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(回答先: Re: なかなか、考えさせられるご意見です。感謝しておきます。m(__)m 投稿者 キルケゴール 日時 2009 年 1 月 16 日 23:31:52)
>キルケゴールさん どうもです。
>【少なくともこの阿修羅掲示板に集う方々は皆、世を正し、より良い世の中にしようと思っている事に違いないのですが(私はそう思いたい)、一方では実につまらぬ事でいがみ合いになる事も少なくありません。】
Kも概ね同じ考えです。阿修羅に集う人は、それなりに「良い未来」を目指している真面目で誠実な人たちでしょう。
その良い未来の主語が「自分とその仲間(=阿修羅に集う人とか)」か「全世界」か「日本という国か」という差はあるにしても、いずれにしても、「良い未来」です。
>【人類のために十字架を背負うことも辞さないが、いっぽう私は相手が誰であっても、同じ部屋に二日と一緒に暮すことができない。それは経験からよくわかっている。誰か人がそばにいると思うと、その人の個性が私の自尊心を圧迫し、私の自由を束縛する。どんなによくできた人でも、私はたった一昼夜でその人を憎悪するようになる。ある人は食事が長いから、またある人は鼻風邪をひいていて、ひっきりなしに鼻をかむから。私は人が自分に接触するやいなや、すぐさまその人の敵になる。】
キルケゴールさんは、このような状況で対立構造が起こると思い、Kに自省の機会を与えてくださったことは受け止める必要があるでしょう。
しかし、Kは「もはや、私たちは、正しい方向に進まねばならない。」と考え、それを実践していく段階だろうと思っています。
ですから、「単なる思い込みの自分の価値観に囚われず、多角的総合的に情勢の分析をした上で、具体的に実現可能な道筋を提示するべき」と思っているわけです。
もちろん、Kの示した道筋は杜撰であり修正も必要なものだとは思います。
所詮は浅学非才のアホの「考え」なのですから、基本となる叩き台でしかありません。
異論が出てくるのはかまいません。
しかし、口先だけの非現実的理想論で、異を唱えられても困ってしまうだけです。
日本人で日本の選挙権しか有していない私たちが動かせる最大の物は、日本です。
今は、決して、アメリカの政治を動かせはしないでしょう。
ましてや、世界を動かせるわけがなく、仮に動かせるとしても、日本を変えた後のことです。
「自分の思い描く未来」は自由ですが、その方法に進むのなら、最初の一歩を進まなければなりません。
マンガなどで「大変だ、Kさんに知らせなければ」と言って、Kの居場所も調べずにとりあえず走り出してしまうギャグもありますが、歩き出すなら、正しい方向に歩き出さなければ意味はないでしょう。
当面の目標とすると、失業者の救済であり、貧困労働者の賃金底上げでしょう。
これを、Kは「労働者に地位向上」と言っています。
仮に、ここを打ち抜ければ、労働者は多数派であり、多数派は日本を変えられるという理屈になります。
この意味の重要性を「自分の主観に囚われて、考えようとせず、いたずらに他人の意見に反対する。」
反対自体が悪いとは思いません、しかし、具体論のない反対には価値はなく、道理に基づかない感情論は「過去の呪縛」もしくは「思考停止」でしかなく、足を引っ張るだけで、単なる利敵行為と考えています。
Kが建設的に考え、この方向に進むしかないのではないですか?との提案に対し
その方向は危険だ、とか、こちらの方向が良いと思うというのは当然ですが
それに「正当な理由が示せなければ、それは意見」ではありません。
目標が、北にあっても、その方向に崖があれば、崖は回避する必要がありますが、それを考えずに「そっちは方向違いだ」と言って、座り込みをしているのなら、置き去りにするしかないと言うことです。
つまり、嫌いとか、そのようなレベルの争いではなく、Kとすると「方向論の議論」ですから、どのような辛辣な語句を使用していても悪気はなく、すべて親切心でのことですが、まあ、あきらめもあります。
双方「口も聞かない静寂」と「口喧嘩している仲良し」と、どちらが良いのか?
まあ、この辺にしておきましょう。