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(回答先: 影の闇殿は、さすがにハンドルネームにもあるよう、影でこそこそするのがお好きなのか? 投稿者 Ddog 日時 2008 年 6 月 07 日 23:51:41)
Ddogさん、こんにちは、お久しぶりです。
横レスにて失礼いたします。
影の闇氏のレスの方が早かったもので、下記の部分についてのみコメントさせていただくことにしました。
>保守主義には武士道のDNAが取り込まれている為、保守主義者の死を、思想的破綻と決め付けるのはかなり短絡的な思考である。
影の闇氏は少なくとも江藤淳を思想家と看做そうとしていたからこそ、自死はその破綻を表象したものと捉えるべきだとしているのであって、江藤淳の思想そのものに言及しているわけではなく、結果から見てやはり批評家だったと括っています。思想家(=ある一定の歴史的文脈を体系的に構築し得た人物)の一般的な定義に照らし合せてみて、どの程度江藤淳がそうであったかは疑わしいと思っています。
卒論の文献研究でそれに関係する書籍を十数点程読みましたが、「武士道」というのが未だに理解できずにいます。影の闇氏からはモダニスト(=地に脚がついていない新しがり屋?)の称号を附されていることからも、私のDNAには存在していないのかも知れません。けれども、そのような人間にも得心ができますように、可能ならば「保守主義」も含めて説明していただければ幸甚に思います。
Auf Wiedersehen.