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(回答先: Re: ニューハンプシャーは白人天国。民主党プライマリーの結果は順当では。 投稿者 こげぱん 日時 2008 年 1 月 13 日 20:33:53)
こげばんさん、ご意見、情報どうもです。
ニューハンプシャーのクリントンの勝利は、本人も意外だったようだ。アイオワだって、受け売りだけど、95パーセント白人らしい。
タダ、人口の点から言っても、アイオワ、ニューハンプシャー、まだ緒戦
ですからね。世論調査といっても、人口百万ぐらいの都市?では、
少しのきっかけが、下馬評をひっくり返してしまう。
その少しのきっかけとなったのが、以下の「歴史的?」映像。
http://de.youtube.com/watch?v=QoMCoMMgeO0
http://de.youtube.com/watch?v=pl-W3IXRTHU
上の映像は、もう「四面楚歌」発言だとおもう。
下の、涙ぐんだインタビューに同年代の婦人たちは心を打たれたらしい。
(演技かどうかはしらないですよ)
タダ、あまり、情緒的な発言、「個人的」云々を、連発すると、大統領としての資質の問題になってくるのでこの「カード」はもう使えない。
傍観者としては、しばらくの間、Drink coffee, wait and see でしょうかね。
しつこいけど、アメリカ合衆国の大統領は平和の使者ではない。
時に、「はと」そして、時に「鷹のカード」を出しながら、自国の利益を貫徹する。大統領の哲学、政策によって、カードの出し方が違うだけだとおもう。私も調べたけど、クリントンとオバマのイスラエルのスタンスも含めて、中東政策は、あまり変わらない(みたいね)。どのサイトをどう評価してよいかわからないこともあります。わたしは、BBCニュースを読みます、私程度の語学力でも理解できるし、引用するに、たいていのひとが納得する信頼性(平均性)があるだろうという観点からです。
アメリカのサイトが引きづらいのは、国内に住む人を前提とした記事作りになるからです。
ちなみに両者の宣伝サイトより。
http://www.hillaryclinton.com/issues/iraq/
http://www.barackobama.com/issues/iraq/
ただし、
クリントンは、イラク軍事介入に賛成した、オバマは反対した。私にとっては、それだけでも大きな違いです。
「コミットメント減少政策」に関連してですけど、
たとえ、ポールがなったとしても、中東政策、ドラマチックな変更はできないとおもう。絡んだ糸のような利害を考えると、「変えられないというのが現実」ではないでしょうか。つまり中東における「アメリカの非プレゼンスが、アメリカの利益の物差しにかけてどうなるか」ということ、イスラエルロビーのプレッシャーはすごいでしょうけどね。
耳障りは良いですけど、非干渉主義がアメリカの国益に中長期的に沿うのかどうか、私には疑問です。要は「干渉の仕方」だとおもいます。
非干渉、国内重視ということになると、たとえば、中国を含めた新興国家群のビジネスチャンスを失うことにもなりかねない。それどころか、今アメリカを代表する銀行が、中国系、アラブ系のおかげをこうむっている、投資額だって相当なものでしょう。このお金が引き上げてしまったら大変なことになります。
国内雇用を優先させろ、然り。
しかし、われわれの利害は、幾重にも絡んでいる、自分たちは労働者であり、お客であり、国民であり、そして、(潜在的な)年金受給者。
労働者として雇用の確保は良い、消費者として高い商品を買うわされるのはいや、企業の利益が減り、そこに投資している年金フォンドの利回りが減り、受け取る年金額が減る、それもいや。。。
この複雑に絡んだ糸を、切ることなしにほぐすのは難しいでしょうね。
即効の解決法は、私にもありません。解決のキーワードはソリダリテイと環境保護ということでしょうか。
今のアメリカを救えるのは、ケネデイクラスの政治家ではないかとおもう。
「狭い利害主義」を超える道徳性があり、カリスマ性をもつ大統領だとおもいます。私は、オバマにその資質をみます。
かといって、オバマが「指を鳴らせば」、世の中が変わるというものでありません、政治家が何でもやってくれると期待する人は、失望します。
アメリカ最近いっていませんけど、あまり肌の色で自分を意識したり、相手を意識したりする必要はないとおもいます。相手の明らかなミスで、自分が不愉快ならば、その意思を伝えれば良いだけだとおもいます。
ただし、「言葉は丁寧」に。
その意味では、飛行場なぞで、時に見る中国人の振る舞い、あれが世界標準ぐらいにおもったほうが良い。クレームはクレーム。
こげばんさんのコメントを読みながら、以上のことを考えました。