スキーブーツのカント調整 ID非公開さん 2013/11/1301:33:28
スキーブーツのカント調整について教えてください。 今シーズン6,7年ぶりにブーツを買換えました。 その際、お店で 「カント調節は今はあまりしないんですよ。」 「滑ってみてどうしても違和感があるようでした調節しますよ。」 と言われてしまいました。 今は、そうなんですか? 補足 ちなみに、ブーツはラングです。 ゼロカントなるものが売りらしいけど、自分はイマイチ理解してないです。 その辺も含め、ご教授頂ければと思います。
beinspielさん 2013/11/13 19:59:03 ブーツには、カント調整なしのタイプとカント自動調整タイプ(ガルモント等)と 手動調節タイプに、分かれます 手動調節の、ブーツに付いては、脚を肩幅に、開いた状態での調整が、大前提です、モーグル等で、閉脚で滑る場合でも、脚は、肩幅に開いたままで、調整を行います (昔、ポーパスターンの時代は、閉脚での調整が流行り、それが原因で、前十字靭帯剥離骨折が、多発し、多くの選手生命が絶たれました、 その方たちは現在でも、無理出来ない体でサポーターを、付けてスキーをしています、 現在も一般の方で、スキー特有の怪我である、前十字靭帯剥離骨折する方が、いますが、間違ったカント調整が原因です) 正しい、調整とは
1、脚を肩幅に、平行に、開く 2、は、1、の状態で、膝を、屈伸させる。 この時、膝中心が、ブーツつま先中心へ(真前方)曲がるように、カント調整を、行っていく。 3、は、1、の、状態で、平らな床で、目隠しをして、その場で、足踏みを、30秒程行う、この動作により、最初の、立ち位置から、移動していたら、カントは、合っていません。 最初の、位置から移動しなくなるまで、2、〜3、を、繰り返します。 インソールで、調整という方法も、有りますが、これに、付いては インソール作ってくれるショップは、沢山有りますが、その、多くはフィット感が、あると勘違いさせてくれる程度の、ものです、 今まで、いろんなインソールを、見ましたが、運動の原理等全然理解していない作りが、大半です(今の所、使えるインソールのショップは、私が、知る限りでは国内で、1件しか知りません) いいショップは、確かに、あるのですが、まずは、正しいカント調整で、滑ってみてください。 ゼロカント私も、持っていますが、インソール作り変えていますしシェル出し加工もしています 選手さんも、ゼロカント履いていますが、インソール作り変えていますし、シェル加工もしています 中身と、外見は、全くの、別物で、ゼロカント構造完全無視で、使っています 純正の、ビスで調整するなり、ブーツチューンするなり、いずれかの、方法でカント調整は、必要です 片足で、コブを滑るにはカント調整なしでは、不可能です 最低でも、聖地で片足で左右にターンをできるまでの調整は必要です、滑れない場合は、ご自分の技術よりも、ブーツチューンの技術を、疑って下さい 多くの選手さんのチューン内容を知っていますが、 ブーツチューン(カントに影響を与えるチューン)だけで「全く、違う滑り」に、なります、 インソールや、カントが、合っているか等、一目瞭然ですよ どこかのチューン屋さんが、どう判断しようが、ナショナルチームの近くの方たちの中では当然の知識です bianchifeltgiantさん 2013/11/14 08:16:13 補足に対して ラングのシェルのカント調節は,くるぶしのカントアジャスターボルトを緩め,さらに後ろのエナジーフォークプレートのボルトを共に緩めて数回膝入れし,その状態のまま緩めたボルトを締めますとカント調節は終わりです。なおこの調節はショップで行うものではなく自分で行うものです。 しかし,カント調節派の皆さんが言われるようにシェルのカント調節だけでは効果はあまりなく完全ではありません。むしろシェルのカント調節などしなくとも(出来ないブーツもあります)インナー加工やシムで調節をしますと効果の大きい調節が可能です。 シェル加工が必要ない程度の場合には,これもやり方さえ解っていれば,自分でやれるものです。簡易的にはシム調節ですんでしまいます。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ カント調節必要派と不必要派の論争のようですので,体験を含めまして一言参加させてください。 私のケースではなく妻のケースなのですが,何十年もカント調節無しで滑らせてきました。しかし,ロードバイクに乗るようになりまして,自転車ではカント調節は必須です。カント調節しませんと膝がまっすぐに下がりませんからきれいなペダリングが出来ません。ロードバイクシューズには,スキーブーツのようなカント調節機能がありませんが,中敷きの下に入れますカント調節用シムがあります。 妻のスキーブーツはカント調節が出来ないのですが,自転車用のカント調節用シムを入れまして調節しますと滑りが見違えるほどよくなりました。 40年間教え続けてきまして,何でこの人は駄目なんだろうと思っていましたが,カント調節の重要性に今頃になってやっと気づいたわけです。 上級者ですと自然に自分で滑りを変えることが出来ますが,中級者には無理ですからやはりカント調節は重要ですね。 かくいう自分自身は,カント調節はしていません。きれいに滑ろうともうまくなりたいとももはや思いません。ただ妻のおつきあいをしているだけですからバックルも強く締めたことがないほどですので必要性をあまり感じないのです。 ご質問者さんが中級であったり,これからも上を目指したいというのであればカント調節は必要と思います。私のようにもうどうでもいいやといった類いならば必要ないかもしれませんが… k_fzr1000さん 2013/11/17 11:50:22 eve8848ne2002さんへ そのお店の方の話は、お客さんに親切そうに思える一方で、Proとしての対応力に欠ける様な気がしますねぇ。 >今はあまりしないんですよ。」 じゃ、盛んにやった昔と言うのは何時頃の事を指すんでしょうか? 私的には、カービング板が一般的に成って以後は、それ迄より角付けに敏感に成った分、カント角の調整がより重要に成った、という意見に賛同します。 まあ、そのカービング板にしたって、一時は旋回軌道から外れるのが困難な程のエッジグリップを誇った時代はさっさと過ぎ去り、自然なフィーリングの板が主流に成って久しいので、一概には言えないんですけども。(^=^;) ちゃんとやるなら・・・という七面倒な話をちょっとさせて頂きますと。。。f(^^;) 先ず、熱可塑性樹脂で裸足の足裏を転写する、カスタムインソールを作成して利用為さるのが好ましいでしょう。 人間の骨格は、踝から下、踵の骨に向かって、正常な状態でも若干内側に倒れているのが普通なんだそうです。 その踵を正しく、しっかり支える、と言う意味で、カスタムインソールに勝る物はちょっと見当たらない、と思ってます。 で、、、足裏のスキャナーで凸凹を読み取って、3Dで削り出すインソールと言う物も存在しますが、過ぎたるは及ばざるが如しと昔から言う通り、熱成形のインソールでも飽き足らない時に成って初めて手を出す物、と考えて良いでしょう。 熱可塑性樹脂の平板を足裏に沿って湾曲させる。と、周囲には薄い三角形の隙間が空いてしまう。 「折角ガッチリ支えようって話なのに、こんなんじゃ子供騙しだろう」とお感じに成りましょうが、実はこの"遊び"が大事なのです。荷重、抜重の運動の繰り返しに伴って、この隙間が血行を手助けするのです。から、それを阻害してでももっとハードな固定を、と成った時に登場を願うべきなのです。d(^^;) これで、シェルの中は良し。次は、シェルと骨格のマッチング。と言う事で、カント調整が出て来るのです。
が・・・、これも大概のお店では、膝頭の位置を見て、臑の骨の湾曲具合に合わせました、と言う程度でしかありません。 ちょっとイメージしてみて下さい、自分の立ち姿を。左右均等の荷重分担に成っているでしょうか? ski板は、特にカービング板に成ってからは、荷重によって弓なりにしならせ、それで雪面を掘り込んで、その溝なりにターンする様に成って来ました。 と言う事は、左右の荷重が均等で初めて、しなりも均等に成るのです。 と言う事は、荷重分担が均等な状態の骨格で、カント角も左右の差を無くす様に調整せねばならない。 ですよね? d(^^;) 左右が揃っていれば、微妙な「付き過ぎ、付き足りない」加減は、滑ってるときのスタンス幅で調整(吸収)出来ます。 左右の荷重分担が揃った状態でカント角を診る。には現状でコレしか無いでしょう。 http://www.sports-kanda.com/kameiten/boots/kameitenbootdata/086-087... 左側の囲み記事で紹介されている「CJS」です。
他にも、2店程、これを採用している所を確認出来ています。 ちょっと余談に流れますけど。 この神田ブーツ研究 http://www.sports-kanda.com/kameiten/boots/ では、オリジナルのフォーミングインナーも販売しています。一見、国内メーカーのインナーと同じに見えたりしますが、フォーム液の入るポケットが、臑の骨の左右に高く立ち上がっているのが特徴です。(何処のでも、踝上の縫い目迄) カントをバチッと決めたい、繊細な角付け操作を狂い無く反映させたい、と思うなら、選択を考えても良いアイテムだと思います。 ・・・ 人によって、意見は様々でしょう。 今は踝に偏芯機構が装備され、それを回して調整する物が多く成りましたが、昔ながらの、長穴とねじの締め付けで固定する物なら、硬い床の上で、緩めた状態で膝入れ動作を何回もしてから締め付け直せばいい、と言う方も居られるでしょう。 私のご紹介した話はちょっと極端な例かもしれません。が、こういった世界も在るのだと思って頂ければ幸いです。 >自分はイマイチ理解してないです。 おっと、そうでしたか。
人間の足の骨は、多かれ少なかれ湾曲しています。O脚とかX脚と簡単に言ってしまう事も多いですけど、多くは左右不均等で、D脚やK脚だったりします。d(^^;) skiは、踏み込みで板をしならせて旋回に入りますが、その前段階として、角付け操作で左右に傾けると言う事をします。 その、傾け方に対して左右の接雪角度が不揃いだと、左は調子良くても右が苦手と言う様な状況が出現したりします。 幼少の頃からそれに慣れ親しんだ、と言うエキスパートも居られますが、普通は、正しい操作に正しく反応する用具を使った方が、間違いが無くて上達で遠回りする事が少ない、と考えて、個々の骨格にアジャスト出来る様に調整機能を持たせているのです。 尚、アッパーとロアシェルの間(ヒンジ部)に調整機能が無くても、インナーブーツとアウターシェルの間にボール紙の様な厚みを持たせられる物を挟み込む事で、シェルと骨格の角度関係を変えられます。基本中の基本ですので、覚えておいて下さいナ.d(^_^) ・・・とUpしてから皆さんの回答にサッと目を通して見る。。。 皆さん、結構書かれてますね。(^^;)
そいじゃ、って事で少々追加。 その昔、スロベニアのデモンストレーターがテクニカのブーツを履いていて、土踏まずのアーチ調整機構を弄った所、カントが合わなく成ったと騒ぎに成った事が在ります。 その方は体格に恵まれていたので、アッパーとロアを強固に繋ぐリベットを打っていました。から、調整しようとしても巧く調整出来なかったんですネ。 中上級向けにフレックス剛性の調整手段として、上下のシェルを連結するリベット・ボルトの類いを標準装備する機種も結構増えていますから、そこも固定に関与していると考えて頂いて、良く良く見て、理解して頂ければナと思います。
jijiski63さん 2013/11/13 08:25:57 自分の足に合わせたインナーソールを作ればカント調整しなくても解決できることはありますが、例えそうであってもカント調整はします。 O脚やX脚はもちろんですが、左右の足でカントが違うからです。 私が行っているショップではインナーソールを作った上でカント調整します。 その方法は1m四方くらいのプラスチック板の上で目をつむって足踏みします。 目をつむって足踏みすると自分ではその場に留まっているつもりでも前進します。 その時、カントが合っていないと左右どちらかにずれて進みます。 ショップの人はそれを見て真っ直ぐに進むまでカント調整を行います。 この理屈と調整の仕方はショップまかせなので分かりませんが、調整したら真っ直ぐ進むのは確かです。 そのヒントとなるのが下に添付のWebページです。カントが合っていないと体が傾いてしまうのが良く分かります。これが滑りに影響しないはずはありません。 http://www.geocities.jp/ski_factory_info/boots_clinic.htm 上記の方法なら家人に手伝ってもらえば自分でもできます。なぜ、「カント調節は今はあまりしないんですよ。」 と言ったのかわかりませんが、ひょっとしたら調整する知識がなかったのかも?? 某有名デモは、インナーソールもカント調整もしないという話もありますが、それはそれなしでも合わせられる滑る技術をもっているからだと思います。 pi_papa_jpさん 2013/11/13 07:21:56 eve8848ne2002さんへ カント調整する目的がハッキリしている場合なら、調整の意味はありますが、一般のゲレンデスキーにカント調整は必要ないと考えます。 意味もなくカント調整するくらいなら、インソールをカスタムして、雪上で真っ直ぐ立て、膝がスキー板トップに向かって真っすぐ曲がる様にした方が良いです。 この状態でどうにもならない場合に、カント1〜1.5度の微調整すれば、効果があります。 ノーマル状態、床立ち状態でのカント調整は、あまり意味はないです。 ko_taro_kunnさん 2013/11/13 02:12:38 嘘です。 昔の長板時代と比べて、今のカービングスキーでは、よりカントの調整が重要になると思います。 その店員さんのおっしゃった意味は何なのか考えてみましたが、全く答えが思い浮かびません。 もちろん、膝の使い方等で、「身体でブーツの外傾角・内傾角を調整する」ことは可能ですが、よりダイレクトに、板に体重を乗せるということを考えると、カント調整して、まっすぐに膝を使った方が有利です。 また、適度な内倒を使って全体重を生かす今の滑り方だと、よりカント調整の意味があるでしょう。 カント調整は、そんなに難しいことではありません。 一人でも容易にできますが、ご家族等に手伝ってもらえば、より簡単です。 以下、簡単に説明しますね。
ブーツを履いて、平らな場所に立ちます。屋外の固い場所、たとえばコンクリートの水平な場所等が良いでしょう。 で、荷重した直滑降の姿勢をとります。 その際、足裏の外側が浮けば(浮く感じがすれば)内傾方向に、内側が浮けば外傾方向に、調整するだけです。付属品に調整用の六角レンチ等があるはず(一部メーカーによっては、市販ドライバー使用)なので、それで調整します。 大抵はネジ方式ですが、どちらが外傾内傾方向かは、説明書をお読みください。 10分もかからないと思います。 両脚共に、「ぴたっと」地面に貼り付くような感じであれば、調整不要です。 そんな感覚になるまで調整してください。 私感では、変な膝の使い方をして、ダイレクトに体重を乗せないような癖のある滑り方になってしまう前に、カント調整した方が良いと思います。簡単ですし。 なお、回答者は、かなりのO脚で、特に右足が酷く、最大外傾角にしても、「ぴたっと」する感じには至りません(笑涙)。 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q14116408014
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