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(回答先: 「憑かれているのか?」それとも「言語変換が不得手」なのか? 投稿者 考察者K 日時 2007 年 12 月 14 日 23:59:30)
死刑廃止論の根底にあるのは、裁判制度(裁判所)への不信であるということです。
善か悪かという判断は、今回は保留します。
そこで、現状、警察・司法は、未熟すぎて正確な判定をする能力に欠けているという、実際的な問題を提起します。
それ以前に、この近代にいたっても裁判技術という物自体が、確立されていないというのが現状です。裁判所の判定が、人々を納得させるほどの説得力を持つことはむしろ少ないといえるほどです。
ただ、「死刑」の存在が、大衆に対し威嚇によって、犯罪抑止の効果を発揮しているというのは事実かも知れません。
よって、死刑の是非について決定的な論はなく、「抑止という利益」と「裁判制度への不信」という立場の拮抗があるのみなのです。