(回答先: Re: 【不可解なWTC崩壊】 投稿者 シナリオ通りってことで 日時 2002 年 3 月 13 日 20:05:39)
WTCが内部爆破によって倒壊させられたという説は、事件直後から陰謀説の一つとして有名になった。それを、立花隆も引用していたらしいね。しかし、日本のメディア人はアメリカ発の「火災原因説」で翼賛系報道を続けてきた。日本では、今年に入ってからも科学雑誌の『ニュートン』も火災原因説を記事にしているらしいのだがね。
このアップでは、WTCの設計にまつわる記事が紹介されている。
>テロ事件の起きる数日前に、ドイツのフランクフルトでテロ対策の国際会議が開かれ
>た。席上、WTCビルの設計に携わった構造エンジニアの説明があり、「旅客機の衝
>突があっても倒壊することは無い。ジェット機の燃料は燃焼するのが早いし、2000度
>を超えることもない。WTCビルはそれくらいの衝撃や高熱には耐えるように設計し
>てある。」と太鼓判を押していた。
WTCは古いビルだが、建設当時から旅客機の衝突を想定して設計していた事は間違いが無いらしい。当時最大のボーイング707型機の衝突を想定し、その衝撃にも耐え得る強度で設計した。WTCと旅客機は、ある意味因縁の間柄だった。
この事は、WTCを良く知る者なら良く知っているらしいね。問題は、当時最大の707型機の衝突に耐える構造であっても、旅客機の大型化にともなってビルの耐力は不足していた事にあるらしい。WTCは、911の激突に耐え得る力は無かったと言われている。
にもかかわらず、火災原因説が唱えられているのが問題なのだろうね。その真の理由は何であったのかがね。
それは、爆弾による内部破壊説を打ち消すためなのか、それとも設計の過失責任問題を打ち消すためなのか。いずれにしても、WTC所有者である不動産業者は、入居者の安全を確保する補強工事を怠ったとして、犠牲者遺族や入居企業から民事責任または刑事責任を問われかねないみたいだね。