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ようやく最新のマニフェストが発表されているようだ。
まだ全て発表されていない。
だからまだ様子見だ。
でもね。
現時点で、
どの政党も
「非正規雇用者が正社員になれる」という意味でのセーフティネットを出してない!
わけです。
上下流動性というやつです。
一部の政党は「ジョブカフェを増やす」だの「若者向け職業訓練を充実」だの「資格を習得しやすくする」だのと言っていますが、無意味でしょう。
ジョブカフェを設置しても、ジョブカフェで働く公務員が喜ぶだけ。
下手すると公務員雇用を増やす利権になる恐れすらある。
べつにネットで検索できる時代なんだから、増やす必要はない。だから減らしてもいいくらいだ。
若者向け職業訓練で資格をとれるようにする政策は最悪期。
中国などの社会主義国や開発途上国ならそういう「訓練して能力を身につける→仕事が見つかる」はありうるだろう。
日本はとっくにそういう時代は終わっている。強いて言えば農村などの第一次産業だけだ。
大半の企業は、資格のような誰でもとれる能力は価値は認められず、むしろ資格に頼らない能力(デザインやセンス、クリエイティブ性)が必要になっていくだろう。
だから日本が今、「資格社会」をやるのは最悪。
民主党も社民党も、まともなセーフティネットのある労働政策を出していない。
悪いというよりも、「ない」。物理的にない。
共産党は何か言っているようだが、やはり似たような傾向だ。
ようするに、成熟社会になったというのに、開発途上国向けの労働政策になってる。
どうやら、現時点では、「経済弱者向けの貧困問題」を解決する政策は どこも発表していないようだ。
民主党にいたっては逆に、「もともと裕福な人がもっと裕福になれる」政策ばっかりだ。
子供手当? はぁ? 経済難の人は子供いないっつの! しかもいない人との不公平感が強まることになる。
正社員を終身雇用にする? はぁ? 絶対、人員が空かないじゃん! 非正規はどうなるの?
管理職に限定して市場原理に委ねる? はぁ? 正社員や非正規との上下流動性がないなら管理職間の競争に終わってしまうので、それっと今と同じでは?
それでいて自由貿易はガンガンに進めるという。外国人もたくさん来るという。
民主党の労働政策、経済政策は、
内政では「強硬な社会主義・階級社会」 外需方面では「徹底した市場競争」となっている。
まるで戦前の日本だ。
左派いうか右派というか。 いったいこれは何だ?
国家社会主義か?
(こうなったのは、民社党の影響が強い鳩山さんが代表だからだろうな。)
さて、選挙に突入してしまうわけだが、
最終的な判断はまだしないほうが良い。
こういった懸念が正しいのか、そうではないのか。
民主党はべつの意図があるのか???
見極める必要がある。
社民党もそうだが、あれだけ格差反対連呼してたくせに、なんで肝心の「非正規→正社員」というセーフティネット政策がゼロなんだよ! ったく。
左派ブログをふくめて、「左派の国家社会主義化」を進行しているのではないか。民主党支持層の中道派を含めて、だ。