9・11空爆テロから半年が経過した本日(3・12)午前NHK衛星1で放送されたフランスの「F2ニュース」とスペインの「TVEニュース」は、倒壊したWTCのノースタワー(最初の航空機が激突した方)について、激突直後の内部状況を次のように報じた。
[フランスF2ニュース]
「戦争10」ボードに昨日転載された「毎日新聞」の記事( http://www.asyura.com/2002/war10/msg/291.html )に書かれているフランス人カメラマン(3人)を出演させるとともに、取材映像を流した。
● 出演したフランス人カメラマンたちは、日本でも「ガンマエクスプレス」のクレジットで何度も放送された1機目のWTC激突映像を撮影したものたちである。
● WTCノースタワーに航空機が激突した直後ビルに入ると、右手奥に大きな炎が上がっていたと言う。(映像では見せなかったが、ロビーの床には壁材のような破片が散乱していた)
● フランス人カメラマンが取材したWTC内部の映像は、今年9月11日に「完全版」としてフランスF2が放送するとのこと。
[スペインTVEニュース]
9・11空爆テロ当時のWTC保全責任者であるというウィリアム・ロドリゲス氏(プエルトリコ出身)へのインタビューというかたちで、激突直後のWTCノースタワーの状況を説明した。
● ロドリゲス氏は激突時に39Fの事務所にいた。
● 航空機が激突したとき、発電機か何かが爆発したと思い、上司に報告しに行こうとした。
● その途中で、航空機燃料に引火したのか航空機の爆発音を聞いた。
● 次に、もっと大きな爆発音を聞いた。すると、「爆発した。爆発した」と叫びながら人が駆け込んできた。その人は全身に火傷を負っており、右腕の皮膚が手袋のようにだらっとしていた。
● 外の警備員から航空機が激突したと無線で報告が入った。
● 強い衝撃を受けたと思ったら、館内放送で「65階がやられた」と告げた。
● この爆発で、65Fから44Fまでが崩れ落ちた。
● プエルトリコにいる母親に電話をかけた。
● 建物の外に出ると、上階から飛び降りたと見られる人たちの異体が目に入った。
● 同じ頃に外に出た人が、上から落ちてきた瓦礫の直撃を受けて死ぬのを見た。
● 母親がぺしゃんこになった自分の遺体を見ることがないようにと祈った。
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9・11空爆テロの攻撃を受けたWTCノースタワーでは、以前アップしたようにドキュメンタリー番組でも、逃げ出した人々が20F〜30Fで数度の爆発音を聞いている。
9・11のAA11便は、ノースタワーの110階より高いフロアーに激突している。
今日放送された不達のニュース番組に基づけば、激突階からずっと離れた「65F」・「1階ロビー」・「階不明」の最低3ヶ所に爆発物が仕掛けられていて、航空機が激突した後に起爆されたことになる。
20階台でも爆発があったことを考慮すると、20階おきに爆発物が仕掛けられていた可能性もあるだろう。
そして、ビルが外見的に倒壊する以前に、内部フロアーが、そのような爆発物の爆裂により崩落していたことが窺い知れる。
ブッシュ政権及び米国捜査当局は、ビル内部に爆発物が仕掛けられていたことを隠すために、WTC倒壊調査委員会が回収された鉄骨を調べるのを妨害したと思われる。
(WTCからスタテン島に運び出された残骸から、時計やメガネなどを探し出して保管しているというのに、激突航空機のフライトレコーダーやボイスレコーダーはまったく無視しているし、ビルの鉄骨材も調査されることなく処分されている)
ひょっとしてアルカイダ(ウサマ・ビンラディン氏)が実行グループであったとしても、ブッシュ政権・米国捜査当局・国防総省が、最低限9・11空爆テロの“共犯者”であることは間違いない。
日本を含む「文明自由主義諸国」は、テロリスト=ブッシュ政権を支持し、欺瞞で犯罪的な「対テロ戦争」に参戦しているのである。