスラエル人犠牲者にも弔意を示すべきだと発言したという。
式典主催者はこれに抗議して米大使館が寄付した5000ドルを返金。バーレーン主要紙も大使に謝罪を求めるなど波紋が広がっている。(バーレーン=岐部秀光)