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アメリカ大統領選、党内第一回予備選の結果をながめて
たまに、私の予感も当たることがある。
http://www.asyura2.com/07/idletalk27/msg/493.html
アメリカの若い人たちは、将来、自分達の親の世代ほど、物質的な幸せに恵まれないのを肌で感じているのだろう。
オバマ演説の言葉から借りれば、
「グローバル経済の中、想像に絶する富を享受する人たちの一方、中産階級、中産階級に入ろうとして一生懸命働いているアメリカ人は、今、アメリカンドリームがはるかに遠のいているのを見つめている。。。。」
第一コーナーを回ったばかりだが、今回のオバマの党内、アイオアでの「足ぎり選挙」での勝利は、置いてきぼりを食いつつある者達の、そして中産階級の溶解への異議申し立てと思う。
アメリカは動きつつある、リセットされようとしている。
オバマのみならず、共和党のマッカビー候補者ですら、「変化」を看板にしている。
日本の政権担当者は、この風の変わりを読んでいるのか心もとない。
読んでるけど「動けない」のだろう。
しかし、たとえオバマが大統領になったとしても、彼は、アメリカ合衆国、およびその国民の利益を追求する大統領であって(当たり前か)、日本に対する要求は、多くなることはあっても、減ることはない。
これから自公政権が揺らげば、政権担当者、官僚、その取り巻きの給与所得者、サーバイバルゲームに身をやつすことになる、仕事(政治)のことなぞ、二次的、三次的な問題になる。
私は、自民党が次の選挙で負けるなぞ、クーデターでも起こらない限りは、自明のことだと思っている。
興味は、今日声高、あるいは低音でに自公政権を賞賛しているものたちがどう転向するかである。
そろそろ、寝返り劇があちこちで観覧される、お楽しみはこれからだ。
蛇足だが、政権交代を簡単にするための、二大政党制導入のはずではなかったか? それほど、騒ぎ立てるほどのことではないのかもしれない。
オバマは、自らの奨学金の返済を数年前に済ませたばかりという記事を読んだ記憶があるが、見つからない。