(回答先: イスラエル、議長府で70人を拘束・アラファト議長を事実上幽閉〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 3 月 30 日 10:25:12)
【ワシントン29日共同】
パウエル米国務長官は29日、イスラエルのシャロン首相との電話会談でパレスチナ自治政府のアラファト議長府施設を占拠したイスラエル軍が議長を傷つけたり、殺したりあるいは拘束しないとの保証をイスラエル政府から得ていることを明らかにした。
国務長官は記者会見で「首相はわたしに、イスラエルが取る行動には議長を傷つけたり、殺したりすることは含まれていないと述べた。また拘束しないことも(イスラエル政府は)示唆している」と述べた。さらにイスラエル側がヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ラマラ地区を長期にわたって占拠する考えもないことを米政府に伝えたことも明らかにした。
一方、国務長官から首相に対しては「議長を傷つけないよう必要な自制を発揮してもらいたい」と要請したという。サウジアラビアのアブドラ皇太子は29日、「われわれは、アラファト議長が危害を加えられないという確約を米国から得ている」と述べていた。