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日本国憲法 第1章 天 皇
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投稿者 haru 日時 2007 年 2 月 03 日 20:58:09: tQR1Zy22P.JHM
 

(回答先: 皇族をただの人間として認知すれば、貶める報道なんかじゃない。隠せというのですか? 投稿者 パルタ 日時 2007 年 2 月 02 日 22:26:51)

パルタさん、こんにちは。
私もまだ認識が不完全ではありますが、今持っている認識、思いをここに認めます。


日本国憲法
http://www.houko.com/00/01/S21/000.HTM

第1章 天 皇

第1条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

憲法の前文に続く第一章に天皇を位置づける定義がありますが、戦後当時の国民にとって、この条文はとても重要だったという事がここから判ります。言うなれば、国家という家の中の父という象徴であったということなのでしょう。また、国民を一つに纏める為の象徴として、この条文は当時なければならなかった。日本人にとってはまるでキリストのごとき存在であったと云っても過言ではないのかもしれません。

私は、明治維新時に南朝、北朝と入れ替わったとされる説に大いに傾倒しております。また、戦後迄のいくつかの戦争の中で皇族、並びに皇室が得た利益に対しても多くの資料から真実の公表が必要であると思っております。先の大戦の戦争責任を考えた場合に、天皇陛下と云う存在の責任は否定する事ができないであろうとも思っております。

ただ、日本人に根深くあった家的なものの象徴として存在し、当時の国民が他の存在の利益の為に純粋に尽くし、他を重んじたと云う国民性は尊いと思っておりますし、この条文が我々日本人を束ねる為に大きな意味があったであろうと推測しております。

当時の感覚、思想はもはや失われておりますので、仰るように現代人には無縁のものかもしれません、が、しかし、多くのもの(人を導く存在)が失われてしまった今、最後の存在として最後の砦である象徴、それが、この天皇であると思っております。もし、この存在が排除されてしまったら、そこには日本人ではなくただの人間が残り、それらはやがて淘汰駆逐されてしまうのではないか、との危惧を持っております。

天皇とは、その由来はともかく時勢時勢で利用され、翻弄されてきたという歴史がありました。現代もその延長にありますが、現在の状況から類推するともはや利用価値はないという事なのかもしれません。

繰り返しますが、私は天皇擁護論を展開しているわけではないのです。失われた日本人の民族性の象徴である天皇について述べているわけです。もし天皇を象徴として残すとしたら、明治から、もしくはその始原から現在までの皇室の隠された真実を明らかにする必要があると思っております。

自民党の改憲案では、一条、二条は省かれていますから、我々がこの条文と共に、家と云う国家の象徴を失う日も近いのでしょう。

参考
現行憲法および自民党改憲案比較表
http://www.dan.co.jp/~dankogai/blog/constitution-jimin.html

>生きていく為にはある程度は時代に合わせないといけないのでしょう。もう今の日本は昭和時代とは別物なのだと思えば良いのです。

伝承の失われた社会に人間の営みはあるのでしょうか?
もはや手遅れだと、諦めていらっしゃる方も多い事でしょう。
私は未来を切り開く希望を決して捨てません。

失礼いたしました。

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