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(回答先: 教育現場のことは分かりません 投稿者 mei 日時 2008 年 7 月 13 日 22:29:47)
meiさん、こんばんは。
私は、戦前の行き過ぎた部分は、決して学校教育独自で作ったものではなくて、親や社会とそして学校とすべてがひとつになって、作り上げたものだと思います。
確かに上層部には、戦争をしたい人もいるかもしれません。
だから、今の若者、フリーターなどをお金でつって、軍隊に入れることなどは やりかねない、とは思います。
その時代、時代で、人々を自分だけの利益のために利用しようとする為政者もいるでしょう。
で、私がいいたいのは、今の時代、日の丸、君が代斉唱なんて なんの力になるの?ということです。学校の権威、例えば教師のいうことを聞きましょう、なんていう親は少数派です。親の影響なのか こどもは、損得で動いているのですよ。生徒たちを毎日見ているかぎりでは、損得抜きの友情とか、思いやりの感情はもはや皆無に等しいです(0とはいいませんが)。あるのは、どう動けば、自分に得かです。これは、学校現場を知らない人には衝撃的かもしれませんが、事実です。もしかしたら、常識ある親が多い、(つまり高い教育を受けている)都会では、もう少しましかもしれませんが。
日の丸や君が代斉唱で何も変わらないのはわかっていただいていると思います。
「次に何を強制されるか」ですか。そう思う教師たちはいると思います。では彼ら、彼女らは自問したのでしょうか。何のために??と。答えは 生徒を愛上は何をどうするのですか。道徳教育を変えますか。
歴史の内容を変えますか。でよく考えれば分かります。
生徒は変わりません。と。今だって教師は工夫して、思いやりとか、優しさとか 公共心とか いろいろな教材を使って、考えさせたりしていますが、たいして効果はありません。歴史教育なんてもっと意味ない。確かに試験のためには覚えるけど、試験が終わったらそれまでです。まあ、多少、愛国的な気持ちを持つこどもがほんの少し増えるかもしれませんが その程度でしょう。
学校教育に国が介入して云々って、よく左翼の人がいいますが、介入しない義務教育なんてありません。国が介入するとなぜ、戦争なんですかね。
介入の度合いもいろいろでしょうが、学校に国が介入して生徒の思想コントロールができたのは、国のもっていきたい方向の基礎を親や社会の価値感が基本的に支えていたからでしょう。今もそうでなくては、生徒の思想コントロールは無理です。加えて、学校にはもはや権威はありません。教師をいうことは正しい、なんて思っている人は本当に少ないです。
国家、国旗の掲揚は、いわゆる世界的な常識の範囲です。
マオリ族だって、イギリスのユニオンジャックを憎んでいる人はたくさんいます。
でも、ニュージーランドの国旗掲揚の際には起立しますよ。いわゆる国旗への敬意を表すためです。自分が尊敬するかしないかではなくて、国旗に対する敬意です。
そうした常識が通用しない一部の教師に、為政者が 理論で動いているのではない、そう宗教心で動いている人の怖さを感じるのではないでしょうか。思考がそこでとまっているというのかな。
「国家権力の介入」 というお決まりの言葉で行動してしまう。いったいどう介入し、どうこどもが心を動かし、侵略戦争に加担するのか、自分の頭で、現場のこどもの実態を見て考えてみることもせずに。
最後に付け足しますが、管理職 イコール こどもを死なせたい と考えている、という発想には大笑いです。言い方が悪ければ、管理職はみなこどものことを考えていない、というのかな。こんなことはありませんよ。人々を抑圧する側とされる側2つに分けてしか見れない、変は見方です。