(回答先: 中東情勢:ユネスコがイスラエルに即時攻撃停止求める[毎日新聞3月30日] ( 2002-03-30-10:18 ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 3 月 30 日 10:32:06)
【ベイルート小倉孝保】
イスラエルに和平を呼びかけるベイルート宣言を採択しばかりのアラブ指導者は29日、イスラエル軍のパレスチナ自治区攻撃を強く非難した。
27、28日に開催されたアラブ連盟(22カ国・機構)首脳会議の議長国レバノンのラフード大統領は「イスラエルはアラブ首脳の提示した和平案に野蛮なやり方で反応した」と語った。
また、イスラエルと外交関係を持つエジプトのマーヘル外相は「イスラエルのやり方はまったくばかげたやり方で、不当なものだ」と厳しく批判。アラブ連盟のムーサ事務局長は「イスラエルは暴力をやめ、アラブが示した和平案に応えるべきだ」と述べた。
アラブ首脳はベイルート宣言の中で、イスラエルが全占領地から撤退することなどを条件に、アラブ諸国がイスラエルと「正常な関係」と締結するとイスラエルとの包括的和平を呼びかけている。
宣言の発案者となったサウジアラビアのアブドラ皇子は、「パレスチナ自治政府のアラファト議長を孤立させても、占領が続く限り、抵抗運動は終わらない」とイスラエルの議長府占拠に抗議した。