★阿修羅♪ > 雑談専用31 > 708.html ★阿修羅♪ |
Tweet |
(回答先: 入社式は日本企業に独特な慣行 投稿者 彼岸楼 日時 2008 年 6 月 18 日 02:34:29)
どうも、ご親切なレスありがとうございます。つまり、日本的経営と言うのは日本で日本人相手にしか通用しない極めて異様な代物だと言うことではないでしょうか?早い話が、長時間低賃金労働を従業員に強いることが出来るが故の「安くて高品質」だったのではないでしょうか?サビ残、過労死など外国人には理解できないでしょうし、カンバン方式も世界的なものなのでしょうか?大体、トヨタからして海外の工場でカンバン方式で生産しているんですかね?確かに高品質な製品を開発生産できることそれ自体はすばらしいことですが、その為に犠牲になっているものも少なくないと思います。日本のように企業が新卒者を一括採用するというのは、ある意味半自動的に採用されるようなもので、会社が何を作っているか知らないまま入ることも珍しくないわけで、まさに、その会社だけしか知らない会社人間になってしまうと思います。勢い盲目的に働かざるを得ない境遇に追い込まれるかもしれませんし、それが、会社に絶対服従、会社と運命共同体的な思考になってしまうのかもしれません。それでも定年まで勤められれば我慢も出来ましょうが、リストラが当たり前となっては慌てるのは従業員でしょう?何しろ、次の就職が「本当」の職探しのような人も少なくないと思うからです。つまり、潰しが利かない状態で放り出すようなものだからです。つまり、企業にとって都合の良いところは残すなり取り入れるけど、都合の悪いことは無視すると言う実に都合の良い雇用システムだと思います。企業に都合の良い和洋折衷ではなく企業も雇用関係についてグローバリーゼーション化したほうが良いと思います。どうせ、日本的経営は守れないでしょう、これだけ国際化が進んでいるのだし、もはや日本の企業と呼べない企業も増えてくるでしょうから。しかし、そうなったとしても企業は株主のものと言う観点から言えば、もっと弱肉強食的な企業風土になるかもしれませんね。アメリカでは、突然首を言い渡されその日のうちにたたき出されることも珍しくないらしいですから。逆説的に言えば日本の経済成長の秘密は、終身雇用、年功序列、だと言うなら今こそ、それが威力を発揮するはずですがね。それは高度成長期の幻想だったんでしょうかね。愚にもつかないことを長々書いてしまいましたが、またご教授のほどよろしくお願いします。