★阿修羅♪ > 議論26 > 260.html
 ★阿修羅♪
未来を証明することは不可能だが、危険性を他国の事例、これまでの実績から感知することはできる。
http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/260.html
投稿者 heart 日時 2007 年 7 月 29 日 01:06:00: QS3iy8SiOaheU
 

未来のことを証明することは誰にもできない。ただ、他国の現実と、各党のこれまでの政策に対する態度を示すことができるのみである。

二大政党化、民主党に関する私の懸念がすべて杞憂に終わればそれに越したことはない。
しかし、危険性を感じるのにそれを言うなというのは無理な相談である。

証明しろとのおおせが二人ほどからあったようだが、未来の証明は不可能である。
-----------------------------
ワヤクチャさんは短期的視野に陥っていると思います。
http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/199.html
投稿者 heart 日時 2007 年 7 月 22 日 22:47:26: QS3iy8SiOaheU
-----------------------------
ですでに私なりに論理的に説明したつもりである。
英米の二大政党制の事例、民主党が労働法制に賛成してきた事実、経団連と自民・民主との関係などを引き合いに出しつつ。
全文再掲しておく。

============================================================================
ワヤクチャさんは短期的視野に陥っていると思います。
http://www.asyura2.com/07/dispute26/msg/199.html
投稿者 heart 日時 2007 年 7 月 22 日 22:47:26: QS3iy8SiOaheU

(回答先: 民主党=自民党は納得できません。 投稿者 ワヤクチャ 日時 2007 年 7 月 22 日 14:11:42)

ワヤクチャさん、お久しぶりです。レスありがとうございます。

>今は二大政党化を阻止できる条件が整ったのですか?
>私にはそうは思えません。

二大政党化は、まだ民主党がそれほど大きくない今阻止しなければ、手遅れになる問題なのです。(再掲)

条件が整うのを待つとおっしゃいますが、そんな条件を富裕層、支配層が提供してくれるとは私は思いません。
甘いと思います。

<参考>
-------------------------
■格差固定化、そして、民主主義の死。それが、英米の実態が物語る二大政党化の末路である。
http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/169.html

■二大政党制はロックフェラーの意向だった!(オルタナティブ通信)
http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/166.html
-------------------------

>今は「今回の参議院選挙では自民党にお灸を据える為に民主党に入れよう。」という時期ではないですか?
>そして多くの自民党から民主党への転換組の判断をよしとしなければならないでしょう。

それは、これまでは自民党・公明党に投票してきた人について言えることではないでしょうか。
これまで野党に投票してきた人に対しては、一歩進むことをこそ訴えるべきではないですか。

>今まで改憲の自民党を支持してきた人々が民主党を飛び越えていきなり護憲派に投票するハズがありません。

だからといって民主党への幻想を助長するようなことをすることは私にはできません。
それはマスコミや御用評論家・民主党御用評論家たちが既に十分やっています。
それ以上やる意味があるとは思えません。
民主党の実態、二大政党化の意味を知った上で、それでもやはり民主党に投票するというのなら文句はありません。
しかし、それを知らせることをも否定する人がいます。
それは断固拒否せざるを得ません。

>各種世論調査でもその傾向がハッキリ出ていると考えます。
>年金杜撰管理の問題や事務所架空経費問題で自民党にお灸を据えないといけないと思っているのですよ。

そんなものだけを理由に自民党にお灸を据えようと思う国民が多いとしたら、残念です。

>改憲の是非は争点から外れました。
>だから9条ネットも残念ながらピント外れです。

------------------------
■憲法争点化反対論の罠

・・・「憲法を争点にしない=憲法を改悪しない」ということならいい。
しかし、そうではないだろう。

争点化に反対している議員らは、国民の目を他のことに引き付けておいて、その間に「粛々と」憲法改悪への道を進めよう、という魂胆だろう。
自分たちは国民の生活を第一に考えていますよ、ということをアピールしていかにも国民の味方みたいに振舞おうとしているようだが、そう簡単に騙されてたまるか。
争点にしようと言っている安倍の方がまだマシだ。・・・
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10025312794.html【heart】)

■民主党は自民・公明による悪政・暴政の対抗軸となりうるか? 答えは否だ。

・・・安倍首相が「憲法を参院選の争点にする!」というと、民主党の小沢代表は「憲法より生活を!」を口実に対決から逃げてしまう。なぜ逃げたか、憲法を争点にすると、身内の中に自民党顔負けの「靖国」派、改憲派がいるからだ。・・・
http://ameblo.jp/warm-heart/entry-10036980614.html【gataroさん】)
------------------------

争点から外されたことで、憲法改悪論議に対しては白紙委任の形となりました。
これでよかったとはとてもじゃないですが言えないと思います。

>共産党はまだ事務所架空経費問題を追及してきたらピントは合ってますが。

追及するのは結構ですが、ピントが合っているという表現はどうでしょう。
自民・公明支持層に対する言葉としてはピントが合っているでしょうが、そうでない層にはピント外れではないでしょうか。

>格差是正という点では民主党と自民党は違うと思っております。
>二大政党化云々という一般論だけで民主党を批判しても大雑把過ぎます。

以下でいかがですか。
-------------------------
■各種労働関連法制作り・改悪に対する各党の賛否:紛れもない事実から目をそらすな
http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/128.html

■小沢の画一的競争原理政策では彼が喧伝するセーフティーネットは構築できない(時事持論)
http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/170.html

■格差拡大を推進してきた民主党
http://www.asyura2.com/07/idletalk24/msg/352.html
投稿者 がんばふりーくす 日時 2007 年 7 月 03 日 09:02:53: 054FMsXY6knf2
-------------------------

>政策として語られている全ての問題を認識し、争点のランキングを明示した上で、民主党が政権を取っても自民と同じかどうかを論じるべきです。

ランキング化ですか。
ブログの人気ランキングじゃあるまいし、国民の生活がかかった問題にランキングをつけてどうしますか。

また、今は、民主党が自民党よりもわずかながらにマシであるというのが私の認識ですが、
今回、民主党が勢力を増し、二大政党化が進めばどうなるか。
大政党の維持には巨大な資金がかかるようですが、その資金、どこの庶民が出せると思いますか?
庶民には出せません。
だから、大企業、富裕層、国際金融資本家から資金を得ることになります。
政党の勢力維持のために、それを拒否することはまずしないでしょう。
今でも、自民党と民主党は経団連から政策を評価され
(「経団連 07年の優先政策事項を公表」http://www.keidanren.or.jp/japanese/journal/times/2007/0118/01.html)、
経団連との政策の一致度をもとに献金を受けています。
これについては、2004年に政治資金オンブズマンの方が経団連に対し要請書を出しています。

--------------------------
■要請書

・・・貴団体は、今年から、消費税、年金改革等の10項目の政党の政策を評価した上で、各会員企業に対して年会費相当額(その総額は年間40億円)の献金をするよう要請し始めました。
このような巨額の政治献金をバックに、政党の政策を評価するという名目で自己の要求を実現しようとすること(以下、経団連方式といいます)は、民主主義の原理ならびに貴団体の「企業行動憲章」にも抵触するもので、かかる行動を直ちに中止されたく要請いたします。・・・

・・・経団連は自らの要求を実現するために政権党である自民党または政権の可能性のある民主党へ統一的な献金をしようとしており、政党の政策の評価という名目で自らの要求を実現するという「対価性」=「政策の買収」=「賄賂性」は許されるものではありません。・・・
http://kabuombu.sakura.ne.jp/archives/040122-1.htm
--------------------------

そして、経団連が政策を評価しているのは、少なくとも実質的には自民党と民主党のみのようです。
しかも、自民党と民主党は経団連と、「政策を語る会」なるものを開いています。

経団連の「政治への取り組み」の目次は、今現在、以下のようになっています。ご覧ください。

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政治への取り組み

優先政策事項の改定について (2007年1月10日改定)
優先政策事項 (英語版はこちら)
優先政策事項【解説】
優先政策事項見直しのポイント
2006年政策評価の発表にあたって (2006年9月25日) (英語版はこちら)
2006年政策評価:自由民主党
2006年政策評価:民主党
2006年 自由民主党と政策を語る会・関西地区会合 (2006年7月12日開催)
2006年 民主党と政策を語る会 (2006年5月22日開催)
2006年 自由民主党と政策を語る会 (2006年4月26日開催)
優先政策事項の改定について (2005年11月8日改定)
優先政策事項
優先政策事項【解説】
2005年政策評価の発表にあたって (2005年10月11日)
2005年政策評価:自由民主党
2005年政策評価:民主党
「民主党と政策を語る会」について (2005年4月7日開催)
「自民党と政策を語る会」について (2005年3月29日開催)
優先政策事項の改定について (2005年2月7日改定)
優先政策事項
優先政策事項【解説】
優先政策事項改定の要点
優先政策事項の改定について (2004年11月24日)
優先政策事項
優先政策事項【解説】
優先政策事項改定の要点
2004年第2次政策評価の発表にあたって (2004年9月22日)
2004年第1次政策評価の発表にあたって (2004年1月28日)
企業の自発的政治寄付に関する申し合わせ (2003年12月16日)
「優先政策事項」と「企業の政治寄付の意義」について (2003年9月25日)
政策本位の政治に向けた企業・団体寄付の促進について (2003年5月12日)
企業人政治フォーラム
〜企業人の声は「政治」をかえる〜

企業の政治寄付に関する参考資料
【日本経団連の考え】
日本経団連新ビジョン「活力と魅力溢れる日本をめざして」 (2003年1月1日)
第4章 改革を実現するために
企業献金に関する考え方 (1993年9月2日)
【判例に見る企業寄付の位置付け】
八幡製鐵の政治寄付に関する最高裁判決要旨 (1970年6月24日)
生命保険会社の政治寄付に関する大阪地裁判決要旨 (2001年7月18日)
【政治資金関連制度等】
政治寄付に関する規制
政治寄付関連制度の国際比較 (日米英独仏)
政党の政治資金団体への企業・団体寄付の推移

http://www.keidanren.or.jp/japanese/policy/seiji.html
-----------------------------------------

自民党と民主党は、まだ二大政党化していないにもかかわらず、こんな状況なのです。
そして、二大政党制のアメリカでは、こんな状況です↓

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■億万長者はブッシュ(またはゴア)を支持(ビル・トッテンのコラム)

2000年11月16日
投票日から2週間が過ぎようとする今も、勝者が決まらずに混迷を続ける米国の大統領選挙ですが、そもそもなぜ2人の候補者の得票数がこれほど僅差になるのか、今回のOur Worldでは“ Billionaires for Bush (or Gore) ”(「億万長者はブッシュ(またはゴア)を支持」)と称する団体のホームページをご紹介します(http://billionairesforbushorgore.com)。ここでは、どちらが大統領になろうと、金持ち優遇策を後押しする両候補の間には大差がないと、皮肉まじりに記述しています。富裕者がいかに米国の民主主義を略奪し、権力のある企業の要求を満たすことへと米国の国家的優先事項を歪めてしまったか、この団体はそれを暴露することを目的としています。是非、お読み下さい。
・・・・・(以下は下記URLをクリックして読んでください)
http://www.ashisuto.co.jp/corporate/totten/column/1175972_629.html
----------------------------------

二大政党化で何が来るか。
お隣の国(太平洋を超えてなのでちょっと遠いですが)で既に示されています。

>年金、事務所経費、貧しい者を救う政治、格差是正、自民党の問題発言等は争点になっていると思います。
>安倍は改憲の争点化に失敗したのです。

その失敗が国民にとってよいことかどうかという視点が大切です。
私は国民にとってよかったとは思いません。

>民主党が今回の選挙に勝っても有権者が改憲にGOサインを出した事にはなりません。
>この点が大事です。
>自民党が負ける事は安倍の改憲に対しては保留をしたと捉える事も可能です。
>改憲阻止派が勝つ事だけが改憲を阻止する手段ではありません。
>自民党が負ける事や改憲が争点から外れる事も改憲を阻止する手段です。
>このような複合的な戦
術によって我々は改憲を阻止しなければならないのです。
>民主党の中に改憲派がいるからと言って民主党の勝利=改憲ではありません。
>むしろ、野党が内ゲバをして安倍自民党が漁夫の利を得る事こそが改憲を促進するでしょう。

>選挙戦の最中では我々は有権者の意識同行を条件にして戦術を決定しなければなりません。

普段忙しい有権者が特に政治に関心を持つのは選挙の少し前から選挙期間まででしょう。
意識は、貴方や私同様、変わるものです。
不動ではありません。
二大政党化がマスゴミの既定路線であっても、それと違う意見に耳を傾ける余地も国民にはあるはずです。
そのためのネットではないのでしょうか。
政財界が作り出した既定路線に沿った戦術をネットでさらに上塗りするのは、それこそ時間の無駄です。

>日常活動の結果が現状を作っているのです。
>選挙が始まってから有権者の啓蒙を始めても手遅れです。

貴方は都知事選の時も同じことを言っておられましたが、普段はやっておられるのですか?
私は今年三月に目覚めて以降はうるさがられるくらいずっとやってますよ。
二大政党制の悪に目覚めてからまだ二度目の選挙です。普段と選挙時の区別をつけられても困ります。

>日常的には共産党と同様の主張をしている者が世論調査の結果を得て共産党では勝てそうもないので民主党を支持するというのは妥当な選択です。

どう妥当なのか?
ということを私はずっと言ってきているわけです。
ここでは繰り返しません。

>但し2人区で自民と民主が1人ずつ当選しそうな兵庫の様な選挙区で3番目に共産党が来ていたら共産党に投票するのは妥当です。
>1人区で自民か民主かの可能性しかない所で共産党に入れるのはアホです。
>それで自民が勝ったらどうするのですか?
>民主=自民という大雑把な議論をする人にとってはそれでいいでしょうが。

二大政党制になってますます格差拡大路線が固定化するよりはマシです。

>因みに私は比例は共産党に入れます。
>当選の可能性があるからです。
>可能性を考慮しない全ての選挙論議は不毛です。

可能性というものは変えられるものです。
二大政党化により格差が固定する可能性を考慮しない貴方の選挙論議こそ、不毛です。

>選挙は正しい主張をする場ではないのです。
>誰を国会に送る事ができるのかを考える場です。
>正しい事を言っていても当選しそうもない候補には入れないのが妥当な判断なのです。

私は、選挙とは民主主義をいかに実現できるかを決定する場だと思っています。
小選挙区制のみが国民の意思の国政への反映を妨げているのではありません。
少数野党への投票が死票になると考えて投票を避ける有権者の行動も、反映を妨げています。
国民の意思を代弁する政治家が多ければ多いほど、選挙後の政治は国民の立場に近いものとなります。民主主義を本物に近づけることができるのです。
そうすれば、国民は少しでも自分が生きたいように生きることができるようになります。
そのための民主主義であり、その準備段階としての選挙だというのが私の考えです。

>>小選挙区制をそのままにした上で二大政党化を批判しても無意味だ。

>無意味にしているのは、民主党への支持を呼びかける、「選挙のときだけ民主党支>>持」の左派陣営ではないでしょうか?

>日頃は共産党支持の人が情勢を判断して民主党を支持するのは賢い有権者の判断です。

その情勢を作るのも、そういう判断をする「普段は共産党支持の人」でしょう?

>具体的に誰を国会に送り込めるのかを考えるのが賢い有権者です。
>左派ならば最低「賢い有権者」になる必要があります。
>正しい事を言っていれば当選しなくてもいいなんて「賢くない有権者」です。
>それにしても貴方の議論には選挙情勢の判断が何も入っていない気がします。

何をもって賢いととるかは人それぞれです。
私は貴方の言う賢い有権者などには一生なりたくありませんね。
長期的な展望も、二大政党制を作りたい人がどういう人たちかという視点も、全くない。
私から言わせれば愚かな有権者です。
主権をこれから失うかもしれないのに、それを是認してしまっている。

また、貴方の議論を見てよく思うのは、貴方はマスコミの論調に乗っかりすぎだということです。
ただただ、マスゴミの喧伝する二大政党化路線に乗っかり、争点についても憲法は争点から外れたから大丈夫だというような楽観論。
そんなのはゴメンですね。
選挙の時だけではありません。普段もです。

>具体的情勢を見ずに一般論で「今しなければいつやるのか?」なんて言っているのです。
>現状分析も不明だし、今後の情勢シミュレーションも不明です。
>民主党の足を引っ張って自民党が勝ったら目も当てられない改憲促進になる事も考慮しないかのようです。

貴方には長期的な展望がない。
短期的に見たら貴方がおっしゃるように民主党が勢力を伸ばす方がいいかもしれません。
しかし、長期的に見たらどうか?
アメリカの二大政党制がよく物語っているのではないですか?

>民主党内部では改憲については色々な意見がある事はご存知なのでしょうか?

知ってますよ。
しかし、党としてどういう判断をするかを見るべきと私は主張してきています。

>改憲でまとまっている自民党とまとまっていない民主党ではどちらの方が改憲の近道ですか?
>こんな簡単な事も分からないようではダメですよ。

貴方は、ブログ及び阿修羅の読者がどんな層なのかを考慮していますか?
自民党に批判的な人が読むのが普通ですよ。
安倍批判が主なのですから、当然です。
民主党を批判したからといって自民党に票が流れますか?
-----------------------------------
この阿修羅で民主党を宣伝する意味は何ですか?
http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/163.html
投稿者 heart 日時 2007 年 7 月 22 日 17:56:34: QS3iy8SiOaheU
-----------------------------------

>>>選挙はまず当選してなんぼの世界なのだから。

>>政治家にとってはそうです。

>有権者にとってもそうです。
>自分が投票した人が当選してこそ自分の意見が政治に反映されるでしょう。
>しかし、国民主権、民主主義の理念から言えば、国民にとっては、自分の意見の代弁者を政界に送り込むことが選挙の本来の意味です。
>落選したら?自分の意見は何も通りません。

裏切られる恐れもあれば、
二大政党化によって自分の意見が金輪際反映されなくなる恐れもあるということを私は言っているのですが。

>>>得票数が増えた事で喜んでいるという負け犬根性ではダメだ。
>>民主党には勝てっこないから最初から民主党以外に投票することを考えない人こそ、負け犬根性だと思いますが。

>根性ではなくリアルに負けているのですよ。
>日常活動の共産党的主張がさほど広まらなかったという敗北の条件

それに拍車をかけることが負け犬だと言っています。

>の上での後退的戦闘を行っているのです。
>後退戦でも自民党にそれなりのダメージを与える為に苦肉の策として民主党を勝たせるという戦術を取っているのです。
>当落に関係なく得票が伸びる事だけが獲得目標なんてもっと敗北主義です。

短期的にはそうかもしれませんが長期的には貴方の戦略こそ敗北主義です。


>>また、小選挙区制の中選挙区制への制度改変しかないという議論は、今以上に二大政党化が進んだ場合には、それこそ実現不可能な理想論となってしまうでしょう。

>無党派層が多いという事自体が二大政党化と小選挙区の批判になっているのです。
>有権者の意思を反映する為には小選挙区と二大政党化ではダメだという議論をする必要があるのです。

していますが?

>共産党に投票する事は別にこの事の批判にはなっていません。
>共産党が当選したら今の制度でもOKって事になりますよ。

じゃあ貴方は共産党や社民党をこの参院選で消滅させたいのですか?
消滅させたら終わりですよ。
自分たちにとって都合のいい小選挙区制や二大政党制を自民党と民主党が捨てると思いますか?
変えろという圧力を持つ少数野党の存在しかなくなった状況で。

>日常活動において政策論議を活発にする事こそが一番重要であり、二大政党化を批判する事は形式的な議論への誘導という誤謬です。観念論なんです。

アメリカとイギリスの二大政党制はリアルです。観念論ではありません。

>自民党と民主党の二大政党化は似たりよったりだからダメだけど、自民党と護憲派連合の二大政党化だったらOKでしょ?
>まあ、実際にはあり得ないでしょうが、二大政党化という一般的論議をしていたらこういうおかしな議論に閉じ込められてしまうのです。

実際にはあり得ないような議論はしていません。
自民党と民主党による二大政党化というリアルな十分あり得ることを題材に論議をしています。

>有権者の意識変革と有権者の意識を正確に反映する政治制度のあり方が課題です。

有権者の意識を正確に反映しない二大政党化を事実上容認する発言をしていながら、そんなことがよく言えたものだと思いますが、考え方の違いですからしょうがないですね。

>私は全部全国区にしてテレビやネットで日常的にがんがん政策論議をして議員を選ぶというやり方でいいと思ってます。国会議員は国政をする者であり一地域が選挙区なんておかしいと思っています。だいたい地域にいても名前を連呼したり握手をしたりして何の判断材料になります?無意味です。

それは一見いいアイデアですが、人口過疎地に住む国民の意見を代弁してくれる議員が皆無になる恐れがあります。

>>巨大政党になった政党にとっては、少数野党を押さえ込んでくれる小選挙区制の放棄は、自殺行為であり、絶対にやろうとはしないでしょう。

小選挙区制の非民主性についてはもっと議論を活発に行うべきだと思っております。

そうですか。それを聞いてちょっと安心しました。

>民主党の足を引っ張る事が二大政党化への抵抗ですか?
>そうではなく小選挙区制の批判しかないでしょう。

民主党の足を引っ張ることはリアルな抵抗であり、小選挙区制の批判は観念論的な抵抗です。
二大政党化、小選挙区制を潰すためには、両方とも必要です。

>確かに二大政党化は世界権力の1つの手段として機能しているでしょう。
>大きな政党2つだけ牛耳っておけば管理できると。
>日本の民主党もそういう役割は担っていると思います。
>でも、その事の証明は困難なのです。

さっきから何度も挙げている
-----------------------------------
格差固定化、そして、民主主義の死。それが、英米の実態が物語る二大政党化の末路である。
http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/169.html
-----------------------------------

ではどうでしょうか。未来を証明することはできませんが、現在起きていることなら、検証可能ではないでしょうか。

>だからよりマシに見える民主党に一旦は勝たすしかないのです。

検証可能なので勝たすしかないということにはならないと思いますが、いかがでしょうか。

>より高等な戦術としては民主が自民党支持者の票をもっと食い共産党が民主党支持者の票を食うという二党派同時右傾化戦術です。

高等な戦術というか、それこそ私が今回期待していることです。

------------------------------------
民主党は”第二自民党的”だからこそ多くの支持が集まるのではないか?
http://www.asyura2.com/07/idletalk24/msg/635.html
投稿者 最大多数の最大幸福 日時 2007 年 7 月 18 日 01:45:52:
------------------------------------

という見方もあります。
マスコミが今とばかりに安倍自公政権を叩いている今、「民主が自民党支持者の票をもっと食う」という現象は、放っておいて起きるでしょう。

私がやっているのは、民主党以外の野党が民主党支持者の票を食うようにするという部分です。

>>本当の負け犬になりたくなかったら、民主党に投票しないことこそが賢い戦略だと思>います。

>既に負けているという事から出発しないといけません。

認識の相違です。
負けさせるかどうかは「選挙のときだけ民主党支持」者がそれを改めることができるかどうかにかかっているというのが私の考えです。

>新自由主義という形ではまだ有権者の間ではさほど議論になっていないでしょう。

名前はそうですね、あまり議論の場に上りませんね。

>民営化とは何か?ぐらいから議論していかなくてはならないでしょうね。
>民営化とは金儲けのネタ作りであり、公的事業(採算を度外視しないといけない事業)まで金儲けのネタにする事がどういう結果になるかを訴えなくてはいけません。
>実際にはハゲタカファンドに生贄を捧げる事だという事を訴えなくてはいけません。

今の庶民生活破壊は小泉がやった構造改革の結果であり、構造改革をやめることこそが格差是正の第一歩だということを訴えることがまず必要だと思います。
マスコミは、小泉の構造改革が格差を生んだということは言いますが、構造改革の必要性は主張しつづけるという矛盾したことをやっていますから。
まずこの矛盾をやめさせることかもしれません。

長々と、ありがとうございました。

============================================================================

【heart】
わかっている人はわかっている、しかしわかっていない人には何を言っても馬の耳に念仏。
言いたいことはほぼすべて言った。

正直言って、議論の前提も視野の長短も異なる者同士では、意見はすれ違うばかりであり、時間の無駄である。

選挙の時は黙っていろとか理想を語るなとかいうようなことを主張する者相手ではなおさらである。

-------------------------------------
【 i^i 氏】
注意していただきたいことは、選挙運動期間中でなければ他の野党を公平・
公正に批判することは一向に差し支えないし、支持者拡大に努めることも
大いに結構どころか、共産党や社民党が何とか現状を打破してある程度以上の
勢力を持つことが望ましいとさえ、私は考えているということです。
http://www.asyura2.com/07/idletalk25/msg/256.html

【秋吉悠加氏】
腐った自公政権を放置し続けるような、理想のイデオロギーを展開するなら
選挙の時を外して、展開して頂きたいものです。
国民庶民の立場への強烈な妨害と受け止められるような、イヤがらせに映る方法は
避けて頂きたいと思っているのです。
http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/373.html
-------------------------------------

ご両人に通底しているのは、自分の意見に都合の悪いことを言う者の意見を封じたいという考え。
民主党を推す声を封じようとする気はないところを見ると、特定の意見のみを封じたいという意見にほかならない。
民主党を推す声一色で固めたいということなのだろう。それも、マスコミと一緒になって。
これがファシズムでなくて何だろう。

憲法停止というものが外国の一部の国にはあるらしい。
緊急事態には、基本的人権の一部を制限できるとするものである。
この概念は、現行の日本国憲法にはない。
しかし、小沢と菅率いる当時の自由党と民主党が自民党と一緒になって通した有事法制はこの憲法違反の概念を日本に持ち込むものであった。
「選挙期間内に限っては」などという限定を言論活動に対しつける者たちは、基本的人権は常に守られるべきものだという意識すらないのであろう。
さすがは民主党応援団なだけあるといったところか。

後は明日の選挙結果を待つのみ。
あさってからは、短期的視点に囚われた人が多い阿修羅から離れて勉強と仕事に専念しようかな。
どんな社会が理想なのか、
具体的にどうやったら理想の社会が作れるのか、
何が理想の社会作りを阻んでいるのか、どうしたらその阻害要因を取り除けるのか
などを考えたい。

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