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(回答先: 人間は皆平等であり、それを否定する「伝承」なるものは悪しき慣習だと思います。 投稿者 heart 日時 2007 年 2 月 03 日 21:56:16)
heartさん、レスをありがとうございます。
一点だけのレスでお許しください。
>憲法に天皇制が残されたのは、当時の日本国民が天皇を神様と思わされる洗脳教育を受けており、その程度が度を過ぎていたので、天皇制廃止などということを言ったら日本人は何をするかわからないとGHQが恐れた、それで、天皇制度を残すことで日本国民の占領に対する反発を和らげようとした、というだけだと思います。
検証の必要性を感じます。
そもそも、国民統合の象徴として天皇が君臨したのは、大日本国憲法以後です。
江戸後期の尊王攘夷思想、あるいは水戸学が端緒でしょうか、。
攘夷とは外国人排斥ですが、それが尊王論と結びつけられた途端、攘夷の影が薄くなった。その後の文明開化のあり様を見れば、外国人排斥とは正反対の世がそこにあります。
一方、尊王思想は、敗戦迄、過激化の一途を辿りました。
尊王論、攘夷論、ともに江戸後期のものです。
GHQがなぜ、天皇を戦犯にしなかったのか?
私は見えない大きな力が働いたと考えております。
そして、その力は尊王思想にも関与している気がするのです。
蛇足ですが、自由、平等、博愛と云った言葉も、江戸後期に流入した言葉ではないかと推測しております。かつての尊王思想が洗脳であるのなら、現代の民主主義の定義の裏にも洗脳的なマジックが潜んでいるのではないでしょうか?
失礼いたしました。