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(回答先: CIAに支援されたミャンマーの反政府運動(仏『ヴォルテール・ネット』より) 投稿者 さすれば 日時 2007 年 10 月 06 日 16:49:47)
欧米諸国は突然ビルマに関心を持ったのではない。1988年に数千人が軍事政権に殺害された時から、事あるごとに軍事政権に対して抗議声明を出し、制裁処置を行なってきた。事実をねじ曲げてはいけない。
中国はビルマの最大の貿易相手国である。事実をねじ曲げてはいけない。
ビルマが隣国に対して危険な行動を取っていないからといって、国内の非暴力の民衆のデモを武力で鎮圧したことに対して、制裁決議を行なうことは何ら国連憲章を逸脱するものものではない。制裁決議は国連憲章を逸脱するものだと主張しているのは、ビルマに利害関係を持つ中国とロシアだけである。
ネオコンの「革命的思想」はEUでも広まっているのか?! 冗談ではない。
日本の経済援助はビルマ国民の利益になっていない。軍事政権の懐をうるおしているだけである。
ビルマの国民を飢えさせているのは、軍事独裁政権の存在そのものである。
外交交渉の可能性を壊しているのはビルマの軍事独裁政権自身である。これまで一切の妥協を拒否してきたのはビルマの軍事独裁政権である。事実をねじ曲げてはいけない。
今回のビルマ大衆による反軍政デモが、米国によってこっそりと準備され、支援された、という根拠はどこにあるのか。根拠を示せないなら、為にするデマゴギーである。
2年前から、民主化のための反政府運動が続いている、というのは明らかなウソである。1988年から行われているのが事実である。事実をねじ曲げてはいけない。
『ヴォルテール・ネット』は陰謀系の話題を扱うサイトのようだが、それがビルマの軍事独裁政権の味方をすることになっていることには無頓着のようだ。