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(回答先: アメリカの対日政策の第３期の今、日本人で正義の士は誰か (uedam.com) 投稿者 五月晴郎 日時 2010 年 10 月 16 日 15:01:26)
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検察の主観性の問題
投稿者：ウエダ 投稿日：2010年 9月10日(金)22時39分12秒
こんばんは、皆さん、植田です。
『小沢革命政権で日本を救え』の中に、佐藤優氏の発言で注目すべき一文があります。
「検察官僚は主観的には、実に真面目に日本の将来を考えているのです。」Ｐ．２６
そう、「主観的には」です。
これが何を意味するか。
理性論を基礎に置く私の律令理性から見れば、ここが本質です。
検察官僚の主観性が、なぜ日本を動かすか、です。
なぜそれが普通の日本人の主観性ではないのか。
言いかえれば、なぜ普通の日本人の主観性は、自分をこの国の主人であると自認できないのか。
そしてなぜ検察官僚にそれができるのか。
ここが日本問題のすべての核心です。
で、答えは、それが日本人の思想に「哲学」がなかったことのツケです。
だから、哲学とは何か、と言えば、普通の人間に自分を地球の主人と自認させる思考様式です。ここから西洋史に大航海時代が開幕しました。自然科学がスタートし、経済成長が始まりました。
アメリカ合衆国はこれらの申し子です。だからアメリカの政体は、主人公だらけの社会を、いかにチェック・アンド・バランスで秩序づけるか、が基本になっています。ジェームズ・マディソンたちはこの点をよく考えました。『フェデラリスト・ペーパー』を見よ、と。
一方、日本人の思想にはこれがなかったので、官僚主導になってきました。
官僚主導とは、言ってみれば、これだけのもです。
そう、これだけのものですが、西洋人がそのように考えるようになるまでに古代ギリシアで哲学が誕生してから、２０００年がかかりました。
ペリーが来航してから、まだ１５７年しかたっていません。
だから、まだ日本社会が官僚主導でいるのも、無理はないか。
なんて、小沢か、管か、なんてのをニュースで見ていると、思ってしまいます。
そんなことは考えるまでもなく、小沢首相だろうに、と。
だから、その「真面目に日本のことを考えている」という「検察の主観性」とやらを、もう、徹底的に叩き潰せ、です。時代遅れだぞ、と。
藤原不比等に洗脳されているだけの主観性です。
それに換えて、自然理性の主観性を新しく注入してあげましょう。
しかし、彼らも優秀な日本人に違いないのに、なんでそんなに古い主観性になってしまっているのでしょうか。
といえば、日本の学校教育が古いからです。
すべてがつるんでいます。
日本人の思考方法を徹底的に解体していく必要があります。
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