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民主党が政権を取りさえすれば多くの問題が解決するかのような幻想が★阿修羅♪サイトに広まっているようだ。民主党バブルとでもいえよう。
少し熱くなった頭を冷やす必要があるように思えてならない。
あらためていうまでもないが、民主党は自民党と同じ新自由主義を信奉する政党である。
民主党サイトにある綱領的文書「基本政策」http://www.dpj.or.jp/policy/rinen_seisaku/seisaku.html
にはこう明記されている。
経済
自己責任と自由意思を前提とした「市場原理を貫徹する」ことにより、経済構造改革を行う。これにより、3%程度の持続可能な経済成長をめざす。
規制改革
規制改革を長期的経済発展の基本と位置づけ、「経済的規制は原則廃止する」。環境保全や消費者・勤労者保護などのための社会的規制は透明化や明確化を進める。
つまり、市場原理主義を「貫徹」する政党であり、経済的規制は「廃止」することを原則とする政党である、と宣言している。
世界的な新自由主義の蔓延がバブルの崩壊で破産したにもかかわらず、いまだに民主党は新自由主義、市場原理主義の政策を行なうことを変えようとはしていない。今は選挙前だから票目当てにいかにも国民の利益になるような政策を掲げているが、その根本政策に変わりはない。
自民党と民主党の市場原理主義政党のどちらかを選ぶ自由しかないのが現状だ。まあそれでも自民党政権が長かったから、たまには民主党に変えてもよいだろう。しかし、民主党がその基本政策を変えない限り、国民の将来はより苦しくなるしかないだろう。民主党を勝たせるとしても、国民の利益に反する政策には断固反対を表明しなければならない。