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(回答先: 考察者Kの改憲考察1 憲法改正に賛成する国民は馬鹿である。 投稿者 考察者K 日時 2007 年 3 月 19 日 07:16:01)
朝、時間の都合で書けなかった点と、いくつかについて補足して置きます。
なお、誤字脱字もありますが、Kの特徴ですから気にしないで下さい。m(__)m
改憲賛成について「見落としがないか?」と思い少し検索してみました。
すると、こんなページを発見しました。
http://www.jimin-douren.co.jp/topics/tp170715.html
う〜ん、改憲派は「護憲派が議論拒否(=国民投票法案に反対)」をしている内に着々と基盤固めをしているようです。
実際問題として「国民投票法案」に反対しても、ここでは勝てません。
「話し合っての多少の条件闘争なら可能でしょうが、断固反対では、自民党案がそのまま強行採決されるだけ」だと言えるでしょう。
護憲勢力は「戦う場所を間違っている」のだろうとKは感じています。
しかし、そこを指摘して「護憲勢力」の連帯感にヒビを入れても得策ではありません。
この辺はジレンマです。
Kとしては、本土決戦を持って「未来の禍根をなくすべき」と思いますが、護憲派の多くの人は「応急治療でも、できるだけ、本土から遠い地点で相手を踏み留めたい」と思っているようです。
魚の目の治療は、魚の目の芯を取らないと「そのうちに再発します。」
改憲論は「撃退するだけでは、駄目なのです。」
「臭い臭いは元から断たなきゃ駄目」とも言いますが、改憲論も同じです。
何処かで「正面から戦って叩き潰す必要がある」のです。
さて、上方で紹介した【伝統、文化、歴史を大切に日本らしい国家を】を分析すると
>【まず「なぜ今、憲法改正が必要か」との舛添コーディネーターの問いに対して、上坂氏は、「占領下で作られた憲法だから」ときっぱり言い切り、「たった八日間で作った英語のものを訳しただけの憲法が、日本の憲法であるはずがない」と、制定の経緯について問題を提起しました。】
ふむふむ、この段階では「日本国憲法は、アメリカからの押し付け憲法」だと認識されているようです。この論拠はすでに崩れています。
あとは、基本的には「自衛隊ではなく軍隊に」という種類の意見でしょう。
亜流として【「家族保護の規定をぜひ設けてほしい」】というのもありますが、これは特定の価値観によるものでしょう。憲法ではなく、法律で対処すべきものでしょう。
「愛国心」とか「誇り」とか「伝統・文化・歴史」といった部分は「その人の解釈に任せる」という種類のもので「国家が決め付けるべきではないでしょう。」
ここで、自衛隊では不十分か?を考察してみましょう。
「どこかの国が攻めてきたらどうするのだ?」と云う意見を良く耳にします。
では「どこの国が攻めてくる可能性があると思っているの?」と問うと、どうも明確な回答は返ってきません。
現在の流れは「植民地だった国でも独立していく」という流れです。
大国「ソビエト連邦」も「ロシア」になりました。
今、ロシアが南下政策の下で「日本に攻めてくる可能性はあるでしょうか?」
応えは「NO」でしょう。
実際問題として「日本を占領したって、飯の足しにもならない。」でしょう。ほっといても「食料自給率40%」程度で、エネルギー資源も乏しく、国土も広くはありません。
こんな国を「占領しても、国際社会から孤立し、経済封鎖をされるくらい」でしょう。
損得勘定で考えれば「日本を攻める国」など考えられないのです。
僅かにあり得るのが「アメリカが占領統治する」これは、アメリカが日本にしている巨大な借金をチャラにするためです。アメリカの国債は日本が買い支えている事に起因します。
そして、北朝鮮か中国の「核攻撃」です。こちらは確率的にはゼロに等しいレベルでしょうが、ゼロではないだろう。という事です。
おそらくですが、自衛隊でも、国防軍でも防ぐ事は困難でしょう。近すぎます。
ここは、外交面で仲良くするしかないのでしょう。
いずれにしても「憲法改正をして、自衛隊を強化したって無意味」なのだろうと思います。
つまり、改憲論には一ミリの論拠も成立していないのだろうとKは思っています。
反論待ってます。