(回答先: 国連、緊急安保理を招集 泥沼のパレスチナ情勢で【ニューヨーク29日共同】 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 3 月 30 日 10:16:23)
サウジアラビアのアブドラ皇太子は滞在先のベイルートで29日「パレスチナ自治政府のアラファト議長を排除しても、占領が続く限り抵抗運動は終わらない」とイスラエルの議長府占拠に強く警告した。
ベイルートで28日まで開かれたアラブ首脳会議が採択した中東和平案の発案者となった同皇太子は、「アラブは善意をもって和平の手を伸ばした。イスラエルがこの機会を逃せば、結果は悲観的なものになる」と、事態の平和解決を呼び掛けた。
アラブ諸国では、イスラエルがラマラ侵攻で和平案を否定したとの受け止め方が広がっているが、アブドラ皇太子は「未来を見詰める者は、失望などしない。正義はいつか実現する」と述べ、長期的には同和平案が地域の安定に寄与するとの考えを強調した。(共同)