現在地 HOME > 掲示板
★阿修羅♪
|
現在地 HOME > 掲示板
★阿修羅♪
|
|
(回答先: 【地獄の釜が開いた！】東京外為（午後）：円が大幅安、入札札割れ−対ユーロ３年ぶり安値(東京９月20日ブルームバーグ）【株安、債券安、円安のトリプル安！地獄！】 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 9 月 20 日 15:59:32)
20日の債券相場は急落（利回りは上昇）。政府の不良債権処理に対する取り組み姿勢を見極めようとの雰囲気が広がり、この日実施された10年国債の価格競争入札が初の札割れとなったことを受けて長期債需給の悪化が懸念された。10年国債利回りは約1カ月半ぶりに1.3％台に上昇（価格は下落）した。
三菱証券金融市場部自己売買課の吉田幹彦部長代理は、「きょうの価格競争入札が未達となったのは、おととい先物価格が２円下げ、きのうは1円反発するなどボラティリティ（予想変動率）が大きいので、各社とも応札額を絞ったことが原因とみる。もっとも、日銀の政策転換により政府がいずれ不良債権処理の抜本策を打ち出すのではとの警戒感も根底にあるようだ」と言う。
財務省が20日に実施した10年利付国債（242回債）の入札において、予定額に応札額が達しない札割れが発生した。札割れは価格競争入札が始まった 1989年度以降で初めて。発行予定額1兆8000億円の75％に相当する1兆3500 億円が価格競争入札の対象となり、これに対して応札額は88％の1兆1852億円にとどまった。もっとも、不足分はシンジケート団が引き受ける予定であり、札割れによる国債発行には支障はない。
現物市場で10年物の241回債利回りは、午前の取引開始後は19日の終値 1.180％とほぼ同水準で小動きだったが、その後は入札に向けたポジション（持ち高）調整やヘッジ売りなどで緩やかに水準を切り上げて、午前の終値は前日比３ベーシスポイント高の1.210％だった。
午後1時の入札結果の発表後には一段と利回り水準が上昇し、午後２時すぎには新発10年債として８月７日以来の1.300％台に乗せた。一時は1.305％まで上昇した。
先物市場で中心限月の12月物は、前日の終値140円20銭より６銭安で始まり、その後しばらく140円20銭を中心に小動きとなったが、10年債入札に備えたヘッジ売りが膨らむと前日比17銭安の140円03銭まで下げた。
午後1時の入札結果発直後には１円16銭安の139円04銭まで急落。その後は139円20−30銭台での推移となり、結局72銭安の139円48銭で引けた。
今回の入札に関して、市場では投資家の需要が弱いと懸念する見方が出ていた。この日夕には経済財政諮問会議が開かれ、政府のデフレ対策を見極めたいとのムードが強かった。ＵＦＪつばさ証券の道家映二シニアストラテジストは、10月債については「クーポン収入が来期以降にしか入らない一方、含み損益は今期分に反映されることはネガティブな材料だ」として投資家向けの販売低調を警戒していた。
（債券価格） 前日比 利回り
長期国債先物12月物 139.48 -0.72 1.471％
売買高（億円） 35038
241回9月債 100.00 1.300（+0.120）
東京 山中英典 Hidenori Yamanaka
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。