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(回答先: 外国には「人材派遣」は存在するのでしょうか? ちなみにSeishainは日本独自の言葉だそうです。 投稿者 児童小説 日時 2008 年 6 月 06 日 08:42:12)
人材派遣業はありますよ。
正社員という言葉、つまり、「雇用契約期間を固定しない」で、
人材を雇用することですよね。
スペシャリストが前提ですよね。
たとえば、経理のスペシャリスト、法規のスペシャリスト、セールスのスペシャリスト、
あるいは、ビルの空調のスペシャリスト。
そうした、幾重ものスペシャリストが会社の組織を支えている、
と思っていいと思います。
スペシャリテイがあるから、出世の見込みがなければ、他の会社にうつる。
出世の見込がなくても居心地がいいから、あるいは、ほかにいくところがないから、
残る。 自分の決断力が求められますね、日本人の不得手なとこです。
新卒を雇い入れて、それを、人事だ、営業だ、支店だ、とまわすことはないようです。
日本のように、総合職だとおだてられて、スペシャリテイを創らせないで、その会社で生き残る以外ない人間をつくってしまう。
社畜への道、遠からずですね。
派遣の場合、当然スペシャリストですから、賃金の計算ベースが違います。
人材のスペシャリテイにもよりますが、当然高くなります(年金社会保険料を組み入れた賃金)。
マッケンジーの経営コンサルタントあたりだと、時給数万円というのを何かで読んだことがあります。
以前Kさんと意見交換をしたのですが、
日本人は、日本的な伝統的な雇用システムの悪いとこを残したまま、
新自由主義の悪いとこだけ押し付けられて、
あたらしい、「非人間的な雇用システム」を、創出してしまったと思います。
ちょうちん学者、ちょうちんマスコミの責任大です。