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(回答先: データ 投稿者 招き猫 日時 2002 年 8 月 16 日 00:10:52)
口論の仲裁はヤボだと思いますが、
もし続けるつもりなら「招き猫」氏に次の「あっしら」氏の主張に対する反論をしてもらいたい。
年間100兆円の国債が発行されますが、それと同等額の国債を残る8ヶ月間で全部買い切りオペしたとしても、インフレにはなりません。
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商業銀行から先で通貨供給の増加が実現されないからです。
いくらインフレ率目標を掲げようと、経済主体は、そうなってから動くものです。
そうならずにデフレが継続すれば、危ない企業以外はそれほど必要ではない借り入れは、ただ過大な負担を背負うだけのことになります。
危ない企業に貸し出しを行えば、銀行の不良債権が増えるだけなので、銀行が実行しないでしょう。
銀行が保有している国債を“全部”日銀が買い取ることで困るのは、安定的な利息収入源を奪われた銀行です。
日銀の金融政策は、インフレターゲット政策でデフレを解消できないことを既に示しているのです。
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インタゲ政策が胡散臭く見えるのは、こういう主張にまともに答えないからだ。「とにかくやりゃ−良いんだよ」という強引な姿勢がいつも見え隠れする。なぜ、インフレを起こす事ができるのか、きちんと論理の筋道を示す必要がある(どのインタゲ論学者もこれができていない)。