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従軍慰安婦問題について考える（留意点・証言の検証１)　[シコケン　～思考研磨なブログ～]
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投稿者 white 日時 2007 年 3 月 08 日 00:10:48: QYBiAyr6jr5Ac
　

□従軍慰安婦問題について考える（留意点・証言の検証１)　[シコケン　～思考研磨なブログ～]

　http://blog.so-net.ne.jp/sikoken/2007-02-26

従軍慰安婦問題について考える（留意点・証言の検証１）　金君子/李容洙/ｼﾞｬﾝ・ﾗﾌ・ｵﾊｰﾝ [従軍慰安婦] 　

今回は前回（従軍慰安婦問題について考える　（基礎・前提））の続きです。今回から、元・従軍慰安婦の証言を具体的に検証していきたいと思いますが、その前に、証言を見る上での留意点等をあげておきたいと思います。（※あくまで私が考える留意点です）

　①証言の整合性・・・元・従軍慰安婦達は新聞等のメディア等にインタビューを受けたり、講演会で証言したりしていますが、その内容に整合性があり根本的な部分で変更がないこと。

　②証言にない部分を読む・・・証言を見ていると行為の主体である「誰が」とか「誰から」が抜けているものが多くあります。例えば、「お金はもらっていない」という発言をよく目にしますが、誰からもらっていないのか明示していない場合もあり、予備知識がなければ「日本軍から」と読み違えてしまう可能性があります。通常、考えられるのは慰安所の主人でしょう。また、強制連行された時の情報が部分的に抜けている場合もあります。その抜けている部分を見つけ、抜けているものが何かを考えるのも実際に起こったことを見極める上での重要な作業です。

　③記者等による歪曲・・・新聞等でｲﾝﾀﾋﾞｭｰ内容を記事にしている場合は記者の編集が入っており、そこに意図的な歪曲が入る場合もあります。例えば、金学順(キム・ハクスン)さんの場合、1991.8.11の朝日新聞では「女子挺身隊の戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた」と報道されたのに対して、その数日後のﾊﾝｷﾞｮﾚ新聞のｲﾝﾀﾋﾞｭｰでは「母親によって14歳の時に平壌のあるキーセン検番に売られていった。」と答えています。もし、実際に強制連行があったのなら、その方が日本を訴えるのに有利であり証言内容を変更する必要はありません。この場合、元・従軍慰安婦が証言の内容が変えたと考えるより、記者による意図的な歪曲があったと考えるべきでしょう。

　④韓国の年齢・・・日本では満年齢が使用されていますが、韓国の場合、現在でも数え年が一般的に使用されています。数え年とは「年齢の数え方の一つで、生まれた時点を『1歳』とし、以降1月1日を迎えるたびに1歳加えるという方法」です。例えば、12月31日に生まれた子供が1月1日には２歳になることになり、数え年と満年齢では最大２歳の差が出てくることになります。よって、韓国の元・従軍慰安婦の証言で、証言毎に連行された年齢が異なっても、それが１～２歳の範囲内で、かつ、数え年か満年齢かが不明の場合は、証言に不整合があるとは言えません。


今回は、まず、米下院の公聴会で証言した３人について見ていきたいと思います。なお、検証のポイントは以下の通りです。

　①証言の信憑性
　②証言内容が「従軍慰安婦」に当たるか否か


＜金君子（キム・グンジャ）＞

【生い立ち・慰安婦となった経緯等】
1926年生まれ。10歳で父、14歳で母をなくし、16歳の時、巡査をしている人の養女になる。1942年3月、養父から「お金を稼げるところがあるから」と言われて朝鮮人の軍人に連れられ、中国吉林省の琿春（ｺﾝｼｭﾝ）の慰安所にて慰安婦を強いられる。
【考察】
下記資料の通り、この方は、養父から何をするのかを明示されずに中国へと行ったようです。この事実から、養父は何をするのかを知っていたと思われます。もし、養父も含めて朝鮮人の軍人に騙されたのなら、騙された内容を同女に告げるはずだからです。同女は養父に慰安婦として売られたと考えるのが自然でしょう。

「朝鮮人の軍人が日本軍から命令を受けていた」そして、「その命令を受けた朝鮮人の軍人が養父を脅した」とも考えられなくもないですが、証言には、そのようなことを匂わすものは一切なく、この推測は単なる想像の域を出ないと言えます。

なお、集めた資料では2006.3.2朝日新聞のみが「工場で働かせてあげる」と具体的内容を告げていることになっています。これは、朝日新聞が1991.8.11に「女子挺身隊の戦場に連行され、日本軍人相手に売春行為を強いられた」と金学順(ｷﾑ・ﾊｸｽﾝ)さんの証言を歪曲したのと同様だと見るべきでしょう。「工場」という言葉をあえて挿入したのは、「『女子挺身隊＝従軍慰安婦』という等式を世に浸透させたい」という朝日新聞の意思の表れだと思われます。

また、慰安婦になった年齢が16～17歳ですが、数え年と満年齢の混同でしょう。

【結論】
養父に騙されて慰安婦になったと言う内容で、この方は「従軍慰安婦」ではありません。

【資料等】
年月 2002.7.30
資料名等 ﾅﾇﾑの家歴史館後援会「ﾅﾇﾑの家歴史館ﾊﾝﾄﾞﾌﾞｯｸ」柏書房
内容等
16歳のときある巡査の家の養女となる。その養父に「お金を稼げる場所があるので行っておいで、稼げなかったら帰ってくればいいから」と言われ、家まで連れにきた朝鮮人の軍人と一緒に
年月　2005.6.23
資料名等　北海道新聞
内容等
　ある日、養父から「お使いに行っておくれ」と言われて、汽車に乗せられた。
年月　2005.11
資料名等　東京の高校生　平和のつどい
内容等
　養父に「お金を稼げるところがあるから」と言われて、朝鮮人の軍人に連れて行かれました。
年月　2006.03.02
資料名等　朝日新聞　※ﾘﾝｸ切れ
内容等
　17歳の時、家に朝鮮人2人が来た。「工場で働かせてあげる」。
年月　2006.2.10現在
資料名等　ﾅﾇﾑの家　ＨＰ
内容等
　私に金儲けしに行きなさいと言って
年月　2007.2.16
資料名等　中央日報「米議会で初の‘慰安婦聴聞会’…韓国・オランダ人女性３人が証言」
内容等
　続いて、16歳だった42年に中国に連行された金君子さんが証言した
　（※管理人注：当記事では「連行された」ことになっているが、あくまで記者の言葉として記載されている為、無視する。後のｼﾞｬﾝ・ﾗﾌ・ｵﾊｰさんの条でも分かる通り、中央日報の歪曲報道はヒドイものである）


＜李容洙（イ・ヨンス）＞

【生い立ち・慰安婦となった経緯等】
1928.12.13生。韓国の大邱（テグ）の金持ちではないが、ご飯を豊かに食べていける家庭に生まれる。16歳の時に「軍服みたいな服を着た男」に台湾へ連行され、以降、慰安婦を強いられる。

【考察】
下記資料の通り、「1944年頃連行されて約3年間慰安婦をした」という記事が多いのですが終戦は1945年です。1928年生まれで1944年の時に16歳ならこれは満年齢なのですが、この「1944年」は、「数え年」と「満年齢」の違いを知らない誰かが生年と年齢から勝手に算出したものだとも考えられます。
このような即座に矛盾が分かる内容が同女のﾌﾟﾛﾌｨｰﾙとして出回っているようですが、それは逆に、従軍慰安婦肯定論者達が如何に元・従軍慰安婦の証言の全て鵜呑みにしているかを示す良い証拠と言えるでしょう。

終戦時（1945年8月）に18歳と発言している（証言集会（同志社大学））ので、これを数え年だと考えて、そこから逆算すると1942年12月の16歳の時に連行され、慰安婦になったのは1943年の17歳と言うことになります。慰安婦生活の期間は、正確には2年8ヶ月で3年弱と言ったところでしょう。これを満年齢に直すと、連行は14歳で、慰安婦になったのは15歳になります。これだと連行された年齢が14歳～16歳とまちまちであることも説明できます。


ここまでは、ネットで良く見る同女への批判のフォローを書きましたが、実は、この方、証言には全く信憑性がありません。
それは、「証言　強制連行された朝鮮人軍慰安婦たち」と「証言集会（同志社大学）」の連行時の内容を比べると明白です。（以下、「証言」・・・「証言　強制連行された朝鮮人軍慰安婦たち」、「同志社」・・・「証言集会（同志社大学）」）

友達と川辺で貝を採っていた時に、見知らぬ男２人が見ていたのは同じなのですが、その後、連行されるのが
　○「証言」・・・それから何日かたったある日の明け方
　○「同志社」・・・その後、1ヶ月か2ヶ月が経った頃。ある日の夜
同女の家の窓を叩いたのが
　○「証言」・・・一緒に貝採りをしていた友達
　○「同志社」・・・軍人に首の方に何かを突きつけられた、ある女性
その後
　○「証言」・・・友達の招きに従い、母には何も言わないでこっそり家を出て友達の後に付いて行く
　○「同志社」・・・怖くなって居間で座っていたところ、その女性と軍人が入ってきて、口を塞がれ、背中に何かを突きつけられて連れて行かれる

「証言」では、その後、友達に付いて行くと川のほとりで日本人の男の人（※軍人ではない）が立っていて、ﾜﾝﾋﾟｰｽと革靴をもらい、「もう他のことは考えもしないで即座について行くことにしました。」となっています。また、その男が慰安所の経営者でした。

「証言」と「同志社」では、連行された時の話が全く別物になっており、物に目が眩んで付いて行ったのが、無理やり拉致されたことに変更されています。しかも、「同志社」では、日本軍人の理不尽な暴力もかなり追加されています。

今回は、連行時のみにｽﾎﾟｯﾄを当てて比較しましたが、まあヒドイものです。さらには、証言集会（同志社）の20日前に、連行時に母がいなかった理由を「赤ちゃんが泣いていたので、部屋から離れていた」と弟から初めて聞いたと語っているのですから開いた口が塞がりません。

なお、両証言共に、連行されたのは12月頃のはずですが桔梗の花が登場します。（桔梗の開花は6～8月）

【結論】
この方の証言には信憑性が全くありません。

【資料等】
年月 1993.10.30
資料名等 韓国挺身隊問題対策協議会・挺身隊研究会「証言　強制連行された朝鮮人軍慰安婦たち」明石書店
内容等
一九四四年、私が満十六歳の秋のことです。～（中略）～言ってみると川のほとりで見かけた日本人の男の人が立っていました。～（中略）～それをもらって、幼心にどんなに嬉しかったかわかりません。もう他のことは考えもしないで即座について行くことにしました。
年月　1998.8.23
資料名等　英文中国日報
内容等
　日本軍の性奴隷として足かけ三年間従事～（中略）～1944年のある夜、韓国の故郷からどのようにして日本軍により誘拐され～（中略）～慰安所に送られた時はわずか数え年16歳であった。
年月　2002.6.26
資料名等　日本共産との会合
内容等
　十四歳で銃剣をつき付けられて連れてこられた
年月　2004.12
資料名等　京都での市民集会
内容等
　1944年、16歳の時に「軍服みたいな服を着た男」に連行され～（中略）～日本軍「慰安婦」としての生活を3年間強制された。
年月　2004.12.5
資料名等　京都新聞　※ﾘﾝｸ切れ
内容等
　１6歳でわけが分からないまま連行され、～（中略）～1944年ごろ、旧日本軍に拉致され、台湾で約3年間従軍慰安婦として
年月　2005.4.21
資料名等　証言集会（同志社大学）
内容等
　その時、私は韓国の年齢で16歳でした。
年月　2005.8.11
資料名等　朝日新聞　※ﾘﾝｸ切れ
内容等
韓国の大邱から15歳ごろ連行された
年月　2007.2.16
資料名等　中央日報「米議会で初の‘慰安婦聴聞会’…韓国・オランダ人女性３人が証言」
内容等
　1944年の16歳の時に台湾に慰安婦として連行され


＜ジャン・ラフ・オハーン＞

【生い立ち・慰安婦となった経緯等】
ｵﾗﾝﾀﾞ人。ｵｰｽﾄﾗﾘｱ在住。
1923年に当時のｵﾗﾝﾀﾞ領東ｲﾝﾄﾞ（現ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ、ｼﾞｬﾜ島）に生まれる。1942年3月、19歳の時に日本軍にｱﾝﾊﾞﾗﾜの収容所に入れられ、2年後の1944年2月にｽﾏﾗﾝで慰安婦生活を強いられる。3ヶ月後に解放されてﾎﾞｺﾞｰﾙの収容所に入れられ、次に送られたｸﾗﾏｯﾄの収容所で終戦を迎える。

2002年6月に、戦時下における人権や女性の権利を保障するために行った国際的な貢献を称えられてｵｰｽﾄﾗﾘｱ2等勲章を授与される。

【考察】
同女の証言は、ｲﾝﾄﾞﾈｼｱで行われた「ｽﾏﾗﾝ事件（白馬事件）」の話に間違いありません。
「ｽﾏﾗﾝ事件」とは、ｽﾏﾗﾝ市内にあった日本軍の幹部候補生隊が１７才以上のｵﾗﾝﾀﾞ人女性を収容所から連行して、ｽﾏﾗﾝ市内に4つの慰安所を開設したものです。開設の2ヶ月後、日本から抑留者の視察にやってきた大佐がこの事実を知ってｼﾞｬｶﾙﾀの第一六軍司令部に報告、ただちに慰安所は閉鎖されました。

また、この「ｽﾏﾗﾝ事件」は、戦後の1948年に女性たちの告発によりBC級裁判の法廷で裁かれ、死刑を含む11名の有罪者を出しており（有罪者の中には軍人の他に 、軍医、慰安所を経営していた日本人業者も含まれていた）、法廷では慰安婦にされた35名のうち25名が強制だったと認定されました 。

なお、1994年のｵﾗﾝﾀﾞ政府報告書では、ｵﾗﾝﾀﾞ領ｲﾝﾄﾞﾈｼｱ各地の慰安所で働いていた200～300人の白人女性のうち少なくとも65人を強制売春の犠牲者だと判定しています。（逆に言えば、高額の報酬で慰安婦になることに同意した者もいたということ） 。


下記資料を見ると、2つの中央日報の記事は、意図的な歪曲と捏造に満ち満ちています。ｵﾊｰﾝさん本人が書いた書籍と比べてみるとそれは、あまりにも明白です。

《2007.2.9》中央日報
「2年後21歳のﾔｰﾝさんを含むｵﾗﾝﾀﾞ人女性100人をｼﾞｬｶﾙﾀ南ﾎﾞｺﾞｰﾙに連行した。そこで彼女らは日本軍の性の奴隷になるという話を聞いて驚愕した。」
　
　→　ｵﾊｰﾝさんが慰安婦を強要されたのはｽﾏﾗﾝでの3ヶ月のみで、それ以外の、ﾎﾞｺﾞｰﾙを含む収容所にいた時に強姦や性交渉を強要されたという証言はありません。むしろ、ﾎﾞｺﾞｰﾙでは強姦未遂事件を起こした日本人衛兵が、収容された人達の前で拳銃自殺を強要されています。また、ﾎﾞｺﾞｰﾙに来た女性100人は慰安所から解放されきた人達です。
恐らく、「ｽﾏﾗﾝ」を出すと、既にBC級裁判で裁かれた内容だと分かってしまう為、意図的にﾎﾞｺﾞｰﾙに変更したのでしょう。

《2007.2.16》中央日報
「19歳だった42年、日本軍がｲﾝﾄﾞﾈｼｱを占領した後、収容所に入れられた。ｵﾊｰﾝさんは「その日の夜、日本式の花の名前が入った名前を付けられ、髪が薄い日本軍将校が待つ部屋に連れて行かれた。彼は刀を抜いて"殺す”と脅した後、服を破り、最も残忍に私を強姦した。その夜は何度強姦されたか分からない」と身震いしながら話した。ｵﾊｰﾝさんは「一緒に連行されたｵﾗﾝﾀﾞ人少女らと3年半、毎日こうした蛮行にあい、飢えて苦しみ、獣のような生活をした」と語った。」

→　記事では、「収容所に入れられた」の後にｵﾊｰﾝさんの「その日の夜」という言葉を持ってきて、「収容所に入れられた夜に強姦された」とﾐｽﾘｰﾄﾞするように仕組まれています。実際には、収容所に入れられた2年後に慰安所に入れられたのであって、それまで、強姦はなされていません。
さらに、記事では、その慰安婦生活が「3年半」続いたかのように錯覚させる文章になっています。3年半はあくまで収容所生活も含めた期間であって、慰安所生活は3ヶ月のみです。

意図的にﾐｽﾘｰﾄﾞするように仕組まれた卑怯な歪曲文章と言わざるを得ません。

【結論】
ｵﾊｰﾝさんの証言はｽﾏﾗﾝ事件のことで、既にBC級裁判で死刑1名、懲役刑10名の判決が下され裁かれているものであり、また、ｵﾊｰﾝさんの証言により国際社会が新たに知った事実というわけでもありません。少なくとも、韓国の元・従軍慰安婦達の証言と同列に扱うべきではないでしょう。

推測に過ぎませんが、おそらくｵﾊｰﾝさんは、このBC級裁判のことを知らずに証言を行い、従軍慰安婦肯定論者達に踊らされているのではないかと思います。

また、ｵﾊｰﾝさんの証言内容は、日本軍の一部組織が軍規違反を犯して行った行為であり、事件発覚後には軍司令部が慰安所を閉鎖して慰安婦を収容所に戻しています。よって、「従軍慰安婦」ではない別個の事件であると言えるでしょう。

【資料等】
年月 1999.3
資料名等 ｼﾞｬﾝ･ﾗﾌ・ｵﾊｰﾝ「ｵﾗﾝﾀﾞ人『慰安婦』ｼﾞｬﾝの物語」　木犀社
内容等
　1942年3月1日、日本軍がｼﾞｬﾜに侵攻してきたとき、わたしは19歳でした。～（中略）～荷造りをして、収容所へ向かう準備をせよとのことでした。～（中略）～あれは1944年2月のことです。～（中略）～おまえたちをこの館に置く目的はただひとつ、日本人将校の性の楽しみのためだ。～（中略）～どれほどのあいだ、わたしたちはｽﾏﾗﾝの娼館にいたのでしょう？正確にはおぼえていませんが、少なくとも三ヵ月はいました。
年月　2002.6.12
資料名等　人民網「オランダ人「慰安婦」が豪州AOを受勲」
内容等
　1942年19歳の時に日本軍に連行され、「慰安婦」として売春を強いられた。
年月　2007.2.9
資料名等　中央日報「日本の従軍慰安婦に連行されたオランダ人女性が証人に」
内容等
　日本軍は4ヵ月後（※1941年12月の4ヶ月後（管理人））、ｼﾞｬﾜを占領し、ﾔｰﾝさんの家族を含むｵﾗﾝﾀﾞ人たちを収容所に入れた。そして、2年後21歳のﾔｰﾝさんを含むｵﾗﾝﾀﾞ人女性100人をｼﾞｬｶﾙﾀ南ﾎﾞｺﾞｰﾙに連行した。そこで彼女らは日本軍の性の奴隷になるという話を聞いて驚愕した。
（※管理人注）「私たちが『ｼﾞｭﾈｰﾌﾞ協定違反』と叫ぶと日本軍はにやにや笑った」とあるが、「ｼﾞｭﾈｰﾌﾞ条約」の誤訳。
○ｼﾞｭﾈｰﾌﾞ協定・・・第一次ｲﾝﾄﾞｼﾅ戦争を終結させるための終戦協定。1954年に締結。
○ｼﾞｭﾈｰﾌﾞ条約・・・戦時国際法としての傷病者及び捕虜の待遇改善のための国際条約。1864年締結。
年月　2007.2.16
資料名等　中央日報「米議会で初の‘慰安婦聴聞会’…韓国・オランダ人女性３人が証言」
内容等
　19歳だった42年、日本軍がｲﾝﾄﾞﾈｼｱを占領した後、収容所に入れられた。ｵﾊｰﾝさんは「その日の夜、日本式の花の名前が入った名前を付けられ、髪が薄い日本軍将校が待つ部屋に連れて行かれた。彼は刀を抜いて"殺す”と脅した後、服を破り、最も残忍に私を強姦した。その夜は何度強姦されたか分からない」と身震いしながら話した。ｵﾊｰﾝさんは「一緒に連行されたｵﾗﾝﾀﾞ人少女らと3年半、毎日こうした蛮行にあい、飢えて苦しみ、獣のような生活をした」と語った。

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