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(回答先: 金が金を生む行為 楢篠賢司の人間とはより 投稿者 縄文ビト 日時 2009 年 7 月 31 日 14:40:47)
株式投資などは、投資先の実体があり、その現在の株価に対して将来の成長性を織り込んで割安だと考えるならその株式を購入するでしょう。この行為自体は実体経済の裏付けがある健康的な行為です。金融投資全般がこのような実体経済の裏付けのもとに適正な価格で取引されるならば、その行為は実体経済を成長させるものとなるはずです。
しかしながら、人間性の否定できない一面として「強欲」という性質があり、買うから上がる。あがるから買う。といったバブルの発生と成長そして破裂は現在の市場主義では避けることができないと思います。こうしたバブルを「金が金を生む行為」というと腑に落ちますが、証券投資そのものを「金が金を生む行為」と規定してしまうことは確かにバブルのように一面ではそう言えるでしょうが、全体をそう規定することにははてなと思います。
>現在の社会的状況は人々が貨幣を通した交換をためらっている状況からきた不況である。このような状態がなぜ起きてしまったのか、それを簡単に纏めるとするなら、前にも書いているが一部の人間が第二のパイを膨らませすぎた結果からきた反動としての、全体的購買意欲の減退ということになる。
ここでの「現在」がいつ頃からなのかが不明ですが、世界同時金融危機以降のことを指しているのだとしたら、現実とは一致しません。危機以前のはるか20年近く前から全体的購買意欲は減退していたのですから。