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(回答先: 書き起こしつづき。日本弁護士会の同じ内容のビデオより遙かに観やすいです。 投稿者 こーるてん 日時 2013 年 11 月 19 日 16:53:55)
何度もいいますがアニメの方がわかりやすいです。
(書き起こし)
憲八おじさんとタマ003
カイケンジャー「国防軍隊カイケンジャー(壊憲者)!(日本国憲法を現す壁に向かって)日本国憲法を破壊せよ!カイケンキック!カイケンハンマー!カイケンミサイル!(壁はびくともしない)駄目だ!破壊できない。(硬性憲法)硬い。硬すぎる。」
憲八おじさん「(家でタマとくつろぎながら)平和だなー。この平和は、硬性憲法によって守られてるのかもしれないなー。でも、もし国民の3分の2近い人が憲法改正を望んでいるのだとしたら、3分の1ちょっとの人のために改正できないとしたら、民主主義に反するんじゃないかなー。」
タマ(起き上がって)「それは、違うにゃ!」
憲「タマ?」
タマ「民主主義で重要なことは、少数意見をいかに尊重するかなんだニャー!もちろん多数決は重要だにゃ。しかし、すべての問題を多数決で解決することはできにゃいし、してはならない。」
憲「なんで?」
タマ「それは、多数の意見がいつも正しいとは限らないからなんだニャー!大衆は、一時的なムードや感情に流されやすい性質を持っているので、不正確な情報によって、多数意志が操作される危険があるんだにゃー!」
タマ「ナポレオン帝政、ナチスドイツ、そして戦前の日本など、多数意思が過ちを侵す危険性があることは、歴史が証明している。だから、慎重さを要する問題については、少数意見に耳を傾けることができるような仕組みが作られた。それが、特別多数決なんだにゃ!」
憲「特別多数決??」
タマ「過半数よりもさらに多い特定の数を持って決する方法だにゃ!憲法憲法改正発議の要件である総議員の3分の2以上の賛成というのも、特別多数だにゃ。特別多数決の場合、意思決定が困難になる。多数意見と、少数意見が、冷静にじっくりと話あわなくてはならない。そうすることで、一時的な感情に流される危険を回避しようということだにゃ。」
憲「なるほどー。」
タマ「もうひとつ、重要なことは、少数者の人権だにゃ。」
憲「人権?」
タマ「過半数の多数決でものごとを決める民主主義には、少数者の人権が切り捨てられてしまう危険性があるんだにゃ。例えば、沖縄。例えば、福島。日本国憲法は、基本的人権を尊重している。少数者であっても、その人権は、守られねばならない。過半数の意見だけで、ものごとが決められてしまうと少数者の人権は切り捨てられてしまうんだにゃー!」
憲「それで特別多数決なのか。」
タマ「実は憲法96条の3分の2以上は厳しいとしている自由民主党も、特別多数決自体は認めているんだにゃ。」
憲「どういうこと?」
タマ「現行憲法には、96条以外にも、特別多数決を要求している条文があるにゃ。例えば55条では議員の議席を失はせる場合、出席議員の3分の2以上の議決、とにゃっている。自由民主党の憲法改正党案では、この3分の2以上の多数が、そのまま引き継がれているにゃ!」
憲「それって自民党は最高法規である憲法よりも自分たちの議員資格が重要であるって考えてるってこと?」
タマ「・・・まだ言いたいことがあるが、つづきはまたこんどだにゃー!」
タダの猫に戻る。
本日の結論。
多数決は間違えることがある。
- 書き起こしつづき。いよいよ自民党の悪巧みに触れる。 こーるてん 2013/11/19 22:10:44
(2)
- 書き起こしつづき。本当は怖ろしい自民党改正草案。 こーるてん 2013/11/19 22:20:14
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- 書き起こしつづき。最終回。表現の自由を守れ。家族にも見せて欲しいアニメ。 こーるてん 2013/11/19 22:30:12
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