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(回答先: 護憲政党は軒並み敗北した 投稿者 佐藤巧 日時 2007 年 7 月 30 日 07:06:34)
http://www.asyura2.com/07/senkyo39/msg/898.htmlより一部抜粋・転載。
heartは、安倍自公政権が大きく議席を減らしたことについて、歓迎しています。
政界が流動的になったという意味でも、何かが変わりそうな気がしています。
ただ、どう変わるかについては大きな不安を感じます。
今回、いわゆる「護憲」派、憲法を権力者に守らせるべきとの考えの政党は、軒並み議席を減らしました。
社民党などは最悪ゼロということもありうるのではないかと少し心配していましたので、そこまでいかなかったということはよかったにしても、やはり、この議席数の少なさは尋常でないと感じます。
九条ネットも、議席ゼロでした。
(一つよかったことと言えば、東京選挙区で川田龍平が当選したことでしょうか。
共産、社民の候補が落選したこと、核発言もある政治素人の丸川珠代が当選したこと、改憲派の鈴木寛(民主)が当選したことは残念でしたが、川田龍平のマニフェストはなかなかのものであり(http://www.ryuheikawada.jp/manifesttxt2.shtml)、川田龍平に投票した都民の良識には感心させられるものがあります。
とはいえ、)
大筋として、憲法が政治の争点にはなり得ないということを、意識的にか、無意識にか、国民は示してしまったと思います。
話題に上るのは、年金問題、閣僚の暴言、放言、安倍の小泉と比べての「指導力」のなさ、云々。
同じ、政権に対するNOであっても、こんな中身の薄っぺらいNOでは、意味をなさないと思います。
(略)
憲法問題に話を戻しますが、民主党は恐らく、憲法を争点にすることなく、来るべき衆議院解散選挙を迎え撃つでしょう。争点にしなくてよい、護憲などより自民・公明引き摺り下ろしが先だと国民が言ったも同然ですから、当然、そう出てくるでしょう。
そして、今の勢い(マスゴミが作り出す空気と言った方がよいでしょう)を民主党が維持できれば、民主党は恐らく衆議院でも第一党になるでしょう。
その後が怖い。
憲法は白紙委任状態ですから、改憲はやりたい放題でしょう。
社民、共産、一部の民主党議員、無所属議員が反発したところで、ごまめの歯軋り、負け犬の遠吠え、と哀れみの目で見られるのが関の山。
というわけで、(民主党は)自民党と手を携えて、改憲していくでしょう。
もっとも、自民党とは表向き、対立を演じるかもしれません。
これまでも対案、修正案を出してそうしてきたように。
しかし、所詮はパフォーマンス。
落としどころは、国民が権力者の言いなりにならなければ憲法違反とみなされてしまうような「自主」憲法の制定となるでしょう。それも、背景にはアメリカの圧力。「押し付け憲法反対、自主憲法制定を!」が聞いてあきれる。(以下略)