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(回答先: そんなもの、いらないでしょ。日本国憲法は憲法として無効です。 投稿者 inosisi80 日時 2007 年 4 月 19 日 01:40:00)
タブーというのは「禁じられた真実」的な意味合いですが、日本憲法無効論は「恥ずかしくって表に出せない」から出てこられなかったのだろうと思います。
「強制による虚偽の同意は無効」が無効論のコアです。
日本国憲法の成立過程には、強制による虚偽の同意があったという考え方は確かに昔からあり、無効論自体は昔からあったでしょう。K自身も一時は無効論を立証しようとしていました。約30年くらい前ですが、小説の中の登場人物に「日本国憲法無効論」を語らせ核ジャックによる「旧帝国憲法の復権」を求める人物を描いた事もあります。
しかし、「強制による虚偽の同意」を訴え、復権を唱えられるのは「検察側(今回の例ではGHP)」もしくは「不名誉を被った被害者」しか成し得ません。
つまり、当事者による「事実確認の請求権行使」によってのみ可能な事です。
当事者でない第3者が「勝手な憶測で判断すべき事ではない」だろうと思います。
少なくとも、昭和天皇が生存中に「天皇に復権のために事実の確認」をしてもらう働きかけを行うことが最低限の必要事項であり、天皇の同意を得てからの議論です。
天皇が亡くなられてから、事実確認が不可能になった事を利用するような卑怯な手法では、法のなんたるかを語る前に門前払いです。
何度も書いていますが、日本国憲法成立時が「摂政」状態であったかが、全てなのです。
帝国議会の自主性などは問題外です。
前にも書きましたが、天皇の意向が伝えられた時点で「帝国議会には自主性はなくなる」のが旧憲法の性格なのです。
憲法原案の制作元がGHQであっても関係ありません。天皇が「GHQの案を受け入れる形で審議しなさい」と言えば、占領下という特殊な状況下でなくとも「受け入れるしかない」のが旧憲法下の実態なのです。
よって、すべては「天皇が判断した」のなら憲法無効論は「話にならない愚論」にしかなり得ないのです。