★阿修羅♪ > 雑談専用37 > 122.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 民主党への根拠のない幻想 もう一つのバブル 投稿者 ダイナモ 日時 2009 年 7 月 29 日 22:46:01)
>つまり、市場原理主義を「貫徹」する政党であり、経済的規制は「廃止」することを原則とする政党である、と宣言している。
世界的な新自由主義の蔓延がバブルの崩壊で破産したにもかかわらず、いまだに民主党は新自由主義、市場原理主義の政策を行なうことを変えようとはしていない。今は選挙前だから票目当てにいかにも国民の利益になるような政策を掲げているが、その根本政策に変わりはない。
J バブルの原因が市場主義にあったと決め付けていいのでしょうか、金融危機、その後の世界経済の低迷、それらの発端は証券化商品にあったのではないでしょうか。市場原理主義が悪者にされるのではなく、証券化商品を金融工学の名目で大量にばら撒いた一部の人間と、それらを規制しなかったアメリカ政府にあるのだと考えます。私は最終的人間社会において市場主義が尊重される社会であると考えています。
ただそこには貨幣の問題があるわけです。貨幣が最初人間の社会に現れたとき、交換機能を目的としていました。それは使い勝手が良いという事で、「貨幣とは何か」という理論があったわけではありませんでした。
そこに貨幣の落とし穴があったわけです。つまり貨幣には保存機能が付随していたわけです。貨幣は保存できる、つまり貯蓄できるという機能です。その延長線上に現れたのは貨幣の貨幣による増殖機能です。最初は金利というかたちで金が金を生み、そこで生まれた金はなんら労働とは関係なく生まれたにもかかわらず、労働によって作られた物、そして労働そのものとの交換財として大手を振るって市場に出てくるわけです。
そこで労働とは関係なく、貨幣の貨幣による増殖機能によって作られた貨幣を排除したかたちの市場であることが最終的な人間社会に求められているものだと言えます。
長くなりますのでこのくらいにして。
それともう1つ、民主党の綱領が出る前から、多くの世論が自公政権を批判し、民主党支持に傾いていました。私もその一人です。その理由として公明党・創価学会が自民党政権を利用して勢力を拡大してきたからです。そしてそれを許してしまった自民党政権に愛想をつかしているのが今回の選挙結果に現れるわけです。すでに腹は決まっています。
別のことになりますが、都議会議員選挙において公明党は前回の選挙に比べて4万票の得票率を減らしています。今回は大きなチャンスです。公明党・創価学会を少数政党として野党に追い込むことです。そこに信者数が激減して箱物を各地に作ってしまった創価学会の維持管理が難しくなり、内部から崩壊していくのではないでしょうか。多くの人々がそれを希求していると私は読んでいます。