(回答先: 書き起こしつづき。いよいよ自民党の悪巧みに触れる。 投稿者 こーるてん 日時 2013 年 11 月 19 日 22:10:44)

情報量とインパクト、アピールいう点では、映像の方が圧倒的に優れていますね。是非アニメもご覧下さい。

（書き起こし）
憲八おじさんとタマ００５

安倍●三率いる戦隊｢壊憲勢力！｣
安倍●三率いる戦隊｢総攻撃！｣（と言いながら日本国憲法の砦を攻撃する。
日本国憲法にはヒビがはいり、）

「ついに砦は崩された！」

（安倍●三が悪魔のようになって国民に襲いかかる。）

安倍●三「よくもいままで憲法で縛っていてくれたな！これからは国民を憲法で縛ってやる！」
（国民は次々に鎖に縛られる。）

国民｢しまった。９６条を変えるべきではなかった。｣

９６条さえ変えなければ・・・後の祭り！

その少し前

（憲八おじさんがタマと家でいる）
憲八おじさん「（自由民主党の日本国憲法改正草案を読んでいる）これが自民党の憲法改正草案か。

「え〜と
（前文）
日本国は、長い歴史と・・・なんか読むのかったるいな〜。　
何？天皇は日本国の元首？国防軍？？・・・まさか。こんな憲法に変わるわけはないよね〜。これって冗談なんだろうな〜。」

タマ（いままで寝ていたがガバっと立ち上がり）｢冗談じゃないにゃ−！｣

憲｢タマ？｣

タマ「９６条が緩和されて発議要件が緩和されてしまったら、どんにゃにバカバカしい草案であっても、それが現実になってしまう可能性は十分にあるんだにゃー！だからよく読んで、内容を理解しておかなくてはならないんだにゃー！」

憲｢でも読もうとしても眠くなっちゃって、あんまり理解できないんだよね。」

タマ｢では、重要なポイントを押さえておくにゃ！｣

タマ｢現行の日本国憲法第９９条では、憲法尊重擁護義務が定められている。｣

憲｢（９９条を読む）天皇及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。｣

タマ｢そこには国民は入ってないにゃ！｣

憲｢あ！ホントだ。｣

タマ｢つまり、国民は憲法を守らなくてもいいんだにゃ！（国民は憲法に縛られていない）｣

憲｢えっ！そうなの？｣

タマ｢前にも言った通り、近代立憲主義の憲法は、国民か統治権力に対して発する命令なんだにゃ。その命令を守るべきなのは、統治権力であって、国民ではにゃい！！
もちろん国民は憲法を守らなくてもいいからと言って、何をしてもいいわけではにゃい。統治権力は国民に対して、法律という命令を発する。国民は法律を守らなければならにゃい。憲法は最高法規だから、国民よりもさらに優越する。だから、憲法が正常に機能している限り、統治権力がどんな法律を作ったとしても、国民の人権を侵害することはできない。｣

憲｢なるほどー。｣

タマ｢自民党憲法改正草案で、現行憲法９９条に相当するのが、１０２条だにゃ。｣
憲｢（１０２条を読む）第１０２条、全ての国民は、この憲法を尊重しなければならない。・・・えっ国民が尊重しなくてはならないの？
｣
タマ｢そう。本来、統治憲法を制限するための憲法が、国民を制限することになってしまう。｣

さらに重要なのは、第二項だにゃ。」

憲（自民党草案の１０２条のつづきを読む）「第二項、国会議員、国務大臣、裁判官　その他の公務員は、この憲法を擁護する義務を負う。」

タマ｢・・・天皇が入っていないんだにゃ！
自民党憲法改正草案で、『元首』と位置づけられている天皇は、この憲法では縛られていないということなんだにゃ！つまり、統治権力は憲法と法律というふたつの鎖で、国民の人権を制限し、統治権力側は、公益、公の秩序という大義名分があれば、何でも自由にすることが出来るということだにゃ！｣

憲｢そんな！ヒド過ぎる！｣

タマ｢これは、事実上主権を国民から奪い、国家主権を確立するということだにゃ！

その思想は改正草案のいたるところに現れている。

例えば、現行憲法の前文は、『日本国民は』という主語で始まっている。ところが、自民党改正草案では、『日本国は』が、主語になっている。この主語の変化は、この憲法の主体が、国民から国家へ変化していることを意味している。（自民党草案では）一応、国民主権という言葉はでてくるが、その前に天皇を戴く国家と置いている。戴くという言葉は、じぶんより高い位置を示す言葉だにゃ。つまり、元首とされる天皇は、主権者である国民よりも上位に位置してるということににゃる。
世襲制の天皇が最高権力を持つとしたら、民主主義の完全否定だにゃ！そして、その権力を縛るものは何もない。立憲主義の完全否定だにゃ！
これは、もはや憲法改正レベルの話ではにゃい！

　現行憲法を捨て去り、新憲法を制定するという話だにゃ！もちろん、そんなことをする権限は国会議員にはにゃい。９９条の憲法擁護義務にも違反する。それにもかかわらず自民党は、新憲法を掲げ、国民から主権を奪い、国家のかたちを変えようとしている。
つまり、これはクーデターなんだにゃ！！！｣

憲｢そんな！どうすればいいの？｣

タマ｢猫に聞くな！自民党を選んだのは、人間だにゃー！｣
（タマ、ただの猫に戻る）

本日の結論。
自由民主党の
憲法改正草案は

クーデターである。

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• 書き起こしつづき。最終回。表現の自由を守れ。家族にも見せて欲しいアニメ。 こーるてん 2013/11/19 22:30:12 (0)

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