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(回答先: 憎悪による刑の執行を認める立場ですね。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 12 月 07 日 23:19:50)
>【憎悪による刑の執行を認める立場ですね。】
はあ?
Kは「目には目」を「歯には歯」を「命には命」をという「理論」をすでに提示しています。
その上で「死刑廃止論」は「綺麗事の感情論」という事で、廃止論者も「自分の身内を殺されたら」「綺麗事では済まない」のではないですか?と書いています。
被害者遺族の「憎悪」にも配意するという部分はありますが、視点は常に「善意の第三者としての憎悪を廃したもの」で統一されています。
>【私は刑罰に憎悪を影響させてはならないと思っております。】
Kもそう思っていますよ。
>【犯罪者は同様の犯罪を予防する為の分析材料にすべきであり殺してしまっては役に立てる事ができません。】
費用対効果を考えれば、死刑に至る公判の時に「相当の分析は出来ています。」でしょうから、それから「死刑執行まで間」と「終身」の差で、分析材料の異常な増加は望めないでしょう、
仮に、「望める」と「強弁」するのなら「論証」を必要とします。
言っておきますが「私はこう思う」というのは、全く論証になっていません。
>【一生分析材料になるのなら死刑ではないので犯罪を犯そうと思う人がいるでしょうか?】
事実、未成年犯罪では「死刑にならない」と言う事で「凶悪化」したと言われています。
終身刑も望んではいないでしょうが、恩赦による社会復帰もあり得ますし、生きていれば「脱走」できる可能性はあるでしょう。
「一生分析材料の生涯」と「死刑」の比較をすれば一概に言えないまでも「多くの人が一生分析材料の人生」を選ぶだろうと考えます。
>【死刑なら犯罪抑止効果があり終身モルモットなら抑止効果が無いと貴方は本当に思うのでしょうか?むしろ早く殺してくれた方が楽だと考える者もいるのでは?】
いる可能性はあります。
で、いた。として「死刑より終身モルモット」の方が「犯罪者が嫌がるから」「憎悪を満たすために死刑にするな」ということでしょうか?
仮にそうだとすれば「死刑より終身モルモットを嫌がる者には死刑を、逆の者には終身モルモット刑を」と言う事になるはずです。(抑止効果のみからの判断をするのなら)
更に【むしろ早く殺してくれた方が楽だと考える者もいる】から、死刑廃止するべきという事なら、それこそ【憎悪による刑の執行を認める立場】と言う事でしょう。
死刑相当の事件は不幸です。
もちろん、分析は必要でしょうが、起こってしまった「取り返せない過去の不幸は、早くけじめを付けて忘れる」のが、多分、正解でしょう。
その際には「基本的には被害者と同じ代償を加害者に与え、遺族に区切りを付けてもらう」という視点が必要だろうと思っています。
死刑相当囚を「国が死ぬまで食わせる」というのは、費用面、遺族の再出発面などからマイナスの要因が多いと思っています。
その上で、プラスの要素を考えても「死刑廃止論者の感情的満足感」を得るためだけの愚策だろうと思います。
異論があるなら「プラス効果」を論証すべきです。
事件分析に役立つ【かもしれない】というような「捕らぬ狸の皮算用」ではない明確なプラス要素を論証して下さい。