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必ず、縮小経済の方向に向かいます。
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投稿者 考察者K 日時 2008 年 10 月 18 日 12:20:30: JjkI8nWTpj0po
 

(回答先: 必ずしも経済縮小には繋がらないと思います。 投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2008 年 10 月 18 日 09:42:18)

>最大多数の最大幸福さん どうもです。

実は昨日、欠陥税制だ。の投稿をする前に「今回、最大多数の最大幸福さんが提起した考えはKも考えました。」

で、Kは「自民党は消費税制による財源生み出し案、民主は所得税の税制による財源生み出し案」と結論しました。

麻生総理も言っているように「消費税増税は必ずしも税の増収にならずに、前回は税収の穴を作った。」のですが、所得税ならば大丈夫か?との考えから、駄目ジャンとの考えの後に、その分の補助金・減税分で市場が活性化するなら、結局はぺーか、とも考えはしたのです。
でも、それは、あり得ないと思います。

>【ご案内のような歳出削減だけではなく、「子供手当ての支給」、「農家への戸別所得保障」、 「高速道路無料化」、「ガソリン税の減税」などの財政支出増加もやるから】

確かに、この部分が「そっくり、そのまま、市場活性化をして、2年目以降の政府の財源として、政府の税金として還ってくる」のなら、最大多数の最大幸福さんの意見は妥当かもしれません。しかし、ここは、流動的要素の多い、不確定要素でしょう。

その一方で、労働者総体としての「給与所得は確実に減るであろう事」は、しっかりと認識した予測をする必要があるでしょう。
ここは、実質的に大衆増税であり、所得税から見込まれる税収は2年目以降は確実に2割減を見込む必要があります。

更に
B 特殊法人・独立行政法人・特別会計の原則廃止により 3.8兆円
というのは、何なのでしょう?
基本的に「特別会計」というのは、一般会計とは「全くの別枠」ですから、これによって「一般歳入に経費を生み出すとしたら、この部分は恒久財源ではなく、いわゆる埋蔵金という種類の一発財源であることは明確」でしょう。
基本的には「今までの赤字だった部分を改善するのは、行政改革にはなるのですが、財源に使うなら、赤字の転嫁にしかなり得ない」のです。
これを、もう少し説明すると「新たな赤字国債を発行をしない」だけで「実質的には赤字国債を発行した。」のと同じで、特殊法人・独立行政法人の人は生首を切られるのですから、その人達の分の「所得税収は確実に消滅する」でしょうし、今回の財源によって、全ての労働者の過当競争は激化して、生活出来ないような労働者は増大するでしょう。

ここで、最初の「補助金・減税部分」に戻りますが、市場活性化に本当に必要なのは「将来不安・雇用不安の払拭」なのですが、上記状況によって「益々不安が高まるだけ」でしょうから、非常時資金に回ってしまうだけで、市場の活性化には役立たないと見るべきでしょう。

結果的に、来年度以降は「約2割強の歳入欠陥が出来て、補助金・減税部分も見直して縮小という方向にならざるを得ない(実際には見直しはしない)でしょう。」
結果的に「残るのは、過当競争の激化した就職の奪い合い」だけです。
つまりは、よりやすい給与で一生懸命に働く者だけが就職を得られる社会です。
結果として、労働者の給与は下がり続け、購買能力が失われ続けて、市場は縮小の一途をたどるのではないでしょうか?

それとも、最大多数の最大幸福さんは、例えば、ガソリン税節減によって残ったお金は「あぶく銭」だからとパーッと使うと思われますか?
思われないなら、Kの予測の方が妥当だろうと思いますよ。


 

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