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(回答先: 田母神論文の明察!!(神州の泉) 投稿者 JAXVN 日時 2008 年 11 月 02 日 18:16:15)
どうでも良いことですが、この手の意見には致命的とも言える欠陥がある。
>【諸外国の軍と比べれば自衛隊は雁字搦めで身動きできないようになっている。このマインドコントロールから解放されない限り我が国を自らの力で守る体制がいつになっても完成しない。アメリカに守ってもらうしかない。】
それでは、いつまで経っても、日本は真の独立国にはなり得ない。ということであろうが、これだと、「極東の社会主義諸国が攻めてきたときにしか成立しない文章」である。
なぜか、この手の文章では「日本がかって攻め込んだ、太平洋をはさんだ隣国を仮想敵国とすることがない。
「どこかの国が攻めてきたらどうするのだ?」
「アメリカが本当に守ってくれるのか?」
確かにアメリカが守ってくれるとは限らない。
で、アメリカが日本に攻め込むことがないとも言い切れないのである。
日本のGDPをどこまでつぎ込めばアメリカに対抗しうる自衛力を持てるのか?
仮に持てても、日本人の生活は成り立たなくなるだろう。
いたずらに「憲法9条の呪縛に縛られるのは愚かではある。」が「アメリカと再び戦えば勝てる」とでも思っているのなら、100倍愚かである。
で、「どこかの国が攻め込んできたら」という論法は成立はするかもしれないが、特定の国を除外しているなら、その時点で意味がない。
日本が出来るのは「憲法9条を盾にして、無駄な軍事費を出来るだけ少なくする」のが精一杯のことである。
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