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(回答先: その時になってからあわてたのでは間に合いませんよ。 投稿者 考察者K 日時 2009 年 1 月 18 日 10:25:25)
Kさん こんばんは。
どうやら比喩的な表現で誤解を与えてしまった様ですが、Kさんが「回避した」とは、こっちは全く思っていません。むしろその逆だと思っておりますよ。
どうも私は言葉に依る表現には既に限界を感じておりまして、人類の言語というものは、未だ未完成(永遠に未完であろう)である事、もしくは単に自分が無知なだけで使いこなせていないのでもありましょうが。
私の生業は植木職人なんですがね、どうも昔から口が達つというのは嫌われる世界でして、「あいつぁ口が達っていけねぇ」とか、「理屈こねてる暇がありゃ手の一つも動かしやがれ」なんて言われて来たもんですから、どうにも言=虚、体=実という考えが染み付いてしまっておるんですよ。言葉や思想ってのは時代時代で変わるものですが、体に染み込んだものってのはそう簡単に変わりはしないもんです。癖が治らないのと同じですね。
今は若いのを教え込むってのが本当に大変な時代ですよ。こっちは体に染み込ませてあるもんだから、言葉で説明し様が無いんですが、今のはマニュアル世代でしょ。いちいちこれはどうだ、あれはどうだって、流れの中で見れない。ブツ切りにしといてそのうちのひとつを取って「理屈に合わない」ってサジを投げちまう。そんなもん、流して最後にばちっと咬み合う様に出来てんだからと、いくら言っても理解できない。真面目な子に多いんですよ。先を読もうとし過ぎて、集中過多なんですよ。そんな時は本当は半眼でボーっと見とけと、一日何をしてるか遠くからボーっと眺めとけと、本当はそうして育てるのが一番良いんですがね。残念ながら今の時代は余裕が無いですよ。
それからKさんの違和感、間違っちゃいませんよ。私には矛盾がある。否、むしろ最近では矛盾に気付く事を我が心の中の新発見と、喜びとさえ思っております。意図的に、少しく矛盾を受け入れる事をこの歳でようやく覚えました。おかげ様で庭も、以前より面白いものが出来る様になったんですよ。
さて、Kさん、これからあなたの道は否定者との闘いの連続になって来ますよ。そういう道を選んだのだから致し方ないとあなたは言うのでしょうが、心して懸かって下さいよ。その先に、咎はありませんから。