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(回答先: 日本人 VS 外国人 という図式が間違いという事を言っているのです。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 10 月 14 日 19:31:42)
>ワヤクチャさん どうもです。
正直言ってあきれ果てています。
>【イスが10個しかなくて日本人が10人と外国人が1人いるのならその外国人を参加させなければ日本人全員がイスに座れるとでも言っているようです。】
その通りです。単純で明確な理屈です。
>【しかし、実際の市場はそのイスが増えたり減ったりしているのです。イスが減ったのであれば外国人を敗訴したからと言って日本人にイスが回ってくるかどうか分かりません。】
ここは確率論ですが、資本家の選択は4つです。
1 自分が働いて「穴を埋める」
2 今より高いコストになっても外人を雇う
3 日本人を雇う
4 事業を縮小もしくは廃止する。
この内1の確率は、ほぼゼロでしょう。
実際には2と3の選択でしょうが、かなりの高確率で「日本の労働難民が救済される」とKは考えます。
>【そして肝心なのはそのイスの増減は資本家が決定している事です。】
間違ってはいませんが、選択肢は限られています。上記の選択肢にほぼ集約されるでしょう。
他に無理に付け加えれば「労基違反に走る」という選択肢があるくらいですが、これは違法です。
>【重要な事項に対して決定権がない労働者側が一部の条件「外国人を競争から締め出す」という事で問題を解決しようとするのは誤りです。】
これが通用するのは「全ての労働者が労働者側に立っていてこそ」です。
労働組合が「時間外労働をやめ、雇用の拡大をするために団結しよう」と指令をしても、それを守ろうとしない労働者がいれば「団結は瓦解する」でしょう。
現実問題として外国人労働者の多くは「労働組合の指令」より「ボス(資本家)の指令」に従うでしょう。
そうならば、外国人労働者は「日本の労働者の仲間ではない」と言う事です。
で、労働組合が「闘おうとすれば」場合によっては「外国人労働者に椅子を奪われる」という結果にもなるのです。
ワヤクチャさんの主張する「正規雇用の拡大」も「最低賃金のUP」も外国人労働者が大量に流入したら「実現はしない」でしょう。
繰り返しますが「外国人労働者の存在は日本の労働者と同じではない」のです。
日本人労働者にも組合活動の支障となる裏切り者的な人はいますが、外国人労働者は存在自体が「最低の日本人裏切り労働者(別名、資本家の犬)」とほぼ同列でしょう。
>【それぐらいならば労働者側が市場創出に進出すべきです。生活協同組合を通じて雇用創出を実現しましょう。5000円ほどの出資をすれば生活協同組合の経営に誰でも参加できます。そこで事業拡大をして雇用を創出すればいいのです。配達員を増やせばいいのです。】
この意見は「一つの方向」として有効だろうと思います。
でも「需要と供給のバランスが取れた。市場の飽和状況ならば、生協も事業拡大はできず、雇用も生み出せません。」ここを無理に事業拡大したら「生協と言えども破綻する」でしょう。
上記の考察の4を選択する資本家も多少はいる可能性はあるかもしれません。
仮に、事業の縮小や廃止に走る資本家がいれば「そこに生協の事業拡大のチャンスが生まれる」のです。
これを大局的判断と言います。
戦略というのは「部分的な判断だけでなく、総合的に判断して組み立てる」と言う事です。
真の敵は「資本家」です。
資本家は「駒」として外国人労働者を利用しようとします。
そこを理解した上で「戦略を練らなければ勝利などあり得ません」
ハッキリ言いますがワヤクチャさんの意見は「資本家に都合の良い意見」になっています。
その意見では労働者の助けにはなりません。